第13話 繋【こいびと】
「それで、てめーは誰だ」
再び馬車に乗った一行は、旅を再開した。
状況を把握するため、承太郎が弥子を問い詰める。
「桂木弥子だが?」
「オメーさっきヤコって呼んでただろ! まるで他人呼ぶみてーに! スタンド攻撃でこうなったんじゃあねーだろーなぁ!」
「…まさか、いわゆる多重人格というやつでは」
「ふーむ、充分あり得るのぉ。多重人格というのは事故の衝撃や心理的負担などによって、新しい人格をつくりだすという。桂木が元々そうだったのかもしれんし、DIOとの接触やこの過酷な旅で精神的に負担がかかっていたのやもしれん」
「で、どーなんだ」
「……………」
弥子は承太郎の問いには答えず、足を組んで流れゆく景色を眺めていた。
「答えろよっ。腹立つな~コイツ」
「…心配せずとも、次に寝て起きた頃にはあのダンゴムシに戻っている。貴様らは食料の心配だけしていればいい」
「……まさかとは思うが、ダンゴムシっていうのは弥子ちゃんのことか?」
「それ以外に誰がいる」
「………………」
なんなんだコイツは…と一行はため息を吐いたのだった。
再び馬車に乗った一行は、旅を再開した。
状況を把握するため、承太郎が弥子を問い詰める。
「桂木弥子だが?」
「オメーさっきヤコって呼んでただろ! まるで他人呼ぶみてーに! スタンド攻撃でこうなったんじゃあねーだろーなぁ!」
「…まさか、いわゆる多重人格というやつでは」
「ふーむ、充分あり得るのぉ。多重人格というのは事故の衝撃や心理的負担などによって、新しい人格をつくりだすという。桂木が元々そうだったのかもしれんし、DIOとの接触やこの過酷な旅で精神的に負担がかかっていたのやもしれん」
「で、どーなんだ」
「……………」
弥子は承太郎の問いには答えず、足を組んで流れゆく景色を眺めていた。
「答えろよっ。腹立つな~コイツ」
「…心配せずとも、次に寝て起きた頃にはあのダンゴムシに戻っている。貴様らは食料の心配だけしていればいい」
「……まさかとは思うが、ダンゴムシっていうのは弥子ちゃんのことか?」
「それ以外に誰がいる」
「………………」
なんなんだコイツは…と一行はため息を吐いたのだった。
