主人と僕の旅路 3
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やっぱり、あの妖怪が奈落の心臓……。
何故か黒髪の人間の姿をした犬夜叉さんが、かごめちゃんに支えられながらジリと前に出る。
「魍魎丸……てめえが……。てめえが奈落の心臓なんだな」
魍魎丸と呼ばれたその妖怪は、「なんの話だ」と一言。
「しらばっくれんな。そこのひねたツラの妖怪の持ってる結晶が、なによりの証拠だ!」
「なっ……」
ひねたツラの妖怪って。
隣をチラリと見る。
邪見のことか。最近、一緒に居すぎて顔に慣れがきてるのかな。
そうこうしている間に魍魎丸は邪見に、いや、結晶に目を向ける。
「それをどこで手に入れた……?」
――!――
まただ、またあの嫌な予感……。
冷たい汗が地面に落ちていく。
「隠すまでもないわ! これは……」
「黙れ邪見」
間髪入れずに殺生丸様が声をかぶせる。
「「!」」
殺生丸様が、神楽を。庇った……。あの、殺生丸様が。
いや、殺生丸様は分かりにくいけど元々優しい妖怪で。私は……。その優しさに甘えすぎていたのかもしれない。その優しさが。
――私だけのものであってほしかった――
なんだかどんどん強欲に、黒くなっていく。
嫌だな……。
「うさん臭い臭いをたどってやってきたら、きさまがいた……」
「それでどうする」
「斬る」
殺生丸様が剣を振りかざし、魍魎丸を攻撃する。が、相手には全く効かず。むしろ攻撃を返される。
「あいさつもなしに剣をふるったこと……後悔するがいい。わしは数多の妖怪の骸と妖力を喰って力を高めている。きさまの剣の妖力も、わしの餌にすぎぬ」
妖力を喰って。つまり殺生丸さまの攻撃は全く効かないってことか。
魍魎丸はザザザと殺生丸さまに向かって手を振り上げる。けれど殺生丸さまもそこは余裕で避ける。
そんな中、犬夜叉さんは魍魎丸の体を身軽に上っていく。
「かごめ。四魂のかけらはどこにある!?」
かごめちゃんが魍魎丸に視線を向けるのと同時に、私も目を細める。
黒い靄が右側に集中している。
右側ってことは分かるんだけど。
そんな中、「右の肩のつけ根!」とかごめちゃんの声が響き渡る。
犬夜叉さんがいつもと違う細い刀のまま、魍魎丸に向かっていくが、刀は右肩に刺さらない。
そんな魍魎丸の一瞬の隙をついて、殺生丸様が剣を振るう。
「ふっ……。斬っても無駄だと言ったはずだ」
確かに効いていない。けれど、シューと魍魎丸の腕から煙が出てる。
もしかしたら倒せなくもないかも。
「余計なことすんな殺生丸。こいつはおれの獲物だ」
「獲物だと……?」
バキバキバキと鋭い音を立てて、犬夜叉さんの体は魍魎丸の触手に巻き込まれていく。
「ふん、ちょうどいい。見苦しい姿でちょろちょろされて迷惑していたところだ」
殺生丸さまは再び手にかける。
「二匹そろって斬り捨ててくれるわ」
「!」
剣圧の光が魍魎丸の顔を照らす。
このままじゃ……。魍魎丸に力をあたえるばかり。でも、さっきの右腕の煙。全く効いていないわけじゃないと思う。
「……殺生丸さま」
私はどことなくモヤモヤした気持ちになりながら、小声で呟いた。
何故か黒髪の人間の姿をした犬夜叉さんが、かごめちゃんに支えられながらジリと前に出る。
「魍魎丸……てめえが……。てめえが奈落の心臓なんだな」
魍魎丸と呼ばれたその妖怪は、「なんの話だ」と一言。
「しらばっくれんな。そこのひねたツラの妖怪の持ってる結晶が、なによりの証拠だ!」
「なっ……」
ひねたツラの妖怪って。
隣をチラリと見る。
邪見のことか。最近、一緒に居すぎて顔に慣れがきてるのかな。
そうこうしている間に魍魎丸は邪見に、いや、結晶に目を向ける。
「それをどこで手に入れた……?」
――!――
まただ、またあの嫌な予感……。
冷たい汗が地面に落ちていく。
「隠すまでもないわ! これは……」
「黙れ邪見」
間髪入れずに殺生丸様が声をかぶせる。
「「!」」
殺生丸様が、神楽を。庇った……。あの、殺生丸様が。
いや、殺生丸様は分かりにくいけど元々優しい妖怪で。私は……。その優しさに甘えすぎていたのかもしれない。その優しさが。
――私だけのものであってほしかった――
なんだかどんどん強欲に、黒くなっていく。
嫌だな……。
「うさん臭い臭いをたどってやってきたら、きさまがいた……」
「それでどうする」
「斬る」
殺生丸様が剣を振りかざし、魍魎丸を攻撃する。が、相手には全く効かず。むしろ攻撃を返される。
「あいさつもなしに剣をふるったこと……後悔するがいい。わしは数多の妖怪の骸と妖力を喰って力を高めている。きさまの剣の妖力も、わしの餌にすぎぬ」
妖力を喰って。つまり殺生丸さまの攻撃は全く効かないってことか。
魍魎丸はザザザと殺生丸さまに向かって手を振り上げる。けれど殺生丸さまもそこは余裕で避ける。
そんな中、犬夜叉さんは魍魎丸の体を身軽に上っていく。
「かごめ。四魂のかけらはどこにある!?」
かごめちゃんが魍魎丸に視線を向けるのと同時に、私も目を細める。
黒い靄が右側に集中している。
右側ってことは分かるんだけど。
そんな中、「右の肩のつけ根!」とかごめちゃんの声が響き渡る。
犬夜叉さんがいつもと違う細い刀のまま、魍魎丸に向かっていくが、刀は右肩に刺さらない。
そんな魍魎丸の一瞬の隙をついて、殺生丸様が剣を振るう。
「ふっ……。斬っても無駄だと言ったはずだ」
確かに効いていない。けれど、シューと魍魎丸の腕から煙が出てる。
もしかしたら倒せなくもないかも。
「余計なことすんな殺生丸。こいつはおれの獲物だ」
「獲物だと……?」
バキバキバキと鋭い音を立てて、犬夜叉さんの体は魍魎丸の触手に巻き込まれていく。
「ふん、ちょうどいい。見苦しい姿でちょろちょろされて迷惑していたところだ」
殺生丸さまは再び手にかける。
「二匹そろって斬り捨ててくれるわ」
「!」
剣圧の光が魍魎丸の顔を照らす。
このままじゃ……。魍魎丸に力をあたえるばかり。でも、さっきの右腕の煙。全く効いていないわけじゃないと思う。
「……殺生丸さま」
私はどことなくモヤモヤした気持ちになりながら、小声で呟いた。