第一章
name change
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「名前!名前!」
「は、はい!すみません!ぼーっとしてました。」
「名前はいつもいきなり意識が飛んでくから心配になるよ僕は。もう君は明日から副隊長なんだよ!」
「大丈夫です!ってえ?明日から???」
「そう!これから僕の友人たちと飲み会だから君も来るんだよ!さっ早く着替えてきて!」
「はいいいい??隊長のご友人たちとですか?!」
「大丈夫!今日のために仕事終わるようにばっちり予定組んでおいたんだから!」
「はぁー、もう前からこうなるって分かってたんですねぇ。隊長は。」
隊長はギクッとなりながら、話を誤魔化した。
鳳橋隊長らしいというか仕方ないかと、名前は心の中で笑った反面すごく緊張していた。
三席だったため他の隊の隊長や副隊長とはあまり顔を合わせたことがなかったからだ。
そして飲み会場所の料亭へと着いて立ち止まっていた。鳳橋隊長は先に行くからと私を置いて行ってしまった。料亭を見つめていると誰かが隣へ来た。
「久しぶりだな名前。」
「え!京夜だー!10日間現世に任務って聞いてたから。でもあれ?京夜はなんでいるの?」
「明日から七番隊の副隊長に就任になって、相川隊長から今日飲み会だから来いよって。」
「そうだったの!私も明日から副隊長に…」
私と京夜は顔を見合わせて、はぁ…とため息をついた。
「やられた。」
「やられたね。」
そう、私たちは一緒に死神になる学校を卒業してお互い成績が同じで各々隊は違うが三席に就任していた。何か仕組まれている感じが何とも言えない。
「緊張するねー。私上手く話せるかな。」
「名前なら大丈夫だろ。頭は良いけどアホだから。」
「それ褒めてるの?失礼すぎでしょ!京夜は顔は良いのに無愛想でムッツリだから!べ〜!」
「あー、はいはい。分かった。分かった。」
すると、ガラガラと戸が開いた。
「君たちうるさすぎ!中まで聞こえてるから!あと、名前!女の子がムッツリなんて使ったらだめだよ!」
え、そこまで聞こえてたの。隣でニヤニヤする京夜。
「鳳橋隊長!お久しぶりです!」
何事もなかったように、しっかり挨拶する京夜に飛びかかりたいのを抑えている私。
「あー!如月くん帰ってきてたんだね!さぁ、みんな待ってるよ!入って入って!」
鳳橋隊長白々しい。と内心思いながら後を着いて行く。
「みんな二人が来たよ。」
そこには、相川隊長に平子隊長、六車隊長、久南副隊長、矢胴丸副隊長、猿柿副隊長の姿があった。
「おぉー!如月やっと帰ってきたか!」
「やっとって、あんたなぁ。帰って早々明日から副隊長だからはないだろさすがに。」
「ちょっと京夜!相川隊長にそんな口の利き方はないでしょ!」
「いいんだよこいつは!ローズはもっと名字に甘えてほしそうだぞ!あぁ、そして三席から副隊長就任おめでとう!」
「ありがとうございます!え、鳳橋隊長がですか?」
「ラブいいんだよそれは置いておいて!ほら二人とも自己紹介して!」
焦る鳳橋隊長は可愛かった。
「は、はい!三番隊の三席から副隊長に就任致します名字名前です。まだまだ未熟ではありますが御指導お願い致します!!!」
「名前緊張しすぎだよ。良い子だろぼくの部下。みんなかわいがってあげてね〜。次如月くんもね!」
「八番隊の三席から副隊長へ就任した如月京夜です。よろしくお願いします。」
「こいつ無愛想だけど、根性と顔はいいんだよなー。」
「いちいち余計なんだよ一言が。」
そんな相川隊長と京夜だが京夜は相川隊長を慕っている。そして鳳橋隊長の友人のみんなも順に自己紹介していった。
みんなが飲み始めて、緊張でどこにも行けずにいる私の隣に鳳橋隊長が座った。
「隊長、なにつぎますか?」
「僕のことはいいよ。それよりみんなと話したりしておいでよ。緊張するかもしれないけど慣れないと。」
「そうなんですけど、緊張しちゃいます。」
「じゃあ、あそこはどう?」
視線を向けると猿柿副隊長と矢胴丸副隊長に平子隊長がいてすごく楽しそうな光景だった。
「ほら、僕のことはいいから行ってきな。」
鳳橋隊長が背中を押してくれた。名前が近くに行くと
「名前ちゃん助けてや〜。こいつらどないかして。」
「名前!こんなやつほっといてうちらと飲も!」
