できちゃった!
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「飛鳥はさ、どないするん?」
「へ?」
「さっき聞いとったやろ、真子とローズと拳西は護廷十三隊に戻るって」
「あぁ、そうみたいだね」
「飛鳥が聞いてなかったとは意外やな、てっきりもう知っとるのかと思っとったけど」
「ははは、」
藍染決戦後、ひよ里さん達の怪我もだいぶ良くなった。ちょっと着いて来いや、と言われて現在に至る。
三番・五番・九番隊の隊長をいつまでも空席にする訳にもいかないという総隊長の進言もあり、意外と早い段階で話が来ていたと言うのをローズさんから聞いた。
「真子は言ってなかったのかい?」
「……真子は言わないですよ、」
私と真子は傍から見たら恋人に見えるのだろう。もちろん接吻もそれ以上の事もしている。現に戦いの後に尸魂界で宿舎に泊まった時も、久々の戦いに血が騒いだのか珍しく真子は寝かせてくれなかった。
「私と真子って付き合ってますよね?」
「……さすがに付き合ってないって言われたら冗談が過ぎるんじゃないかな」
ローズさんに苦笑いされる。
そもそもの始まりは私が副隊長時代からの片思いだった。ただ影からそっと見ているだけだった。
あの夜、こっそり後をつけて、勝手に現世まで着いてきた。
真子が弱ってるところに漬け込んで、同棲して、今日の今日まで恋人面をしているだけ。
「まぁさ、真子とゆっくり話し合いなよ」
ひよ里さんと大喧嘩してる真子を見る。
私が真子に本音をぶつけたのはあの夜の1回きりだ。真子の本音を聞いたこともない。
「飛鳥は真子の隣にいる時が1番可愛いからね」
「もしかして口説かれてます?」
「そんなことしたら真子に殺されちゃうよ」
そんなことはない、なんて言ったら困らせちゃうから言わない。
ずっと傍に居たなずなのに私は真子を知らない。
真子を困らせずに我儘を言う方法を私は知らない。
彼の本心がどこにあるのかさえも未だ分からないのだ。
{ 言わない、言わない、言えない
「へ?」
「さっき聞いとったやろ、真子とローズと拳西は護廷十三隊に戻るって」
「あぁ、そうみたいだね」
「飛鳥が聞いてなかったとは意外やな、てっきりもう知っとるのかと思っとったけど」
「ははは、」
藍染決戦後、ひよ里さん達の怪我もだいぶ良くなった。ちょっと着いて来いや、と言われて現在に至る。
三番・五番・九番隊の隊長をいつまでも空席にする訳にもいかないという総隊長の進言もあり、意外と早い段階で話が来ていたと言うのをローズさんから聞いた。
「真子は言ってなかったのかい?」
「……真子は言わないですよ、」
私と真子は傍から見たら恋人に見えるのだろう。もちろん接吻もそれ以上の事もしている。現に戦いの後に尸魂界で宿舎に泊まった時も、久々の戦いに血が騒いだのか珍しく真子は寝かせてくれなかった。
「私と真子って付き合ってますよね?」
「……さすがに付き合ってないって言われたら冗談が過ぎるんじゃないかな」
ローズさんに苦笑いされる。
そもそもの始まりは私が副隊長時代からの片思いだった。ただ影からそっと見ているだけだった。
あの夜、こっそり後をつけて、勝手に現世まで着いてきた。
真子が弱ってるところに漬け込んで、同棲して、今日の今日まで恋人面をしているだけ。
「まぁさ、真子とゆっくり話し合いなよ」
ひよ里さんと大喧嘩してる真子を見る。
私が真子に本音をぶつけたのはあの夜の1回きりだ。真子の本音を聞いたこともない。
「飛鳥は真子の隣にいる時が1番可愛いからね」
「もしかして口説かれてます?」
「そんなことしたら真子に殺されちゃうよ」
そんなことはない、なんて言ったら困らせちゃうから言わない。
ずっと傍に居たなずなのに私は真子を知らない。
真子を困らせずに我儘を言う方法を私は知らない。
彼の本心がどこにあるのかさえも未だ分からないのだ。
{ 言わない、言わない、言えない
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