第3話
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その後は行事やイベント続きだった。
王女としての公務に明け暮れる日々だったが、次元が目を光らせているおかげで何事もなく過ぎていった。
ある日の午後、プルーデンスは秘書のソーントンとレセプションの打ち合わせをしていた。
ソーントンはプルーデンスに対し、まるでなりたての王女に説明するかのように、手順や注意事項を事細かに教えている。
次元は黙ってソファに腰を下ろし、話が終わるのを待っていた。
プルーデンスの背中をボンヤリと眺める。
蜂蜜色の艶々とした髪。
それが彼女が身動きするたびにさらさらと揺れて輝く。
背中の大きく開いたドレスを着ており、髪が揺れるたびに時折、白い肌がのぞいて見えた。
「説明は以上ですが、何かわからない所はありますか?」
ソーントンが手元のファイルを閉じて顔を上げた。
プルーデンスは大きなため息をつき苦笑いを浮かべる。
「もう正直、全部って言いたいところよ。やることが多すぎて、何が何だか……」
「王女ってのも、ずいぶんと忙しいんだな」
打ち合わせが終わったようなので、次元も口を開いた。
「国王が内政と外交でアクセクしているのをしり目に、王女はのんびりお茶でも飲みながらずっとお喋りしてるもんだと思ってたぜ」
「そうだったら楽でいいのに」
笑って相槌を打つプルーデンス。
ソーントンも苦笑している。
王女としての公務に明け暮れる日々だったが、次元が目を光らせているおかげで何事もなく過ぎていった。
ある日の午後、プルーデンスは秘書のソーントンとレセプションの打ち合わせをしていた。
ソーントンはプルーデンスに対し、まるでなりたての王女に説明するかのように、手順や注意事項を事細かに教えている。
次元は黙ってソファに腰を下ろし、話が終わるのを待っていた。
プルーデンスの背中をボンヤリと眺める。
蜂蜜色の艶々とした髪。
それが彼女が身動きするたびにさらさらと揺れて輝く。
背中の大きく開いたドレスを着ており、髪が揺れるたびに時折、白い肌がのぞいて見えた。
「説明は以上ですが、何かわからない所はありますか?」
ソーントンが手元のファイルを閉じて顔を上げた。
プルーデンスは大きなため息をつき苦笑いを浮かべる。
「もう正直、全部って言いたいところよ。やることが多すぎて、何が何だか……」
「王女ってのも、ずいぶんと忙しいんだな」
打ち合わせが終わったようなので、次元も口を開いた。
「国王が内政と外交でアクセクしているのをしり目に、王女はのんびりお茶でも飲みながらずっとお喋りしてるもんだと思ってたぜ」
「そうだったら楽でいいのに」
笑って相槌を打つプルーデンス。
ソーントンも苦笑している。