第♯♯♯話 幕間【にちじょう】
これは、弥子が小学校高学年の頃の話。
「弥子、お父さんと一緒にキノコ狩りに行かないか?」
「マジで!? 行くー!」
弥子の父、桂木遥一よういちが趣味の山登り兼キノコ狩りに弥子を誘い、おいしいものに目がない弥子は喜んでついていったのだった。
当日。
「いいかい、弥子。キノコ狩りや山菜採りは高尚な大人の趣味なんだ」
ナメコ、ナラタケ、ヒラタケ、ムキタケ、マイタケなど、メジャーかつ比較的採取しやすいキノコを次々と見つける弥子を、いさめるように遥一が言う。
「山を知り、自然を知り、人を知る。全ての知識が揃ったときに……見つけた!」
遥一が木の根元にある落ち葉をかき分けて手に取ったのは、
「ははは、見てごらん弥子! 一日かけて探せばこんなものも見つかるんだ!」
「マツタケ」
学名:Tricholoma matsutake
レア度:★★★★★
カサの直径:10cm
推奨料理:土瓶蒸し、松茸ご飯など
「うん、キノコ狩りって楽しいね!」
それに対して弥子が手にしていたのは、
「コウタケ」
学名:Sarcodon aspratus
レア度:★★★★★★
カサの直径:21cm
推奨料理:煮物、炒め物など
地域によってはマツタケよりも高価とされるコウタケだった。
「それで、ビギナーズラックがお父さんのプライド傷つけちゃったみたいで、周りのキノコを採り終わった頃には帰ってたんだ」
「そ、そうか。なかなかハードな子供時代を送ったんじゃな」
「なんつーか、みみっちいヤローだな」
「たまたまマグレで見つけただけなんだけどね…」
「弥子、お父さんと一緒にキノコ狩りに行かないか?」
「マジで!? 行くー!」
弥子の父、桂木遥一よういちが趣味の山登り兼キノコ狩りに弥子を誘い、おいしいものに目がない弥子は喜んでついていったのだった。
当日。
「いいかい、弥子。キノコ狩りや山菜採りは高尚な大人の趣味なんだ」
ナメコ、ナラタケ、ヒラタケ、ムキタケ、マイタケなど、メジャーかつ比較的採取しやすいキノコを次々と見つける弥子を、いさめるように遥一が言う。
「山を知り、自然を知り、人を知る。全ての知識が揃ったときに……見つけた!」
遥一が木の根元にある落ち葉をかき分けて手に取ったのは、
「ははは、見てごらん弥子! 一日かけて探せばこんなものも見つかるんだ!」
「マツタケ」
学名:Tricholoma matsutake
レア度:★★★★★
カサの直径:10cm
推奨料理:土瓶蒸し、松茸ご飯など
「うん、キノコ狩りって楽しいね!」
それに対して弥子が手にしていたのは、
「コウタケ」
学名:Sarcodon aspratus
レア度:★★★★★★
カサの直径:21cm
推奨料理:煮物、炒め物など
地域によってはマツタケよりも高価とされるコウタケだった。
「それで、ビギナーズラックがお父さんのプライド傷つけちゃったみたいで、周りのキノコを採り終わった頃には帰ってたんだ」
「そ、そうか。なかなかハードな子供時代を送ったんじゃな」
「なんつーか、みみっちいヤローだな」
「たまたまマグレで見つけただけなんだけどね…」
