真実を映す鏡 5
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
走り出してから違和感に気付く。何やら向こう側で大きな音が連続でしている。
「あれはトレス・ベスティアの霊圧っス!!」
「うおおっ!?」
肩からネルがばーんと飛び出す。
一人で飛び出したはずなのにいつの間にかネルが肩に乗っている。俺はため息を吐いて「で? そのトレス何たらってのは?」と尋ねる。
「トレス・ベスティア! 『3匹だけのけだもの』って意味っス! ハリベル様直属の3品の従属官 でチョー強くてチョーこわくて、その上共喰いするみたいにいつも3人でお互いの命を狙い合ってるっつうチョーイカレたモンスター3人衆っス……!」
そしてネルは「うおおおおおお、おそろしいっス。一護おおおお!!」と俺の目を塞ぐ。
「前が見えねえよ、バカ野郎っ!!!」
「しまったっスー!!」
そんな中、井上の「あんな大騒ぎをしたら見つかっちゃうんじゃないかな…」という声が後ろから聞こえていた。
―尸魂界―
「――以上が今回の賊軍侵入案件についての顛末報告全文です」
「ご苦労、阿近。退がって良いヨ」
十二番隊隊長、涅マユリがそう呼びかけると、阿近は素直に出て行く。
今は隊長揃い踏みの隊首会だ。
「……さて今回の旅禍――。――仮に『賊軍』と呼んでいるが……。自らの勢力を「見えざる帝国」と呼称するこの賊軍の侵入と近時の虚消失案件とは一つに繋がっている。賢明な隊長諸君には既に判断がついている事と思うが――」
マユリは目線だけを後ろの京楽隊長に向ける。
「賊軍の正体は『滅却師 』だ」
「「「!!!」」」
「奴等がどうやって生き残り勢力を拡大したのかは知る由も無いが。警戒すべきは奴等がどうやら遮魂膜を通過する方法を持っているという事と、雀部副隊長の遺言によればどうやら卍解を封じる……もしくは無力化する手段を持って」
「もうよい」
マユリの言葉を一番隊隊長、山本元柳斎が遮る。
「情報の共有はもう充分であろう。お主に求めるのはその先。――奴等の根城は何処に在るのか」
「…………。……残念ながらそれはまだ……」
「……そうか。ならば此方から攻め入る術も無し」
元柳斎はゴンと杖を床につく。
「……全隊長に命ず。これより戦の準備にかかれ。直ちに全霊全速で準備を整えよ。二度と奴等に先手など取らせてはならぬ!」
「あれはトレス・ベスティアの霊圧っス!!」
「うおおっ!?」
肩からネルがばーんと飛び出す。
一人で飛び出したはずなのにいつの間にかネルが肩に乗っている。俺はため息を吐いて「で? そのトレス何たらってのは?」と尋ねる。
「トレス・ベスティア! 『3匹だけのけだもの』って意味っス! ハリベル様直属の3品の
そしてネルは「うおおおおおお、おそろしいっス。一護おおおお!!」と俺の目を塞ぐ。
「前が見えねえよ、バカ野郎っ!!!」
「しまったっスー!!」
そんな中、井上の「あんな大騒ぎをしたら見つかっちゃうんじゃないかな…」という声が後ろから聞こえていた。
―尸魂界―
「――以上が今回の賊軍侵入案件についての顛末報告全文です」
「ご苦労、阿近。退がって良いヨ」
十二番隊隊長、涅マユリがそう呼びかけると、阿近は素直に出て行く。
今は隊長揃い踏みの隊首会だ。
「……さて今回の旅禍――。――仮に『賊軍』と呼んでいるが……。自らの勢力を「見えざる帝国」と呼称するこの賊軍の侵入と近時の虚消失案件とは一つに繋がっている。賢明な隊長諸君には既に判断がついている事と思うが――」
マユリは目線だけを後ろの京楽隊長に向ける。
「賊軍の正体は『
「「「!!!」」」
「奴等がどうやって生き残り勢力を拡大したのかは知る由も無いが。警戒すべきは奴等がどうやら遮魂膜を通過する方法を持っているという事と、雀部副隊長の遺言によればどうやら卍解を封じる……もしくは無力化する手段を持って」
「もうよい」
マユリの言葉を一番隊隊長、山本元柳斎が遮る。
「情報の共有はもう充分であろう。お主に求めるのはその先。――奴等の根城は何処に在るのか」
「…………。……残念ながらそれはまだ……」
「……そうか。ならば此方から攻め入る術も無し」
元柳斎はゴンと杖を床につく。
「……全隊長に命ず。これより戦の準備にかかれ。直ちに全霊全速で準備を整えよ。二度と奴等に先手など取らせてはならぬ!」