第二章
name change
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「昼飯食うか〜。そういえば名前とご飯いつ行こうか。」
って俺この間約束したばっかやろ。早すぎて引かれてまうわ。とりあえずいつもの料亭付近なら何かあるやろ。あっこ美味しいのに夜しかやってないさかい悔しいわ〜。
料亭付近に着くと、やっぱりここは人が多い。ん?あの髪の色は名前?如月とまた一緒なんか。いや、違う誰かと一緒か。やけど何か嫌な雰囲気やな。近づいてみると
「用事って何時から?それか用事終わったあとにでもご飯なんてどう?」
なんやあいつ、だれやねん。
「すみません、私お付き合いしている人がいるのでそれはできません。」
え?もしかして如月のことか。前ローズとラヴと飲んだ時にあいつらがそんな感じの話をしてた気がする。それに噂でもよく聞く。美男美女カップルだとか。あー、そんなこと考えてたらむかついてきた。でも俺がさらにむかついたのはその後だった。
「俺こんな綺麗な人放っておけないんだ〜。」
と男は名前の手首を握った。嫌がる名前を見て、その瞬間ピキっと何かが切れた感じがしたと思ったら体が勝手に動いとった。
「その手離しい。嫌がってるの気づかんのか。」
「いたたたたたっ。すみません堪忍してください。」
まじで殺してやろうかぐらい思っていると
「ひ、平子隊長!私はもう大丈夫です!そろそろ離してあげて下さい!」
お前は自分に嫌なことしてきたやつでも心配するんか。どんだけお人好しなんや。でも俺はそんな名前がすごく好きや。男はそのまま逃げて行った。
「名前大丈夫か?まだ震えてんで。」
俺は名前の肩を抱く。ほんまはこのまま連れ去りたい。
「ありがとうございます。あまりしたことのない経験なのでびっくりしてしまって…」
にしても今日のこいついつもと雰囲気が違う。死覇装じゃない上に化粧までしとる。いつも美人なのにさらに美人な名前を俺は直視できずにいた。さっきまで助けるのに必死で気づかんかったわ。すると名前が
「何か変ですかね?平子隊長全然こっち見て話してくれないから。」
何言うとんやこいつは。んな綺麗なお前見てたら俺死んでしまうわ。大袈裟かもしれんけどほんまに思う。冷静を装い口を開く。
「今日は非番か?死覇装じゃないんやな。たしかにこない綺麗なべっぴんみたらどんな男でも連れ去りたくなるわ。」
何恥ずかしいこと言ってんねん俺ー!!!と心の中で突っ込む。
「そんな!!綺麗だなんて。全然です。平子隊長はどうしてここに?」
頬を赤くする名前に胸が鳴る。
「昼飯食おう思てたんや。そしたら名前が変なやつに絡まれてたんや。」
「なるほど!偶然でもお会いできて嬉しいです!」
こいつなんなんやほんまに。今すぐにでも俺の気持ち伝えてしまいたいわ。でもまだあかん我慢せえ俺。
「ほなこの前も言ってたし、俺飯まだやしお腹空いてるなら飯でも行くか?」
「そうですね!いきましょう!助けて頂いたお礼もしたいので!」
俺が奢る言うてたやんけ。はぁ〜名前には叶わん。
「アホか。俺のおごりに決まってるやろ。甘えとき。」
名前が切なそうな顔をしてる、次はどしたんや。
名前と初めて一緒に食う飯は、胸が高鳴る。嬉しい気持ちもあるが、さっきの言葉が気になりすぎて集中できひん。もう聞くしかないな。
「なぁ、さっき言ってた付き合ってるやつってもしかして如月のことか?」
いきなりの質問に戸惑っとた。終わった。やっぱりそうなんやな…
「へ?京夜ですか?」
「いつも仲良い感じやし、如月は名前のことよく知っとるというか、幼なじみだけに感じんから。」
如月はかっこいいしモテるやろうし、無愛想でも名前に対する態度は全然違うから確実やな。
「京夜はどちらかと言うとお兄ちゃんって感じですね!鳳橋隊長と似ている感じです!それに私お付き合いしている人なんていませんし。あれはあの場をしのぐための嘘です。嫌ですよね、こんなすぐ嘘つくの。あはは。」
ほんまか!嬉しすぎる。は?嫌うわけないやん。むしろ男として情けない自分が嫌んなるわ。俺にもチャンスはあるってことか。
「アホか。嫌いになんてならんわ。むしろ安心したぐらいやわ。」
最後の方の言葉はとっさに出てしもうた。聞かれたくない。
「良かった。平子隊長に嫌われたら辛いです。」
それはどういう意味や。こいつ期待だけはめっちゃさせるから本当にあなどれんわ。
「変なこと聞いてすまんかったな!ほら冷めてまうで早う食べや。」
俺の気持ちはだいぶ晴れた。それからたわいの無い会話をした。こいつといるとすごく心地が良くて、もっと一緒にいたいと思う。なんならこの先もずっと側にいてほしいと。名前はいつものように律儀にきっちりお礼を言ってきた。そしてそのまま解散した。
