主人と僕の旅路 1
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殺生丸さまに着いていった先は小川。
突然殺生丸さまはこちらを見る。
「あの、何か?」
「ここで待っていろ」
待っていろ……っていうことは
「また置いていかれるんですか!?」
「これ、鈴、殺生丸さまがおっしゃってるのだぞ」と邪見。
「それは分かってるんだけど……」
私が行くと足手まといになるし……。でも、やっぱり一緒に行きたい。
「邪見、貴様もここで鈴を見ていろ」
「え!? わしも!?」
「おそらく奈落はまた鈴を狙ってくるだろう」
殺生丸さまが邪見を睨み付ける。
「ヒィ!! わ、分かりました。この邪見、命に代えましても鈴を」
「では行ってくる」と殺生丸さま。軽く邪見を無視しました。
「わ、分かりました。いってらっしゃい、殺生丸さま!」
殺生丸さまはスタスタと何処かへ行ってしまった。
邪見は私の隣で肩を落としている。
「邪見、元気だして」
「うるさいわ!!だいたい鈴のせいだろうがぁ!」
―殺生丸視点―
「いってらっしゃい、殺生丸さま!」
鈴はこの私に隠し事をしている。奈落に狙われるほどの何かを。
思案している殺生丸の前に、ある光景が見えてきた。
犬夜叉がかごめとかいう小娘の言葉も聞かず、人間を殺している。
――やはり、か――
殺生丸がある程度距離をつめると、犬夜叉は飛び退きこちらを見る。
「ふん、ただ闘うだけの化け物――か」
「殺生丸……」
「なぜここに……」とかごめと弥勒。
『犬夜叉がおやじどのから受け継いだ大妖怪の血は、半妖の身には強すぎる。変化を繰り返すうちに妖怪の血に心を喰われ――』
――犬夜叉の心は完全に失われる……か――
ザ……と風が吹き、犬夜叉はこちらを睨み付ける。
「かかってこい犬夜叉。変化したきさまの力が、どれほどのものか試してやる」
それに反応してか、犬夜叉はダッとこちらに向かってくる。
――こんなやつに……――
殺生丸は闘鬼神を犬夜叉に向ける。するとたちまち犬夜叉は剣圧によって、血まみれになった。
「い、犬夜叉」
「いかん犬夜叉。殺生丸の闘鬼神は剣圧だけでも敵を斬り刻む。触れる前に倒されてしまうぞ」
ビシビシと剣圧に斬られながら、犬夜叉は剣を殴り払った。
「!」
妖怪の血の力…か。
「ふっ、無駄なことを…」
剣を殴り払った犬夜叉は体制を立て直し、再びこちらに向かってくる。
殺生丸は軽くそれを避け、闘鬼神を犬夜叉に向けた。
「あああ、血だらけじゃ~」と七宝。
「もうやめて、犬夜叉ーっ」
犬夜叉、きさま恐怖感も……いや、それどころか……痛みすら感じてないのか。
「ふっ、憐れな……よくわかった……」
――今のきさまは完全な妖怪などではない。しょせん半妖でしかないのだ――
犬夜叉は懲りずに殺生丸に向かい続ける。
「己の分際を思い知れ」
「犬夜叉ーっ」
突然殺生丸さまはこちらを見る。
「あの、何か?」
「ここで待っていろ」
待っていろ……っていうことは
「また置いていかれるんですか!?」
「これ、鈴、殺生丸さまがおっしゃってるのだぞ」と邪見。
「それは分かってるんだけど……」
私が行くと足手まといになるし……。でも、やっぱり一緒に行きたい。
「邪見、貴様もここで鈴を見ていろ」
「え!? わしも!?」
「おそらく奈落はまた鈴を狙ってくるだろう」
殺生丸さまが邪見を睨み付ける。
「ヒィ!! わ、分かりました。この邪見、命に代えましても鈴を」
「では行ってくる」と殺生丸さま。軽く邪見を無視しました。
「わ、分かりました。いってらっしゃい、殺生丸さま!」
殺生丸さまはスタスタと何処かへ行ってしまった。
邪見は私の隣で肩を落としている。
「邪見、元気だして」
「うるさいわ!!だいたい鈴のせいだろうがぁ!」
―殺生丸視点―
「いってらっしゃい、殺生丸さま!」
鈴はこの私に隠し事をしている。奈落に狙われるほどの何かを。
思案している殺生丸の前に、ある光景が見えてきた。
犬夜叉がかごめとかいう小娘の言葉も聞かず、人間を殺している。
――やはり、か――
殺生丸がある程度距離をつめると、犬夜叉は飛び退きこちらを見る。
「ふん、ただ闘うだけの化け物――か」
「殺生丸……」
「なぜここに……」とかごめと弥勒。
『犬夜叉がおやじどのから受け継いだ大妖怪の血は、半妖の身には強すぎる。変化を繰り返すうちに妖怪の血に心を喰われ――』
――犬夜叉の心は完全に失われる……か――
ザ……と風が吹き、犬夜叉はこちらを睨み付ける。
「かかってこい犬夜叉。変化したきさまの力が、どれほどのものか試してやる」
それに反応してか、犬夜叉はダッとこちらに向かってくる。
――こんなやつに……――
殺生丸は闘鬼神を犬夜叉に向ける。するとたちまち犬夜叉は剣圧によって、血まみれになった。
「い、犬夜叉」
「いかん犬夜叉。殺生丸の闘鬼神は剣圧だけでも敵を斬り刻む。触れる前に倒されてしまうぞ」
ビシビシと剣圧に斬られながら、犬夜叉は剣を殴り払った。
「!」
妖怪の血の力…か。
「ふっ、無駄なことを…」
剣を殴り払った犬夜叉は体制を立て直し、再びこちらに向かってくる。
殺生丸は軽くそれを避け、闘鬼神を犬夜叉に向けた。
「あああ、血だらけじゃ~」と七宝。
「もうやめて、犬夜叉ーっ」
犬夜叉、きさま恐怖感も……いや、それどころか……痛みすら感じてないのか。
「ふっ、憐れな……よくわかった……」
――今のきさまは完全な妖怪などではない。しょせん半妖でしかないのだ――
犬夜叉は懲りずに殺生丸に向かい続ける。
「己の分際を思い知れ」
「犬夜叉ーっ」