第14話
その頃。
綾は気づいていなかったが、水槽にはある変化が現れていた。
最初はほんの小さな瞬きで、見ていたカルロスは灯りの反射か錯覚だと思った。
やがて光は水槽全体に広がって、金色の光を放ち始める。
「やったぞ……!」
カルロスは慌ててエネルギー装置に駆け寄った。
インカムをつけ、政府の科学者とコンタクトをとる。
「水が共鳴した。今の周波数を記憶させるにはどうしたらいい……あぁ、わかった」
指示された通りにコンソールパネルを操作した。
ピーという機械音とともに、赤のランプが一つ、緑色に変わる。
周波数の特定が終了し、エネルギーシステムに記憶された。
「よし、完了した。エネルギーの蓄積を開始する……スイッチはどれだ?」
カルロスはエネルギーシステムの操作に夢中になっていた。
綾は気づいていなかったが、水槽にはある変化が現れていた。
最初はほんの小さな瞬きで、見ていたカルロスは灯りの反射か錯覚だと思った。
やがて光は水槽全体に広がって、金色の光を放ち始める。
「やったぞ……!」
カルロスは慌ててエネルギー装置に駆け寄った。
インカムをつけ、政府の科学者とコンタクトをとる。
「水が共鳴した。今の周波数を記憶させるにはどうしたらいい……あぁ、わかった」
指示された通りにコンソールパネルを操作した。
ピーという機械音とともに、赤のランプが一つ、緑色に変わる。
周波数の特定が終了し、エネルギーシステムに記憶された。
「よし、完了した。エネルギーの蓄積を開始する……スイッチはどれだ?」
カルロスはエネルギーシステムの操作に夢中になっていた。