可愛いはつくれる
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ほどなく、部屋のドアが開いて不二子が出てきた。
唇には満足そうに笑みを浮かべている。
「不二子。お前、綾に何をした」
次元がせかせかと訊ねた。
不二子は何を想像したんだかという一瞥を男たちに投げ、
「メイクしたのよ。決まってるでしょ」
と言った。
「ほら綾、恥ずかしがってないで出てらっしゃい!」
ドアの向こうから綾を引っ張り出す。
廊下のダウンライトに照らされて、綾は恥ずかしそうにモジモジしている。
白いニットにラベンダー色のフレアスカート。
チークもアイシャドウも淡いピンク系で、もうどこから見ても可愛い要素しかない。
柔らかそうな白い肌。艶々した唇。細かく震える長いまつ毛。
綾が日頃気にしている箇所も、不二子は隠そうとはせず、むしろチャーミングポイントに変えてしまっていた。
「可愛い……」
男たちのため息がもれた。
「ちょっとしたコンプレックスなんか、メイク次第でどうにでもなるの。『可愛い』は作れるのよ」
これは女の子だけの特権ねと、不二子は得意げに胸を張った。
終わり
唇には満足そうに笑みを浮かべている。
「不二子。お前、綾に何をした」
次元がせかせかと訊ねた。
不二子は何を想像したんだかという一瞥を男たちに投げ、
「メイクしたのよ。決まってるでしょ」
と言った。
「ほら綾、恥ずかしがってないで出てらっしゃい!」
ドアの向こうから綾を引っ張り出す。
廊下のダウンライトに照らされて、綾は恥ずかしそうにモジモジしている。
白いニットにラベンダー色のフレアスカート。
チークもアイシャドウも淡いピンク系で、もうどこから見ても可愛い要素しかない。
柔らかそうな白い肌。艶々した唇。細かく震える長いまつ毛。
綾が日頃気にしている箇所も、不二子は隠そうとはせず、むしろチャーミングポイントに変えてしまっていた。
「可愛い……」
男たちのため息がもれた。
「ちょっとしたコンプレックスなんか、メイク次第でどうにでもなるの。『可愛い』は作れるのよ」
これは女の子だけの特権ねと、不二子は得意げに胸を張った。
終わり