主人と僕の旅路 4
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
触手が私へと迫る。
「!!!」
ダメだ……。今から炎虎に指示を出しても間に合わない!!!
痛みに耐えようとグッと唇を噛んだ。その瞬間だった――。
殺生丸さまの手が私へとのびる。
「っ!!!」
そして殺生丸様! ――と叫ぶ間もなく触手が殺生丸様の右腕を貫通した。
殺生丸さまはわずかに眉をひそめて妖怪を睨みつける。
「これで終わりか……」
妖怪はさらに殺生丸さまへと触手を伸ばしてくる。だが。
「この野郎!」という声と共に触手が斬られた。
犬夜叉さんだ……。それにかごめちゃんも。皆いる。
私はホッと息を吐いてから殺生丸さまに駆け寄る。
「あの、殺生丸さま。ごめんなさい。私のせいで」
「……そう思うなら無茶をするな」
「はい」
シュンと肩を落とす。
そして肩を落としてから気付いた。
あれ……? 今、殺生丸さま無茶をするなって。
そこまで考えて私はブンブンと首を横に振った。
今はそんなこと考えている暇じゃない! 殺生丸さまのこともだけれど、琥珀君のことも考えないと。
「琥珀君しっかり!」
私はかごめちゃんと珊瑚さんと一緒に琥珀君に駆け寄る。
「四魂のかけらが汚れてる。今、浄化するわ」
そう言ってかごめちゃんは琥珀君のかけらを浄化し始める。
良かった。かごめちゃん、霊力強いから。琥珀君きっと大丈夫だ。
かごめちゃんはふいに妖怪へ目を向ける。
「かごめちゃん?」
「え。あ、うん。大丈夫。ただあの妖怪のことが気になって。奈落の分身のようだけど何かが違う気がして」
「!」
やっぱりかごめちゃんも同じように感じてるんだ。
私もかごめちゃんと一緒に妖怪に目を向ける。
やっぱり。奈落の妖気もするけれど、他のたくさんの妖気もあって。
一体、何者なんだろう。
私がジッと相手を見ていると妖怪がギロリとこちらを睨みつけた。
「!」
私は一瞬気後れする。だがかごめちゃんはというと体を硬直させ、地面に倒れ込んだ。
「えっ!?かごめちゃん!?」
肩を叩いているも反応はない。それに琥珀君も。このままじゃ目覚めないんじゃ……。
ふいに「琥珀を連れてこの場を去れ」と殺生丸さまが私の横に立つ。
「殺生丸さま?」
「邪魔だ」
「てめえひっこんでろ。ケガ人の出る幕じゃねぇっ!」
そんな殺生丸さまに対して犬夜叉さんが荒く口を開く。
言い方は荒いけど。多分殺生丸さまの心配をしてくれているんだろう。
「なっなにおうっ! 誰のせいでこうなったと思っとんじゃ!」
「うるせぇっ!」
邪見と犬夜叉さんが言い合っている中、殺生丸さまはフッと不敵に笑うと右腕を気合で直した。
そのまま殺生丸さまは妖怪に向かって行く。
「ふっ。また腕を喰われたいか」
殺生丸さまはバキバキと犬妖怪本来の姿に変わっていく。そして殺生丸さまは妖怪の首を噛みちぎる。
妖怪の体は倒れ瘴気を辺りに巻き散らす。
「!」
私はともかくとして琥珀君を避難させないと。
私は弥勒さんと共に琥珀君を阿吽に乗せ、空へと逃げる。
だが瘴気の中から触手が出て、こちらに、いや琥珀君に迫って来る。
「だーっ!」
その触手を犬夜叉さんが鉄砕刀で断ち切る。
あの妖怪、首を斬られても生きている。奈落と戦い方も似てる。
なのにこの違和感は何――。
妖怪は変化した殺生丸さまの口の中で不気味に笑う。
「いくらでも壊せ……借り物の体だ」
「!」
ということはやっぱり奈落の分身じゃない!?
そうしている間にも妖怪の体から触手が伸び、殺生丸さまの体を飲みこもうとしている。
「くくく……。一匹ずつ片づけていこうか……」
「てめえ、なんなんだ!」
犬夜叉さんの問いに妖怪は「くくく」とまた笑う。
「聞くなら答えよう。わしは……曲霊」
「曲霊!?」
「!!!」
ダメだ……。今から炎虎に指示を出しても間に合わない!!!
