Mの襲来
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郵便局で手紙を出してからアパートへ戻ってくると、ちょうどウィギンスがドアをノックしたところだった。
出てきたホームズはまず私の姿を認めてニコリとし、続いてウィギンスに駄賃をやって小さな紙切れを受け取った。
「やぁ、おかえりワトソン。入りたまえ、アオイが喜ぶ」
「彼女に砂糖菓子を買ってきたのが分かったのかい」
「ポケットからはみ出ているからね」
ホームズは喉の奥でククッと笑うと、ウィギンスから手渡された紙切れに目を通した。
すると途端に顔色が変わり、視線が紙の上を二度往復した。
「ワトソン……!」
「どうかしたのかい?」
「ホームズさん? どうかしました?」
ホームズが口を開く前に、中からアオイの声がした。
「ワトソン君だよ。外は寒かったようだから、熱いお茶を淹れてやってくれ」
「はぁい」
ホームズは外に出てきてドアを閉めると、低い声で私に言った。
「君がいてくれる事に今日ほど感謝した日はないよ」
「そりゃ嬉しいね。何かあったのかい?」
「これを見てくれ」
差し出されたのは先程の小さな紙切れで、短いメッセージが書いてあった。
『M ガ ロンドンニ ムカッタ』
「Mだって? モラン大佐ならもう逮捕したじゃないか」
「あんなのはほんの小物さ」
わかるだろう、とホームズに目で訴えられて、私の背筋に冷たいものが走った。
「モリアーティか……?」
「あぁ」
ホームズが頷いた。
「奴が帰ってくる」
出てきたホームズはまず私の姿を認めてニコリとし、続いてウィギンスに駄賃をやって小さな紙切れを受け取った。
「やぁ、おかえりワトソン。入りたまえ、アオイが喜ぶ」
「彼女に砂糖菓子を買ってきたのが分かったのかい」
「ポケットからはみ出ているからね」
ホームズは喉の奥でククッと笑うと、ウィギンスから手渡された紙切れに目を通した。
すると途端に顔色が変わり、視線が紙の上を二度往復した。
「ワトソン……!」
「どうかしたのかい?」
「ホームズさん? どうかしました?」
ホームズが口を開く前に、中からアオイの声がした。
「ワトソン君だよ。外は寒かったようだから、熱いお茶を淹れてやってくれ」
「はぁい」
ホームズは外に出てきてドアを閉めると、低い声で私に言った。
「君がいてくれる事に今日ほど感謝した日はないよ」
「そりゃ嬉しいね。何かあったのかい?」
「これを見てくれ」
差し出されたのは先程の小さな紙切れで、短いメッセージが書いてあった。
『M ガ ロンドンニ ムカッタ』
「Mだって? モラン大佐ならもう逮捕したじゃないか」
「あんなのはほんの小物さ」
わかるだろう、とホームズに目で訴えられて、私の背筋に冷たいものが走った。
「モリアーティか……?」
「あぁ」
ホームズが頷いた。
「奴が帰ってくる」