Diary

夢の話

2024/08/24 14:21
よく夢を見るので、それをお話のネタにしていることがあります。
一昨日みた夢は、私が中学くらいの時に書いていたネタのワンシーンでした。


「報酬は」
「……お金は、今はありません。後払いでもいいのなら、待ってくださるのなら、何年かかっても必ずお支払いします」
「手付金ぐらいはもらわねぇとなぁ……」
次元はため息交じりに辞退を匂わせた。
「…………」
綾は焦った様子は見せなかった。
覚悟を決めたように立ち上がり、ルパンの前へ進み出る。
「私を手付としていただけるなら……好きにしてくださってかまいません」
「……いま自分が物凄いことを言ったって自覚はある?」
そう言って、ルパンは目の前に立つ綾を見上げた。
綾は視線をそらしたままで、こちらを見ようとはしなかったが、かすかに頷いたようだった。
ルパンはおもむろに立ち上がり、いきなり彼女の服を切り裂いた。
「おいっ」
次元が目を剥いた。
綾はは声にならない声を上げて床にへたり込んだ。
顕になった肌を腕で隠そうとしながら、カタカタと小さく震えている。
羞恥か、恐怖か。その両方か。
こらえきれない感情に伏せられた瞼の先で長い睫毛が揺れていた。
ルパンはため息をついた。
ジャケットを脱いで彼女の肩にかけてやる。
「覚悟もないくせに、そんなことを言うもんじゃないぜ」


とまぁ、こんな感じです。
中学生でこのシーンはないだろ汗
って思うでしょうが、まぁこれは私の趣味、マカロニウエスタンの影響ですね。
続荒野の用心棒とか、いきなり「脱げ」って言いますからね(まぁ、敵の目を誤魔化すためだったけど)。

この後ルパンは「出世払いでいい」とか言って彼女の依頼を受け、物語が始まるわけですが。
思い起こせばこの話、銭形警部も結構非情な感じだったなぁ。髪とか平気で掴む感じの。
当時の私がだいぶウエスタンにかぶれてたか、鬱屈してたかですな笑

因みにこれは、後でボツコニアンに晒しておきます。

それでは、また。
再見!



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