痛みに耐えようとグッと唇を噛んだ。その瞬間だった――。
殺生丸さまの手が私へとのびる。
「っ!!!」
そして殺生丸様! ――と叫ぶ間もなく触手が殺生丸様の右腕を貫通した。
殺生丸さまはわずかに眉をひそめて妖怪を睨みつける。
「これで終わりか……」
妖怪はさらに殺生丸さまへと触手を伸ばしてくる。だが。
「この野郎!」という声と共に触手が斬られた。
犬夜叉さんだ……。それにかごめちゃんも。皆いる。
私はホッと息を吐いてから殺生丸さまに駆け寄る。
「あの、殺生丸さま。ごめんなさい。私のせいで」
「……そう思うなら無茶をするな」
「はい」
シュンと肩を落とす。
そして肩を落としてから気付いた。
あれ……? 今、殺生丸さま無茶をするなって。
そこまで考えて私はブンブンと首を横に振った。
今はそんなこと考えている暇じゃない! 殺生丸さまのこともだけれど、琥珀君のことも考えないと。
「琥珀君しっかり!」
私はかごめちゃんと珊瑚さんと一緒に琥珀君に駆け寄る。
「四魂のかけらが汚れてる。今、浄化するわ」
そう言ってかごめちゃんは琥珀君のかけらを浄化し始める。
良かった。かごめちゃん、霊力強いから。琥珀君きっと大丈夫だ。
かごめちゃんはふいに妖怪へ目を向ける。
「かごめちゃん?」
「え。あ、うん。大丈夫。ただあの妖怪のことが気になって。奈落の分身のようだけど何かが違う気がして」
「!」
やっぱりかごめちゃんも同じように感じてるんだ。
私もかごめちゃんと一緒に妖怪に目を向ける。
やっぱり。奈落の妖気もするけれど、他のたくさんの妖気もあって。
一体、何者なんだろう。
私がジッと相手を見ていると妖怪がギロリとこちらを睨みつけた。
「!」
私は一瞬気後れする。だがかごめちゃんはというと体を硬直させ、地面に倒れ込んだ。
「えっ!?かごめちゃん!?」
肩を叩いているも反応はない。それに琥珀君も。このままじゃ目覚めないんじゃ……。
ふいに「琥珀を連れてこの場を去れ」と殺生丸さまが私の横に立つ。
「殺生丸さま?」
「邪魔だ」
「てめえひっこんでろ。ケガ人の出る幕じゃねぇっ!」
そんな殺生丸さまに対して犬夜叉さんが荒く口を開く。
言い方は荒いけど。多分殺生丸さまの心配をしてくれているんだろう。
「なっなにおうっ! 誰のせいでこうなったと思っとんじゃ!」
「うるせぇっ!」
邪見と犬夜叉さんが言い合っている中、殺生丸さまはフッと不敵に笑うと右腕を気合で直した。
そのまま殺生丸さまは妖怪に向かって行く。
「ふっ。また腕を喰われたいか」
殺生丸さまはバキバキと犬妖怪本来の姿に変わっていく。そして殺生丸さまは妖怪の首を噛みちぎる。
妖怪の体は倒れ瘴気を辺りに巻き散らす。
「!」
私はともかくとして琥珀君を避難させないと。
私は弥勒さんと共に琥珀君を阿吽に乗せ、空へと逃げる。
だが瘴気の中から触手が出て、こちらに、いや琥珀君に迫って来る。
「だーっ!」
その触手を犬夜叉さんが鉄砕刀で断ち切る。
あの妖怪、首を斬られても生きている。奈落と戦い方も似てる。
なのにこの違和感は何――。
妖怪は変化した殺生丸さまの口の中で不気味に笑う。
「いくらでも壊せ……借り物の体だ」
「!」
ということはやっぱり奈落の分身じゃない!?
そうしている間にも妖怪の体から触手が伸び、殺生丸さまの体を飲みこもうとしている。
「くくく……。一匹ずつ片づけていこうか……」
「てめえ、なんなんだ!」
犬夜叉さんの問いに妖怪は「くくく」とまた笑う。
「聞くなら答えよう。わしは……曲霊」
「曲霊!?」