「せやで名前。真子のことは放っておきい!」
みんなもう下の名前で呼んでくれる。大丈夫だ。
「ぷははっ!平子隊長は愛されているんですね!」
その名前の涙目で笑う笑顔を見てその場が和んだ。
京夜と相川隊長も話をしていた。
「相川隊長どうして俺を副隊長にしたんですか?」
「お前は名前がいると頑張れるだろ。名前はしっかりしてるし気が利くし、何より美人だからな〜。」
「どんな理由ですかそれ。」
「お前名前の事好きなのバレバレだぞ(コソッ)」
「あいつは幼なじみで妹みたいな感じです。」
顔を赤くしながら、そっぽを向いて話した。
「はぁ、素直じゃないやつは苦労するぞ!!」
そして飲み会はお開きとなった。
私は鳳橋隊長が帰るのを待っていたが、鳳橋隊長と平子隊長が何やら話している。
「もしかしてローズが言ってた昔助けた子って名前ちゃんのことか?」
「あぁ、そうだよ。みんなの命を助けようと体を張って勇敢かと思えば、すごく震えている普通の女の子だった。でも純粋に目を輝かして僕に死神になれるか聞いてきた。僕はこの子なら大丈夫だと思った。」
「そんですぐに見つけて自分の隊へ入るようにしたってわけか。」
「名前には内緒だよ。名前は運命だと思ってるみたいたがら。本当に素直で可愛いよね。真子から他人の話を聞いてくるなんてもしかして気に入った?」
「アホか。お前が気に入りすぎてるからやろボケ。」
「そうだね、名前はモテるから心配だよ。」
「おとんかお前は!きしょいわ!」
「真子すごく気になってるくせに(ボソッ)」
「ん?今何か言うたか?」
「何にも言ってないよ〜。名前が待ってるし行くよ。」
話を終えた鳳橋隊長が笑顔で向かってきた。
「隊長何でそんな笑顔なんですか?明日も仕事がありますし、そろそろ帰りましょう!」
「みんなが名前を気に入ってくれて嬉しいなって。今日は来てくれてありがとうね。楽しかったかい?」
「はい。最初は緊張したけど、みなさんとても良い人たちで居心地が良かったです。」
「そう思ってもらえて僕も嬉しいよ。これから付き合いも多くなるし仲良くしてやってね。」
「もちろんです!隊長明日から副隊長として改めてよろしくお願いします!」
そんなやり取りをしながら私たちは隊舎へ帰った。
「は、はい!すみません!ぼーっとしてました。」
「名前はいつもいきなり意識が飛んでくから心配になるよ僕は。もう君は明日から副隊長なんだよ!」
「大丈夫です!ってえ?明日から???」
「そう!これから僕の友人たちと飲み会だから君も来るんだよ!さっ早く着替えてきて!」
「はいいいい??隊長のご友人たちとですか?!」
「大丈夫!今日のために仕事終わるようにばっちり予定組んでおいたんだから!」
「はぁー、もう前からこうなるって分かってたんですねぇ。隊長は。」
隊長はギクッとなりながら、話を誤魔化した。
鳳橋隊長らしいというか仕方ないかと、名前は心の中で笑った反面すごく緊張していた。
三席だったため他の隊の隊長や副隊長とはあまり顔を合わせたことがなかったからだ。
そして飲み会場所の料亭へと着いて立ち止まっていた。鳳橋隊長は先に行くからと私を置いて行ってしまった。料亭を見つめていると誰かが隣へ来た。
「久しぶりだな名前。」
「え!京夜だー!10日間現世に任務って聞いてたから。でもあれ?京夜はなんでいるの?」
「明日から七番隊の副隊長に就任になって、相川隊長から今日飲み会だから来いよって。」
「そうだったの!私も明日から副隊長に…」
私と京夜は顔を見合わせて、はぁ…とため息をついた。
「やられた。」
「やられたね。」
そう、私たちは一緒に死神になる学校を卒業してお互い成績が同じで各々隊は違うが三席に就任していた。何か仕組まれている感じが何とも言えない。
「緊張するねー。私上手く話せるかな。」
「名前なら大丈夫だろ。頭は良いけどアホだから。」
「それ褒めてるの?失礼すぎでしょ!京夜は顔は良いのに無愛想でムッツリだから!べ〜!」
「あー、はいはい。分かった。分かった。」
すると、ガラガラと戸が開いた。
「君たちうるさすぎ!中まで聞こえてるから!あと、名前!女の子がムッツリなんて使ったらだめだよ!」
え、そこまで聞こえてたの。隣でニヤニヤする京夜。
「鳳橋隊長!お久しぶりです!」
何事もなかったように、しっかり挨拶する京夜に飛びかかりたいのを抑えている私。
