真実を映す鏡 5
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―一護視点―
俺はネルとペッシェを家に入れた。夜で申し訳ないとは思ったが石田や茶渡達も呼んだ。
「悪いな。こんな時間に集まってもらって」
「いや、それはいいんだが……」
茶渡はネルに目線を向ける。
「本当なのか? 虚圏が……」
「なんスか! 巨人族のおっちゃんはネルの言うことが信ズらんねえスか!!」
「いや……そういう訳じゃ……」
「事実だ」
ペッシェが二人の会話に割って入ってきた。
「バラガン様とスターク様亡き後実質的に虚圏を統治していたのはハリベル様だった……。そのハリベル様が突如何者かに倒され、そのまま連れ去られたのだ……。連れ去った連中の正体は分からん。だが奴等の目的はどうやら自分達の尖兵を破面から選抜し連れ去る事の様だった」
「!」
イーバーンと名乗った男が頭をよぎる。
――あいつもそうか…………。
「そして我々にとって一番の問題は……その奴等にドンドチャッカが捕まっているという事だ……!」
「……黒崎くん……」
「……訊くまでもないな。助けに行くんだろう」
井上と茶渡の言葉に頷こうとする。も、「――すまないが」と石田が口を開いた。俺は後ろにいる石田を振り返る。
「僕は今回同行できない」
「石田くん……」
「石田……」
俺は「ああ」と石田に対して頷く。
「滅却師は虚を滅却する為に居るんだもんな」
「……」
「お前ならそう言うと思ってたんだけどよ。でも一応こえかけとかねえとお前あとでスネるだろ」
「……お前な……」
その時「なーんか楽しそうなおハナシしてますねエ」と軽い声が外から聞こえた。窓に目をやると浦原さんがいつの間にか寄りかかっていた。
「虚圏旅行、ご手配しましょうか?」
――――――――――
ユーグラム・ハッシュヴァルトは地面に落ちていたメダリオンを拾った。
「どうした?」
陛下のユーハバッハに問われユーグラムは「イーバーンのメダリオンです。使用した形跡があります」と淡々と答える。
「ですが……黒崎一護の卍解を捕獲できていません」
その言葉に隣の女がビクリと肩を震わす。
女は両親が発明家の滅却師で、女自身は最近まで死神と行動を共にしていたらしい。
女は「黒崎一護は……」と先程まで肩を震わせていたとは思えない落ち着いた声で話す。
「彼も私と同じ存在ですから。特別なやり方が必要かと思われます」
「成程」
「予想はできた事ですが実証できた価値は大きいかと」
「逸る愚者も時には必要か」
ユーハバッハは横目でユーグラムをとらえる。
「虚圏の狩猟部隊 に連絡しろ。馬鹿者も幾つか殺さずに拾って来いとな」
「――了解しました。陛下」
俺はネルとペッシェを家に入れた。夜で申し訳ないとは思ったが石田や茶渡達も呼んだ。
「悪いな。こんな時間に集まってもらって」
「いや、それはいいんだが……」
茶渡はネルに目線を向ける。
「本当なのか? 虚圏が……」
「なんスか! 巨人族のおっちゃんはネルの言うことが信ズらんねえスか!!」
「いや……そういう訳じゃ……」
「事実だ」
ペッシェが二人の会話に割って入ってきた。
「バラガン様とスターク様亡き後実質的に虚圏を統治していたのはハリベル様だった……。そのハリベル様が突如何者かに倒され、そのまま連れ去られたのだ……。連れ去った連中の正体は分からん。だが奴等の目的はどうやら自分達の尖兵を破面から選抜し連れ去る事の様だった」
「!」
イーバーンと名乗った男が頭をよぎる。
――あいつもそうか…………。
「そして我々にとって一番の問題は……その奴等にドンドチャッカが捕まっているという事だ……!」
「……黒崎くん……」
「……訊くまでもないな。助けに行くんだろう」
井上と茶渡の言葉に頷こうとする。も、「――すまないが」と石田が口を開いた。俺は後ろにいる石田を振り返る。
「僕は今回同行できない」
「石田くん……」
「石田……」
俺は「ああ」と石田に対して頷く。
「滅却師は虚を滅却する為に居るんだもんな」
「……」
「お前ならそう言うと思ってたんだけどよ。でも一応こえかけとかねえとお前あとでスネるだろ」
「……お前な……」
その時「なーんか楽しそうなおハナシしてますねエ」と軽い声が外から聞こえた。窓に目をやると浦原さんがいつの間にか寄りかかっていた。
「虚圏旅行、ご手配しましょうか?」
――――――――――
ユーグラム・ハッシュヴァルトは地面に落ちていたメダリオンを拾った。
「どうした?」
陛下のユーハバッハに問われユーグラムは「イーバーンのメダリオンです。使用した形跡があります」と淡々と答える。
「ですが……黒崎一護の卍解を捕獲できていません」
その言葉に隣の女がビクリと肩を震わす。
女は両親が発明家の滅却師で、女自身は最近まで死神と行動を共にしていたらしい。
女は「黒崎一護は……」と先程まで肩を震わせていたとは思えない落ち着いた声で話す。
「彼も私と同じ存在ですから。特別なやり方が必要かと思われます」
「成程」
「予想はできた事ですが実証できた価値は大きいかと」
「逸る愚者も時には必要か」
ユーハバッハは横目でユーグラムをとらえる。
「虚圏の
「――了解しました。陛下」