第2話
name change
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帰り際、プルーデンスは次元にくってかかった。
「泣きそうだったわ、あの子。あんな怖い声で脅かすなんて」
「子供のテロリストだっている」
「テロ……!」
プルーデンスは絶句した。
「子供だからと油断した隙を狙って、周りの大人が狙ってくるかもしれない」
「そんな! あそこにそんな人はいないわ!」
怒りを露にし、次元の方へと身を乗り出すプルーデンス。
まただ。
距離が近すぎる。
次元は内心あきれながら、座る位置をずらして彼女から適度な距離をとる。
「知りもしないくせに、よく言い切れるな」
「!」
次元は帽子の下からプルーデンスを見据えた。
「言っておきたいことがある。最初に会ったら時から思ってたが、あんたは王女として少々難がある。危機管理が全くなっちゃあいない。相手を確かめずにドアを開ける、見ず知らずの人間に不用意に近寄る。そんなんじゃ、こっちの命がいくらあったって足りねぇ」
プルーデンスは黙っていた。
両手を固く握り合わせ、じっと唇をかみ締めている。
「反論はあるか?」
プルーデンスは俯いたまま首を振った。
何も言えないようだった。
「泣きそうだったわ、あの子。あんな怖い声で脅かすなんて」
「子供のテロリストだっている」
「テロ……!」
プルーデンスは絶句した。
「子供だからと油断した隙を狙って、周りの大人が狙ってくるかもしれない」
「そんな! あそこにそんな人はいないわ!」
怒りを露にし、次元の方へと身を乗り出すプルーデンス。
まただ。
距離が近すぎる。
次元は内心あきれながら、座る位置をずらして彼女から適度な距離をとる。
「知りもしないくせに、よく言い切れるな」
「!」
次元は帽子の下からプルーデンスを見据えた。
「言っておきたいことがある。最初に会ったら時から思ってたが、あんたは王女として少々難がある。危機管理が全くなっちゃあいない。相手を確かめずにドアを開ける、見ず知らずの人間に不用意に近寄る。そんなんじゃ、こっちの命がいくらあったって足りねぇ」
プルーデンスは黙っていた。
両手を固く握り合わせ、じっと唇をかみ締めている。
「反論はあるか?」
プルーデンスは俯いたまま首を振った。
何も言えないようだった。