「あー!如月くん帰ってきてたんだね!さぁ、みんな待ってるよ!入って入って!」
鳳橋隊長白々しい。と内心思いながら後を着いて行く。
「みんな二人が来たよ。」
そこには、相川隊長に平子隊長、六車隊長、久南副隊長、矢胴丸副隊長、猿柿副隊長の姿があった。
「おぉー!如月やっと帰ってきたか!」
「やっとって、あんたなぁ。帰って早々明日から副隊長だからはないだろさすがに。」
「ちょっと京夜!相川隊長にそんな口の利き方はないでしょ!」
「いいんだよこいつは!ローズはもっと名字に甘えてほしそうだぞ!あぁ、そして三席から副隊長就任おめでとう!」
「ありがとうございます!え、鳳橋隊長がですか?」
「ラブいいんだよそれは置いておいて!ほら二人とも自己紹介して!」
焦る鳳橋隊長は可愛かった。
「は、はい!三番隊の三席から副隊長に就任致します名字名前です。まだまだ未熟ではありますが御指導お願い致します!!!」
「名前緊張しすぎだよ。良い子だろぼくの部下。みんなかわいがってあげてね〜。次如月くんもね!」
「八番隊の三席から副隊長へ就任した如月京夜です。よろしくお願いします。」
「こいつ無愛想だけど、根性と顔はいいんだよなー。」
「いちいち余計なんだよ一言が。」
そんな相川隊長と京夜だが京夜は相川隊長を慕っている。そして鳳橋隊長の友人のみんなも順に自己紹介していった。
みんなが飲み始めて、緊張でどこにも行けずにいる私の隣に鳳橋隊長が座った。
「隊長、なにつぎますか?」
「僕のことはいいよ。それよりみんなと話したりしておいでよ。緊張するかもしれないけど慣れないと。」
「そうなんですけど、緊張しちゃいます。」
「じゃあ、あそこはどう?」
視線を向けると猿柿副隊長と矢胴丸副隊長に平子隊長がいてすごく楽しそうな光景だった。
「ほら、僕のことはいいから行ってきな。」
鳳橋隊長が背中を押してくれた。名前が近くに行くと
「名前ちゃん助けてや〜。こいつらどないかして。」
「名前!こんなやつほっといてうちらと飲も!」
「せやで名前。真子のことは放っておきい!」
みんなもう下の名前で呼んでくれる。大丈夫だ。
「ぷははっ!平子隊長は愛されているんですね!」
その名前の涙目で笑う笑顔を見てその場が和んだ。
京夜と相川隊長も話をしていた。
「相川隊長どうして俺を副隊長にしたんですか?」
「お前は名前がいると頑張れるだろ。名前はしっかりしてるし気が利くし、何より美人だからな〜。」
「どんな理由ですかそれ。」
「お前名前の事好きなのバレバレだぞ(コソッ)」
「あいつは幼なじみで妹みたいな感じです。」
顔を赤くしながら、そっぽを向いて話した。
「はぁ、素直じゃないやつは苦労するぞ!!」
そして飲み会はお開きとなった。
私は鳳橋隊長が帰るのを待っていたが、鳳橋隊長と平子隊長が何やら話している。
「もしかしてローズが言ってた昔助けた子って名前ちゃんのことか?」
「あぁ、そうだよ。みんなの命を助けようと体を張って勇敢かと思えば、すごく震えている普通の女の子だった。でも純粋に目を輝かして僕に死神になれるか聞いてきた。僕はこの子なら大丈夫だと思った。」
「そんですぐに見つけて自分の隊へ入るようにしたってわけか。」
「名前には内緒だよ。名前は運命だと思ってるみたいたがら。本当に素直で可愛いよね。真子から他人の話を聞いてくるなんてもしかして気に入った?」
「アホか。お前が気に入りすぎてるからやろボケ。」
「そうだね、名前はモテるから心配だよ。」
「おとんかお前は!きしょいわ!」
「真子すごく気になってるくせに(ボソッ)」
「ん?今何か言うたか?」
「何にも言ってないよ〜。名前が待ってるし行くよ。」
話を終えた鳳橋隊長が笑顔で向かってきた。
「隊長何でそんな笑顔なんですか?明日も仕事がありますし、そろそろ帰りましょう!」
「みんなが名前を気に入ってくれて嬉しいなって。今日は来てくれてありがとうね。楽しかったかい?」
「はい。最初は緊張したけど、みなさんとても良い人たちで居心地が良かったです。」
「そう思ってもらえて僕も嬉しいよ。これから付き合いも多くなるし仲良くしてやってね。」
「もちろんです!隊長明日から副隊長として改めてよろしくお願いします!」
そんなやり取りをしながら私たちは隊舎へ帰った。