彼女は常に嘘をつく4
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12月のはじめ。
アジトでは1人浮かれた様子の綾が、クリスマスの準備にいそしんでいる。
「ジングルベル~ジングルベル~」
大きなモミの木の周りを回って、金と銀のモールでグルグル巻きにしている。
ちなみにこのモミの木は先日、綾に拝み倒されて五エ門がどこかの森から調達してきたものである。
次元はソファでコーヒーをすすりながら、綾のやる事を見守っていた。
(短冊とか飾るのかと思ってたが、意外に普通だったな……)
赤いオーナメントボール。キャンディケイン。金の鈴に松ぼっくり。キャンドル代わりの電飾。
キリスト生誕にまつわるそれらのオーナメントを枝がしなるほど飾り付けた後、一度下がって全体を確認した綾は満足そうに笑った。
そして最後に脚立を引っ張ってきて、トップスターを飾る。
「ジングルベル~ジングルベル~ジングルベル~ジングルベル~」
微妙に音程の外れた歌がアジトに響いていた。
彼女は常に嘘をつく ~嘘とホントの二律背反~
アジトでは1人浮かれた様子の綾が、クリスマスの準備にいそしんでいる。
「ジングルベル~ジングルベル~」
大きなモミの木の周りを回って、金と銀のモールでグルグル巻きにしている。
ちなみにこのモミの木は先日、綾に拝み倒されて五エ門がどこかの森から調達してきたものである。
次元はソファでコーヒーをすすりながら、綾のやる事を見守っていた。
(短冊とか飾るのかと思ってたが、意外に普通だったな……)
赤いオーナメントボール。キャンディケイン。金の鈴に松ぼっくり。キャンドル代わりの電飾。
キリスト生誕にまつわるそれらのオーナメントを枝がしなるほど飾り付けた後、一度下がって全体を確認した綾は満足そうに笑った。
そして最後に脚立を引っ張ってきて、トップスターを飾る。
「ジングルベル~ジングルベル~ジングルベル~ジングルベル~」
微妙に音程の外れた歌がアジトに響いていた。
彼女は常に嘘をつく ~嘘とホントの二律背反~