真実を映す鏡 5
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
―一護視点―
「さ、出ますよ」
浦原さんの言葉で一気に足元が崩れる。
「わわっおそらっス!!」
「浦原さんのは大体いつもこうだよ!」
そう言いながら俺はネルの首根っこを掴んでやる。そのまま俺たちは一気に下へ落ちていく。
「おちるっスーーー!!」
「三天結盾!」
フワリン
「おちなかったっスーーー!!」
「うるせえよ!!」
俺はネルとペッシェの口を防ぐ。というのも軍服を着た男二人を目視していたからだ。
俺たちは井上の三天結盾に包まれて怪我をする事なく、無事に虚圏の土に足をつける。俺は軽く井上に目配せしてから壁から後ろの様子を伺う。
どうも俺たちは大きな岩と岩の間に収まるように落ちたようだ。そして岩の後ろから少し離れた先に先程目視した軍服を着た男が二人いる。
「……どうやら気付かれなかったみたいだ」
「マジかよ。あんだけ騒いだのにか」
浦原さんは周囲を見渡す。
「物音がした気がしても彼等がこっちに戻らなかったのは「ここにはもう生きてる虚も破面も居ない」って事が判ってるからみたいっスね」
その言葉に俺たちは周囲を見渡した。
血、血、血――。辺り一面虚の死体が転がっている。
俺は少し眉をひそめてネルの目を手で覆った。
「おまえは見なくていい」
井上の盾舜六花が周囲を飛び交う。やがて盾舜六花が井上の元へ戻り、井上は静かに首を振った。
「……だめ、ほんとに生きてる人はいないみたい……」
「……そうだろう。それが奴等のやり口だ」
ペッシェは目を細めて横の岩場に目をやる。青い炎がチラチラと揺れていた。
「あれは奴等の使う霊子を凝縮した炎だ。あれのお陰で本来燃える筈の無い虚圏の岩や砂までもが焼き払われた。見た事もない奴等の能力の前に我々は統率も為す術を失った。逃げまどうより他に無かったのだ……――――」
「……さっき連れられてた連中は?」
「……恐らくこの先の奴等の陣地に連行され、そこで殺される者と連れ去られる者とに分けられる。そして……」
「わかった、じゃあ助けに行くぞ」
「えッ!? なな……何だと!? まてまて! あの集団にドンドチャッカはいないぞ!!」
「だから何だよ?」
俺はいちいち喚きたてるペッシェを振り返る。
「どうせドンドチャッカは助けるんだ。その前に何人助けようが一緒だろ」
そう言って俺は相手陣に向かって走り出した。
「さ、出ますよ」
浦原さんの言葉で一気に足元が崩れる。
「わわっおそらっス!!」
「浦原さんのは大体いつもこうだよ!」
そう言いながら俺はネルの首根っこを掴んでやる。そのまま俺たちは一気に下へ落ちていく。
「おちるっスーーー!!」
「三天結盾!」
フワリン
「おちなかったっスーーー!!」
「うるせえよ!!」
俺はネルとペッシェの口を防ぐ。というのも軍服を着た男二人を目視していたからだ。
俺たちは井上の三天結盾に包まれて怪我をする事なく、無事に虚圏の土に足をつける。俺は軽く井上に目配せしてから壁から後ろの様子を伺う。
どうも俺たちは大きな岩と岩の間に収まるように落ちたようだ。そして岩の後ろから少し離れた先に先程目視した軍服を着た男が二人いる。
「……どうやら気付かれなかったみたいだ」
「マジかよ。あんだけ騒いだのにか」
浦原さんは周囲を見渡す。
「物音がした気がしても彼等がこっちに戻らなかったのは「ここにはもう生きてる虚も破面も居ない」って事が判ってるからみたいっスね」
その言葉に俺たちは周囲を見渡した。
血、血、血――。辺り一面虚の死体が転がっている。
俺は少し眉をひそめてネルの目を手で覆った。
「おまえは見なくていい」
井上の盾舜六花が周囲を飛び交う。やがて盾舜六花が井上の元へ戻り、井上は静かに首を振った。
「……だめ、ほんとに生きてる人はいないみたい……」
「……そうだろう。それが奴等のやり口だ」
ペッシェは目を細めて横の岩場に目をやる。青い炎がチラチラと揺れていた。
「あれは奴等の使う霊子を凝縮した炎だ。あれのお陰で本来燃える筈の無い虚圏の岩や砂までもが焼き払われた。見た事もない奴等の能力の前に我々は統率も為す術を失った。逃げまどうより他に無かったのだ……――――」
「……さっき連れられてた連中は?」
「……恐らくこの先の奴等の陣地に連行され、そこで殺される者と連れ去られる者とに分けられる。そして……」
「わかった、じゃあ助けに行くぞ」
「えッ!? なな……何だと!? まてまて! あの集団にドンドチャッカはいないぞ!!」
「だから何だよ?」
俺はいちいち喚きたてるペッシェを振り返る。
「どうせドンドチャッカは助けるんだ。その前に何人助けようが一緒だろ」
そう言って俺は相手陣に向かって走り出した。