主人と僕の旅路 4
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曲霊!?
「四魂の玉は……正にも邪にもなる。玉が正しい霊を宿す直霊に対して、曲霊は邪悪に汚れた霊のこと」
私は弥勒さんの言葉を聞きながら、ということは……と思考を巡らせる。
あれは汚れた魂そのもの、ということか。妖怪じゃないのなら、殺生丸さまより強い毒を持っていたのも頷ける。
犬夜叉さんが曲霊を斬ろうとする。だが、曲霊の触手が殺生丸さまを囲いギリギリと締め付けていた。
これじゃ、曲霊に手を出せないっ。
曲霊はバキバキと殺生丸さまの頭まで触手で囲ってしまう。
「殺生丸さま!」
まさかの事態がよぎって胸がヒヤリとする。殺生丸さまに限ってそんな簡単にやられるわけはないと分かっているけれど。
その期待と共にすぐに殺生丸さまは変化を解いて、曲霊から抜け出した。
「「殺生丸さまっ!」」
殺生丸さまはすぐに爪を伸ばしてすぐに戦闘状態へ入る。
殺生丸さまは曲霊の触手を次々と裂いていく。けれど触手は次から次へと殺生丸さまに襲い掛かっていく。
このままじゃまた捕まってしまう……。
その時、犬夜叉さんが殺生丸さまの前に立つ。
「殺生丸、おれの助太刀が気にくわねえのはわかってる。でも今は……」
犬夜叉さんは鉄砕牙を冥道残月破に変化させる。
だが、曲霊は触手をみずから飛び散らせてきた。
「こっちに来る!」
「飛来骨!」
「炎虎!」
私と珊瑚さんはとびかかってきた触手をなぎ倒していく。
けれど――。
「これじゃ埒が明かない!!!」
なぎ倒して行っても触手は細かく分裂するばかりだ。
「ならば風穴で……」
そう弥勒さんが右手を掲げた時、急に琥珀君が起き上がる。
「!」
琥珀君はガッと弥勒さんの右腕を掴む。
この黒い気配……。四魂のかけらに操られている!?
すると今度は琥珀君のくびのかけらを狙おうと触手が向かってくる。
「っ! 琥珀君!」
私はガッと琥珀君の頭を抱える。曲霊の触手は眼前だ。
っ……。
ギュッと目を閉じた。が、すぐに殺生丸さまの妖気を感じて目を開く。
殺生丸さまが私達の乗っている阿吽の前に立ってくれている。
曲霊はニヤリと不気味な笑みを浮かべて、犬夜叉さんに口を開く。
「刀を使わんのか?」
「!」
「使えまいな。飛び散ったわしのどこを狙っても――きさまの仲間が巻き添えで死ぬ……」
確かに。冥道残月破は強大な技だ……。
私が眉をひそめると殺生丸さまは「ついてこい」と静かに声をかけてくる。
私はコクリと頷くと弥勒さんに目配せをする。
私達は殺生丸さまについて、珊瑚さんや犬夜叉さんと合流していく。
そうか。殺生丸さまは曲霊の体を集めようとしているんだ。囲まれてしまえばお互い傷つけあわずにすむから。
「あとは自分たちで身を守れ」
殺生丸さまはそれだけ言うと私達に背を向けて曲霊に向かって行く。
「殺生丸さま!!!」
私は殺生丸さまを大きな声で呼ぶが、殺生丸さまは私を振り返る事は無い。
なんだか嫌な予感がする。神楽の時に感じた――嫌な予感が。
殺生丸さまは曲霊に向かいながらスッと天生牙に手を伸ばす。
「!?」
どうして天生牙を…………。いや、違う。天生牙でしか斬れないものがある。
殺生丸さまは顔だけになった曲霊を通り過ぎる。と空を斬った。
「!!!」
すると一気に何もない空中に顔が大きく映った。
「おのれ……」
「もしや……曲霊の本体か!?」
天生牙はこの世のものではなく、あの世のものを斬る刀。つまり曲霊本体の邪な霊魂なら斬ることができる。
それなのに――。この嫌な予感はなんだ。
殺生丸さまは再び刀を振るおうとするが、奈落の体を使った触手で塞がれる。
「なんだその刀は。霊魂は斬れてもこの世のもの……奈落の体は斬れんのか?」
「殺生丸さまっ!!!」
触手が徐々に殺生丸さまを苦しめていく。そしてドガッと嫌な音がした。
