真実を映す鏡 5
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―尸魂界―
「――以上が十一番隊及び九番隊よりの報告です」
村落の民が全員いなくなった件についてだ。虚の仕業ではなく、流魂街の民が同じ流魂街を連れ去ったのではないか……というのが報告だった。
「続いて十番隊――――がっ!!!」
部下の言葉が途切れる。総隊長、山本元柳斎は目を細めて後ろを振り返る。後ろには白い服を纏った顔の見えない『何者か』がいた。
「お初にお目に掛かる。護廷十三隊総隊長、山本元柳斎重國殿とお見受けする。――宣戦布告に参った――」
山本元柳斎は思わずピクッと眉頭を動かす。
「しかし驚いたな。護廷十三隊総隊長の私室とも呼ぶべき執務室にこうも易々と侵入できるとは。警備に対する意識が些か低過ぎるのではないか?」
「心配無用。此の儂が居る。それに勝る警備など無い」
「……そうか。それが最後の不遜だ。山本元柳斎」
―現世 一護視点―
イーバーンの武器から巨大な火の塊が出て攻撃を仕掛けてくる。それを俺は軽く受け止めた。
さっきのブレスレットは何だ――……。見覚えがあった。石田の持ってるものに似てるんだ。同じもんなのか? だとしたらあいつは――……!?
再度イーバーンは武器を構える。
だけどあいつには仮面がついてる。破面にしかついてない筈の仮面が。
イーバーンは今度は小さな火の塊を同時に飛ばしてきた。だが。
「どうした黒崎一護!! 躱すだけか!? お前の力というのはそんなものか!!」
おかしい……。こいつさっきから挑発ばっかじゃねえか……。
「そのザマでは卍解しなければ私には勝てんぞ!!」
これも挑発。正体も襲ってくる理由もわからねえ。乗ってみるか――……。
「――――卍解」
思惑通りイーバーンが何かを取り出した。一瞬で俺の周りを光の柱が覆う。
「!?」
その光の柱に霊力……いや卍解が徐々に徐々に吸い取られていく。
「う……。おおおオオオ!!!!!」
何なんだ。何なんだよ、これはっ!!!
俺は渾身の力で光の柱を薙ぎ払い、そして。
「――――月牙天衝!!!」
相手に攻撃を叩きつける。
「そんな……何故だ……ッ!!!」
イーバーンはゼエゼエと息を切らしている。黒焦げにはなっているが五体満足だ。
「何故奴の卍解は消えないのだ!!! 『あいつ』に偽物を掴まされたのか!?」
俺は眉をしかめながら刃先をイーバーンの右肩に向ける。
「……『卍解が消える』? 『あいつに偽物を掴まされた』? どういう意味だ」
「……クソッ」
イーバーンが小声で悪態をついた瞬間、イーバーンの前に影が現れる。俺はその得体の知れない影から距離を取った。
「心配するな。この影は選ばれし者しか隠さない」
「!!」
影はイーバーンを包み込み俺の目の前から消えた。
「――以上が十一番隊及び九番隊よりの報告です」
村落の民が全員いなくなった件についてだ。虚の仕業ではなく、流魂街の民が同じ流魂街を連れ去ったのではないか……というのが報告だった。
「続いて十番隊――――がっ!!!」
部下の言葉が途切れる。総隊長、山本元柳斎は目を細めて後ろを振り返る。後ろには白い服を纏った顔の見えない『何者か』がいた。
「お初にお目に掛かる。護廷十三隊総隊長、山本元柳斎重國殿とお見受けする。――宣戦布告に参った――」
山本元柳斎は思わずピクッと眉頭を動かす。
「しかし驚いたな。護廷十三隊総隊長の私室とも呼ぶべき執務室にこうも易々と侵入できるとは。警備に対する意識が些か低過ぎるのではないか?」
「心配無用。此の儂が居る。それに勝る警備など無い」
「……そうか。それが最後の不遜だ。山本元柳斎」
―現世 一護視点―
イーバーンの武器から巨大な火の塊が出て攻撃を仕掛けてくる。それを俺は軽く受け止めた。
さっきのブレスレットは何だ――……。見覚えがあった。石田の持ってるものに似てるんだ。同じもんなのか? だとしたらあいつは――……!?
再度イーバーンは武器を構える。
だけどあいつには仮面がついてる。破面にしかついてない筈の仮面が。
イーバーンは今度は小さな火の塊を同時に飛ばしてきた。だが。
「どうした黒崎一護!! 躱すだけか!? お前の力というのはそんなものか!!」
おかしい……。こいつさっきから挑発ばっかじゃねえか……。
「そのザマでは卍解しなければ私には勝てんぞ!!」
これも挑発。正体も襲ってくる理由もわからねえ。乗ってみるか――……。
「――――卍解」
思惑通りイーバーンが何かを取り出した。一瞬で俺の周りを光の柱が覆う。
「!?」
その光の柱に霊力……いや卍解が徐々に徐々に吸い取られていく。
「う……。おおおオオオ!!!!!」
何なんだ。何なんだよ、これはっ!!!
俺は渾身の力で光の柱を薙ぎ払い、そして。
「――――月牙天衝!!!」
相手に攻撃を叩きつける。
「そんな……何故だ……ッ!!!」
イーバーンはゼエゼエと息を切らしている。黒焦げにはなっているが五体満足だ。
「何故奴の卍解は消えないのだ!!! 『あいつ』に偽物を掴まされたのか!?」
俺は眉をしかめながら刃先をイーバーンの右肩に向ける。
「……『卍解が消える』? 『あいつに偽物を掴まされた』? どういう意味だ」
「……クソッ」
イーバーンが小声で悪態をついた瞬間、イーバーンの前に影が現れる。俺はその得体の知れない影から距離を取った。
「心配するな。この影は選ばれし者しか隠さない」
「!!」
影はイーバーンを包み込み俺の目の前から消えた。