彼女は常に嘘をつく4
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「どうしてそんな話を俺に?」
「次元がね、歌を教えてくれたの」
ルパンは首をかしげた。
身の上話と歌がどう繋がるのか、ピンとこなかったのだ。
「クリスマスツリーのそばでね、ジングルベルを歌ってくれたの。あぁ、なんだか家族みたいだなぁって思ったら、すごく嬉しくて…… 」
綾の目にまた涙が浮かぶ。
しかしその表情は、とても幸せそうだった。
「綾ちゃん。今後はもう、嘘はつかなくて良いんだ」
ルパンは手を伸ばして綾の頭を撫でた。
「君はもうルパンファミリーの一員なんだから」
綾は涙で顔をクシャクシャにしながら、身を乗り出してルパンに抱きついた。
「ルパン、ありがとう! 大好き!」
「えー? 今のはウソホント、どっちなの?」
「ホントだよ!」
2人して声を上げて笑う。
「おーい、何をしてるんだ2人とも」
玄関が開いて次元が顔を出した。
「閉め出されたくなきゃ、さっさと入れ。五エ門が鍋用意したってよ」
「おでんかな?」
「おでんで飯は食えないんだよなぁ」
「それならロールキャベツ入れようよ」
そんな事を言い合いながら、2人はアジトへと入っていった。
おわり
「次元がね、歌を教えてくれたの」
ルパンは首をかしげた。
身の上話と歌がどう繋がるのか、ピンとこなかったのだ。
「クリスマスツリーのそばでね、ジングルベルを歌ってくれたの。あぁ、なんだか家族みたいだなぁって思ったら、すごく嬉しくて…… 」
綾の目にまた涙が浮かぶ。
しかしその表情は、とても幸せそうだった。
「綾ちゃん。今後はもう、嘘はつかなくて良いんだ」
ルパンは手を伸ばして綾の頭を撫でた。
「君はもうルパンファミリーの一員なんだから」
綾は涙で顔をクシャクシャにしながら、身を乗り出してルパンに抱きついた。
「ルパン、ありがとう! 大好き!」
「えー? 今のはウソホント、どっちなの?」
「ホントだよ!」
2人して声を上げて笑う。
「おーい、何をしてるんだ2人とも」
玄関が開いて次元が顔を出した。
「閉め出されたくなきゃ、さっさと入れ。五エ門が鍋用意したってよ」
「おでんかな?」
「おでんで飯は食えないんだよなぁ」
「それならロールキャベツ入れようよ」
そんな事を言い合いながら、2人はアジトへと入っていった。
おわり