って俺この間約束したばっかやろ。早すぎて引かれてまうわ。とりあえずいつもの料亭付近なら何かあるやろ。あっこ美味しいのに夜しかやってないさかい悔しいわ〜。
料亭付近に着くと、やっぱりここは人が多い。ん?あの髪の色は名前?如月とまた一緒なんか。いや、違う誰かと一緒か。やけど何か嫌な雰囲気やな。近づいてみると
「用事って何時から?それか用事終わったあとにでもご飯なんてどう?」
なんやあいつ、だれやねん。
「すみません、私お付き合いしている人がいるのでそれはできません。」
え?もしかして如月のことか。前ローズとラヴと飲んだ時にあいつらがそんな感じの話をしてた気がする。それに噂でもよく聞く。美男美女カップルだとか。あー、そんなこと考えてたらむかついてきた。でも俺がさらにむかついたのはその後だった。
「俺こんな綺麗な人放っておけないんだ〜。」
と男は名前の手首を握った。嫌がる名前を見て、その瞬間ピキっと何かが切れた感じがしたと思ったら体が勝手に動いとった。
「その手離しい。嫌がってるの気づかんのか。」
「いたたたたたっ。すみません堪忍してください。」
まじで殺してやろうかぐらい思っていると
「ひ、平子隊長!私はもう大丈夫です!そろそろ離してあげて下さい!」
お前は自分に嫌なことしてきたやつでも心配するんか。どんだけお人好しなんや。でも俺はそんな名前がすごく好きや。男はそのまま逃げて行った。
「名前大丈夫か?まだ震えてんで。」
俺は名前の肩を抱く。ほんまはこのまま連れ去りたい。
「ありがとうございます。あまりしたことのない経験なのでびっくりしてしまって…」
にしても今日のこいついつもと雰囲気が違う。死覇装じゃない上に化粧までしとる。いつも美人なのにさらに美人な名前を俺は直視できずにいた。さっきまで助けるのに必死で気づかんかったわ。すると名前が
「何か変ですかね?平子隊長全然こっち見て話してくれないから。」
何言うとんやこいつは。んな綺麗なお前見てたら俺死んでしまうわ。大袈裟かもしれんけどほんまに思う。冷静を装い口を開く。
「今日は非番か?死覇装じゃないんやな。たしかにこない綺麗なべっぴんみたらどんな男でも連れ去りたくなるわ。」
何恥ずかしいこと言ってんねん俺ー!!!と心の中で突っ込む。
「そんな!!綺麗だなんて。全然です。平子隊長はどうしてここに?」
頬を赤くする名前に胸が鳴る。
「昼飯食おう思てたんや。そしたら名前が変なやつに絡まれてたんや。」
「なるほど!偶然でもお会いできて嬉しいです!」
こいつなんなんやほんまに。今すぐにでも俺の気持ち伝えてしまいたいわ。でもまだあかん我慢せえ俺。
「ほなこの前も言ってたし、俺飯まだやしお腹空いてるなら飯でも行くか?」
「そうですね!いきましょう!助けて頂いたお礼もしたいので!」
俺が奢る言うてたやんけ。はぁ〜名前には叶わん。
「アホか。俺のおごりに決まってるやろ。甘えとき。」
名前が切なそうな顔をしてる、次はどしたんや。
名前と初めて一緒に食う飯は、胸が高鳴る。嬉しい気持ちもあるが、さっきの言葉が気になりすぎて集中できひん。もう聞くしかないな。
「なぁ、さっき言ってた付き合ってるやつってもしかして如月のことか?」
いきなりの質問に戸惑っとた。終わった。やっぱりそうなんやな…
「へ?京夜ですか?」
「いつも仲良い感じやし、如月は名前のことよく知っとるというか、幼なじみだけに感じんから。」
如月はかっこいいしモテるやろうし、無愛想でも名前に対する態度は全然違うから確実やな。
「京夜はどちらかと言うとお兄ちゃんって感じですね!鳳橋隊長と似ている感じです!それに私お付き合いしている人なんていませんし。あれはあの場をしのぐための嘘です。嫌ですよね、こんなすぐ嘘つくの。あはは。」
ほんまか!嬉しすぎる。は?嫌うわけないやん。むしろ男として情けない自分が嫌んなるわ。俺にもチャンスはあるってことか。
「アホか。嫌いになんてならんわ。むしろ安心したぐらいやわ。」
最後の方の言葉はとっさに出てしもうた。聞かれたくない。
「良かった。平子隊長に嫌われたら辛いです。」
それはどういう意味や。こいつ期待だけはめっちゃさせるから本当にあなどれんわ。
「変なこと聞いてすまんかったな!ほら冷めてまうで早う食べや。」
俺の気持ちはだいぶ晴れた。それからたわいの無い会話をした。こいつといるとすごく心地が良くて、もっと一緒にいたいと思う。なんならこの先もずっと側にいてほしいと。名前はいつものように律儀にきっちりお礼を言ってきた。そしてそのまま解散した。