ご招待申し上げます。
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ホテルに着くと、すでに次元が待っていた。
五エ門も一緒だ。
綾は歓声をあげて五エ門に駆け寄った。
「ごえもーん!」
「綾!」
五エ門は両腕を広げて駆けてきた綾を抱きとめ、そのままクルクルと振り回した。
「まるで親子ね」
不二子はそんな2人を微笑ましく眺めた。
「ねぇ五エ門。私にイケメン紹介してよ」
五エ門は少し困った顔をした。
「何ゆえ、拙者に言う」
「言うだけ言ってみようかなと思って」
「……そなたの好みは分からん」
「石油王」
五エ門はますます困ったように眉根を寄せた。
「生憎、知り合いに石油王はおらぬ」
「不二子ちゃんたら、またソレだ!」
綾がケラケラと笑った。
「石油王がダメなら、不動産王でも良いんだけど」
「不二子ちゃん、不二子ちゃん。遊戯王は?」
「却下」
綾と不二子は声をあげて笑い合う。
「アホらし……俺はちょっくらタバコでも……」
次元は呆れ顔で、その場を離れようとした。
「そう言えば」
思い出したように五エ門が言った。
「ここへ来る途中、銭形を見かけた」
「何?」
次元が眉を吊り上げた。
「さすがはとっつぁんだな。もう嗅ぎつけてきやがったか」
「見つからないように変装しなきゃね」
不二子も苦々しそうに呟く。
「何より、式をぶち壊されないようにしないと……」
「拙者もそう思ってしばらく観察していたんだが、銭形もどうやらルパンに招待されたようなのだ。駅に到着するまでの間、ポケットから招待状を出して何度も眺めていた」
「銭形を、招待……?」
次元は宙を睨んだ。
結婚式は相手のあることだ。
しかもその相手はマスコミも大注目の超大物。
いくらルパンといえど、自分の結婚式を自らぶち壊すようなマネはしないだろう。
ということは、この結婚式は……。
何かあるな。
結論の出た次元は、ニヤリと笑った。
「こいつぁ、面白くなってきやがった」
終わり
五エ門も一緒だ。
綾は歓声をあげて五エ門に駆け寄った。
「ごえもーん!」
「綾!」
五エ門は両腕を広げて駆けてきた綾を抱きとめ、そのままクルクルと振り回した。
「まるで親子ね」
不二子はそんな2人を微笑ましく眺めた。
「ねぇ五エ門。私にイケメン紹介してよ」
五エ門は少し困った顔をした。
「何ゆえ、拙者に言う」
「言うだけ言ってみようかなと思って」
「……そなたの好みは分からん」
「石油王」
五エ門はますます困ったように眉根を寄せた。
「生憎、知り合いに石油王はおらぬ」
「不二子ちゃんたら、またソレだ!」
綾がケラケラと笑った。
「石油王がダメなら、不動産王でも良いんだけど」
「不二子ちゃん、不二子ちゃん。遊戯王は?」
「却下」
綾と不二子は声をあげて笑い合う。
「アホらし……俺はちょっくらタバコでも……」
次元は呆れ顔で、その場を離れようとした。
「そう言えば」
思い出したように五エ門が言った。
「ここへ来る途中、銭形を見かけた」
「何?」
次元が眉を吊り上げた。
「さすがはとっつぁんだな。もう嗅ぎつけてきやがったか」
「見つからないように変装しなきゃね」
不二子も苦々しそうに呟く。
「何より、式をぶち壊されないようにしないと……」
「拙者もそう思ってしばらく観察していたんだが、銭形もどうやらルパンに招待されたようなのだ。駅に到着するまでの間、ポケットから招待状を出して何度も眺めていた」
「銭形を、招待……?」
次元は宙を睨んだ。
結婚式は相手のあることだ。
しかもその相手はマスコミも大注目の超大物。
いくらルパンといえど、自分の結婚式を自らぶち壊すようなマネはしないだろう。
ということは、この結婚式は……。
何かあるな。
結論の出た次元は、ニヤリと笑った。
「こいつぁ、面白くなってきやがった」
終わり