第3話
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「俺だよ。ルパン三世」
「ルパ……!」
「シーッ、ダメだって!」
驚きの声を上げる綾の口を、ルパンはその大きな手で覆った。
「驚かせすぎちゃったかな。でも君に近づくにはこれしか方法がなくってさ」
「正体がバレたと思って心臓が止まりそうだったわ。それにしても、」
綾はルパンの手を退けて、まじまじと彼を見つめた。
そして吹き出してしまう。
「ひどい格好!」
「そう? けっこう頑張ったんだけどな。これでもプロポーズされた経験があるのよーん?」
ルパンは左手を腰に、右手を後頭部へやってウフンとシナを作った。
「超お金持ちの造船王に気に入られちゃってね。まぁ、お宝さえ頂いたら即ポイッ、捨ててやったけど」
「へぇ……」
綾は話半分くらいに思って聞いていた。
「さて。シャワーでも浴びよっか?」
「…………」
「冗談よ、冗談。俺は五エ門とリビングに居るから」
ルパンはリビングへと続くドアを開けた。
「マリー!」
「ヒエッ!」
ドアの前にソーントンが仁王立ちをしていた。
「そんな事だろうと思いました。怠けるのは許しませんよ」
「いや、王女は今バスルームへ……」
「お背中くらいお流ししなさい。とにかく王女から離れないように!」
ソーントンはマリーの腕を掴むと、バスルームに彼女を押し込んだ。
ちょうど服を脱ごうとしていた綾と目が合う。
「キャーッ!!」
「ワーッ!!」
綾とルパンの悲鳴が重なった。
「ルパ……!」
「シーッ、ダメだって!」
驚きの声を上げる綾の口を、ルパンはその大きな手で覆った。
「驚かせすぎちゃったかな。でも君に近づくにはこれしか方法がなくってさ」
「正体がバレたと思って心臓が止まりそうだったわ。それにしても、」
綾はルパンの手を退けて、まじまじと彼を見つめた。
そして吹き出してしまう。
「ひどい格好!」
「そう? けっこう頑張ったんだけどな。これでもプロポーズされた経験があるのよーん?」
ルパンは左手を腰に、右手を後頭部へやってウフンとシナを作った。
「超お金持ちの造船王に気に入られちゃってね。まぁ、お宝さえ頂いたら即ポイッ、捨ててやったけど」
「へぇ……」
綾は話半分くらいに思って聞いていた。
「さて。シャワーでも浴びよっか?」
「…………」
「冗談よ、冗談。俺は五エ門とリビングに居るから」
ルパンはリビングへと続くドアを開けた。
「マリー!」
「ヒエッ!」
ドアの前にソーントンが仁王立ちをしていた。
「そんな事だろうと思いました。怠けるのは許しませんよ」
「いや、王女は今バスルームへ……」
「お背中くらいお流ししなさい。とにかく王女から離れないように!」
ソーントンはマリーの腕を掴むと、バスルームに彼女を押し込んだ。
ちょうど服を脱ごうとしていた綾と目が合う。
「キャーッ!!」
「ワーッ!!」
綾とルパンの悲鳴が重なった。