第2話
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あらかじめ落ち合う約束をしておいた五エ門と合流し、ルパン達はすぐさまソーントンの乗る特別列車を追った。
「お召し列車なんてのは大してスピードを出さないから、すぐに追いつくぜ」
宣言どおり、しばらくすると前方にのんびり走る列車を捉える事ができた。
高級感のあるマホガニー色の車体にはユニシアの紋章が施され、ひと目でお召し列車だと分かる。
「先回りするぞ」
「先回りして、それからどうする」
次元はせかせかと訊ねた。
余裕ぶった態度の相棒を見ていると、もっと迅速にできないものかと焦れったくなる。
「策はあるのか」
「だから五エ門をピックアップしたんでしょーが。五エ門、修行中のところを悪かったな」
「なに、いつもの事だ」
五エ門は澄ました顔で言った。
「それより拙者、気になる事があるのだが……この件、次元の女が絡んでるというのは本当なのか?」
「だ、誰がそんな事を⁉︎」
思わず叫んだものの、それは訊くまでもない。
次元はそっぽを向いているルパンを睨みつけた。
「まぁ良い、手を貸そう」
五エ門は笑いながら次元の肩に手を置いた。
「ルパンの言うとおり、面白いものが見られそうだからな」
「…………」
次元は渋い顔をして黙り込んだ。
「お召し列車なんてのは大してスピードを出さないから、すぐに追いつくぜ」
宣言どおり、しばらくすると前方にのんびり走る列車を捉える事ができた。
高級感のあるマホガニー色の車体にはユニシアの紋章が施され、ひと目でお召し列車だと分かる。
「先回りするぞ」
「先回りして、それからどうする」
次元はせかせかと訊ねた。
余裕ぶった態度の相棒を見ていると、もっと迅速にできないものかと焦れったくなる。
「策はあるのか」
「だから五エ門をピックアップしたんでしょーが。五エ門、修行中のところを悪かったな」
「なに、いつもの事だ」
五エ門は澄ました顔で言った。
「それより拙者、気になる事があるのだが……この件、次元の女が絡んでるというのは本当なのか?」
「だ、誰がそんな事を⁉︎」
思わず叫んだものの、それは訊くまでもない。
次元はそっぽを向いているルパンを睨みつけた。
「まぁ良い、手を貸そう」
五エ門は笑いながら次元の肩に手を置いた。
「ルパンの言うとおり、面白いものが見られそうだからな」
「…………」
次元は渋い顔をして黙り込んだ。