雄英体育祭
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麗日さん、お疲れ様。いい戦いだったよ。
担架で運ばれる彼女に称賛を讃える。
『ああ麗日・・・ウン爆豪1回戦とっぱ』
マイクは麗日さんが負けて明らかに意気消沈してやる気無さげに言う。それをしょうちゃんがツッコミを入れるのを聞きながら先程の戦いを思い出す。
彼の個性は派手ながら動きや使い方は繊細。私が相手しても勝てるか勝てないかギリギリの所だろう。
勝つ見込みがあるとするなら、私が気配を殺す熟練度を上げる事かな。
考察をしていると、先程引き分けに終わった2人の腕相撲の勝敗が決まった。
あ、レクリエーションで爆豪くんを宥めてくれた人だ。
しかも2回戦爆豪くんと当たるのね。
応援しよ。
セメントスがステージを修復したのを見計らって2回戦が始まった。
『今回の体育祭両者トップクラスの成績!!まさしく両雄並び立ち今!!緑谷VS轟!!』
開始と同時に轟くんが氷を使って1回戦の時同様氷漬けにしようと襲いかかる。
だが、当たる直前に緑谷くんの個性だろうか?
凄まじい衝撃波で氷を弾く。
だが、様子がおかしい。
「・・・?指、骨折してる・・・自分の個性で怪我してるの?」
「制御出来てねえんだよ、あいつは」
「なにそれ、まるで個性使いたての赤ちゃんみたい」
氷結が襲いかかる度に指を犠牲にしながら破っていく。
かなり痛そうだが、轟くんをしっかりと見据えて何か弱点を探してるようだ。
あんな特大な攻撃をリスクなしで打つのはありえない。
避ければ氷漬けにされるだろうし、彼の判断は間違いなく最善策だろう。
でも、それでもその度に指がボロボロになるのは見てて気持ちいいものじゃない。
とうとう右手全て使えなくなり、それを見計らって轟くんが近接に持ち込もうと動き出す。
ギリギリの所で緑谷くんが後ろに飛ぶも、氷結が襲いかかる。
その瞬間、先程の比じゃない衝撃波が会場を襲う。
轟くんは場外へ出ないよう、氷を使い壁を作る。
・・・・・・あれ、右手に霜が降ってる。
もしかして氷を使いすぎると体温が下がるのかな。
だとしたら、左の半熱で体温調節すれば解決するんじゃないのかな?
でもこの大会で私が見た中では、彼は自分の氷を溶かす時しか使ってないように見える。
なにか訳ありかな。
緑谷くんも左腕がボロボロになってしまい、個性が使えない状態になってしまった。
氷結を使い、トドメをさそうとしたら壊れた指を使って弾く。
「ちょっ・・・!こんなことして大丈夫なの!?指治せなくなるんじゃ・・・」
「黙って見とけ」
「っでも!しょうちゃん・・・!」
「・・・・・・・・・」
しょうちゃんが私を睨みつけ、私は大人しく戦いに目を向ける。
丁度緑谷くんが轟くんのお腹めがけて殴り飛ばしていた。
『モロだぁーーーー!!!!生々しいの入ったあ!!!!』
どうしてそこまでするのか。
見ていられないのに魅入ってしまう。
緑谷くん、あなたは何をしようとしてるの?
緑谷くんが何かを叫んだ瞬間、轟くんの表情が変わった。
左側の炎を纏う轟くんを見て確信した。
緑谷くんは彼を救おうとしていたんだと。
「焦凍おおおお!!!!」
いきなりエンデヴァーが大声をあげて息子を応援する。
え、エンデヴァーって親バカなの!?
マイクも同じこと思ったのか
『エンデヴァーさん激励か?・・・・・・親ばかなのね』
と突っ込んだ。
担架で運ばれる彼女に称賛を讃える。
『ああ麗日・・・ウン爆豪1回戦とっぱ』
マイクは麗日さんが負けて明らかに意気消沈してやる気無さげに言う。それをしょうちゃんがツッコミを入れるのを聞きながら先程の戦いを思い出す。
彼の個性は派手ながら動きや使い方は繊細。私が相手しても勝てるか勝てないかギリギリの所だろう。
勝つ見込みがあるとするなら、私が気配を殺す熟練度を上げる事かな。
考察をしていると、先程引き分けに終わった2人の腕相撲の勝敗が決まった。
あ、レクリエーションで爆豪くんを宥めてくれた人だ。
しかも2回戦爆豪くんと当たるのね。
応援しよ。
セメントスがステージを修復したのを見計らって2回戦が始まった。
『今回の体育祭両者トップクラスの成績!!まさしく両雄並び立ち今!!緑谷VS轟!!』
開始と同時に轟くんが氷を使って1回戦の時同様氷漬けにしようと襲いかかる。
だが、当たる直前に緑谷くんの個性だろうか?
凄まじい衝撃波で氷を弾く。
だが、様子がおかしい。
「・・・?指、骨折してる・・・自分の個性で怪我してるの?」
「制御出来てねえんだよ、あいつは」
「なにそれ、まるで個性使いたての赤ちゃんみたい」
氷結が襲いかかる度に指を犠牲にしながら破っていく。
かなり痛そうだが、轟くんをしっかりと見据えて何か弱点を探してるようだ。
あんな特大な攻撃をリスクなしで打つのはありえない。
避ければ氷漬けにされるだろうし、彼の判断は間違いなく最善策だろう。
でも、それでもその度に指がボロボロになるのは見てて気持ちいいものじゃない。
とうとう右手全て使えなくなり、それを見計らって轟くんが近接に持ち込もうと動き出す。
ギリギリの所で緑谷くんが後ろに飛ぶも、氷結が襲いかかる。
その瞬間、先程の比じゃない衝撃波が会場を襲う。
轟くんは場外へ出ないよう、氷を使い壁を作る。
・・・・・・あれ、右手に霜が降ってる。
もしかして氷を使いすぎると体温が下がるのかな。
だとしたら、左の半熱で体温調節すれば解決するんじゃないのかな?
でもこの大会で私が見た中では、彼は自分の氷を溶かす時しか使ってないように見える。
なにか訳ありかな。
緑谷くんも左腕がボロボロになってしまい、個性が使えない状態になってしまった。
氷結を使い、トドメをさそうとしたら壊れた指を使って弾く。
「ちょっ・・・!こんなことして大丈夫なの!?指治せなくなるんじゃ・・・」
「黙って見とけ」
「っでも!しょうちゃん・・・!」
「・・・・・・・・・」
しょうちゃんが私を睨みつけ、私は大人しく戦いに目を向ける。
丁度緑谷くんが轟くんのお腹めがけて殴り飛ばしていた。
『モロだぁーーーー!!!!生々しいの入ったあ!!!!』
どうしてそこまでするのか。
見ていられないのに魅入ってしまう。
緑谷くん、あなたは何をしようとしてるの?
緑谷くんが何かを叫んだ瞬間、轟くんの表情が変わった。
左側の炎を纏う轟くんを見て確信した。
緑谷くんは彼を救おうとしていたんだと。
「焦凍おおおお!!!!」
いきなりエンデヴァーが大声をあげて息子を応援する。
え、エンデヴァーって親バカなの!?
マイクも同じこと思ったのか
『エンデヴァーさん激励か?・・・・・・親ばかなのね』
と突っ込んだ。