第1話
name change
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「頼むよ次元、このとーりっ!」
ルパンに拝まれ、次元は思いっきり嫌そうな顔をした。
「冗談じゃねぇ。ガキの子守りなんかやってられるか」
「ガキの子守りじゃない、かわい子ちゃんのボディガード!」
「ハタチそこそこの娘なんざぁ、ガキと同じだ」
あいにく、こちらはガキの相手をしていられる程忍耐強くはない。
大いに不満といった様子で次元はどっかりとソファに腰を下ろした。
ルパンはすかさず隣に座り、説得を続ける。
「大丈夫だって。相手はユニシア国の王女だぜ? 大人しいもんよ」
「王女だぁ?」
次元は帽子の下からルパンをにらみつけた。
「おいルパン、いったい俺に何をさせようってんだ」
ルパンはニヤリと笑った。
「ルナトーンって宝石、知ってっか?」
次元は首をひねった。
聞いたことのない名前だ。
「これを見ろよ」
ルパンが差し出したのは新聞記事の切り抜きだった。
米大統領がユニシアを公式訪問した際のレセプションの模様が記事になっている。
写真は米大統領と握手を交わすユニシア国の王女だ。
ルパンに拝まれ、次元は思いっきり嫌そうな顔をした。
「冗談じゃねぇ。ガキの子守りなんかやってられるか」
「ガキの子守りじゃない、かわい子ちゃんのボディガード!」
「ハタチそこそこの娘なんざぁ、ガキと同じだ」
あいにく、こちらはガキの相手をしていられる程忍耐強くはない。
大いに不満といった様子で次元はどっかりとソファに腰を下ろした。
ルパンはすかさず隣に座り、説得を続ける。
「大丈夫だって。相手はユニシア国の王女だぜ? 大人しいもんよ」
「王女だぁ?」
次元は帽子の下からルパンをにらみつけた。
「おいルパン、いったい俺に何をさせようってんだ」
ルパンはニヤリと笑った。
「ルナトーンって宝石、知ってっか?」
次元は首をひねった。
聞いたことのない名前だ。
「これを見ろよ」
ルパンが差し出したのは新聞記事の切り抜きだった。
米大統領がユニシアを公式訪問した際のレセプションの模様が記事になっている。
写真は米大統領と握手を交わすユニシア国の王女だ。
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