殺生丸さまの体が下から触手に貫かれていた――。
「四魂の玉は……正にも邪にもなる。玉が正しい霊を宿す直霊に対して、曲霊は邪悪に汚れた霊のこと」
私は弥勒さんの言葉を聞きながら、ということは……と思考を巡らせる。
あれは汚れた魂そのもの、ということか。妖怪じゃないのなら、殺生丸さまより強い毒を持っていたのも頷ける。
犬夜叉さんが曲霊を斬ろうとする。だが、曲霊の触手が殺生丸さまを囲いギリギリと締め付けていた。
これじゃ、曲霊に手を出せないっ。
曲霊はバキバキと殺生丸さまの頭まで触手で囲ってしまう。
「殺生丸さま!」
まさかの事態がよぎって胸がヒヤリとする。殺生丸さまに限ってそんな簡単にやられるわけはないと分かっているけれど。
その期待と共にすぐに殺生丸さまは変化を解いて、曲霊から抜け出した。
「「殺生丸さまっ!」」
殺生丸さまはすぐに爪を伸ばしてすぐに戦闘状態へ入る。
殺生丸さまは曲霊の触手を次々と裂いていく。けれど触手は次から次へと殺生丸さまに襲い掛かっていく。
このままじゃまた捕まってしまう……。
その時、犬夜叉さんが殺生丸さまの前に立つ。
「殺生丸、おれの助太刀が気にくわねえのはわかってる。でも今は……」
犬夜叉さんは鉄砕牙を冥道残月破に変化させる。
だが、曲霊は触手をみずから飛び散らせてきた。
「こっちに来る!」
「飛来骨!」
「炎虎!」
私と珊瑚さんはとびかかってきた触手をなぎ倒していく。
けれど――。
「これじゃ埒が明かない!!!」
なぎ倒して行っても触手は細かく分裂するばかりだ。
「ならば風穴で……」
そう弥勒さんが右手を掲げた時、急に琥珀君が起き上がる。
「!」
琥珀君はガッと弥勒さんの右腕を掴む。
この黒い気配……。四魂のかけらに操られている!?
すると今度は琥珀君のくびのかけらを狙おうと触手が向かってくる。
「っ! 琥珀君!」
私はガッと琥珀君の頭を抱える。曲霊の触手は眼前だ。
っ……。
ギュッと目を閉じた。が、すぐに殺生丸さまの妖気を感じて目を開く。
殺生丸さまが私達の乗っている阿吽の前に立ってくれている。
曲霊はニヤリと不気味な笑みを浮かべて、犬夜叉さんに口を開く。
「刀を使わんのか?」
「!」
「使えまいな。飛び散ったわしのどこを狙っても――きさまの仲間が巻き添えで死ぬ……」
確かに。冥道残月破は強大な技だ……。
私が眉をひそめると殺生丸さまは「ついてこい」と静かに声をかけてくる。
私はコクリと頷くと弥勒さんに目配せをする。
私達は殺生丸さまについて、珊瑚さんや犬夜叉さんと合流していく。
そうか。殺生丸さまは曲霊の体を集めようとしているんだ。囲まれてしまえばお互い傷つけあわずにすむから。
「あとは自分たちで身を守れ」
殺生丸さまはそれだけ言うと私達に背を向けて曲霊に向かって行く。
「殺生丸さま!!!」
私は殺生丸さまを大きな声で呼ぶが、殺生丸さまは私を振り返る事は無い。
なんだか嫌な予感がする。神楽の時に感じた――嫌な予感が。
殺生丸さまは曲霊に向かいながらスッと天生牙に手を伸ばす。
「!?」
どうして天生牙を…………。いや、違う。天生牙でしか斬れないものがある。
殺生丸さまは顔だけになった曲霊を通り過ぎる。と空を斬った。
「!!!」
すると一気に何もない空中に顔が大きく映った。
「おのれ……」
「もしや……曲霊の本体か!?」
天生牙はこの世のものではなく、あの世のものを斬る刀。つまり曲霊本体の邪な霊魂なら斬ることができる。
それなのに――。この嫌な予感はなんだ。
殺生丸さまは再び刀を振るおうとするが、奈落の体を使った触手で塞がれる。
「なんだその刀は。霊魂は斬れてもこの世のもの……奈落の体は斬れんのか?」
「殺生丸さまっ!!!」
触手が徐々に殺生丸さまを苦しめていく。そしてドガッと嫌な音がした。
殺生丸さまの体が下から触手に貫かれていた――。