怒るなよ
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結局、次元は追いかけるのをやめて一人で戻ってきた。
「じげ……っく」
次元を見上げる綾の目は、何でも良いから早く止めてくれと訴えている。
「うーん。方法がない訳じゃないが……」
次元は頭をかいて綾を見下ろした。
「試してみるか。怒るなよ」
綾はコクコクと頷いた。
なぜ『怒るな』なのか、理解していない。
と、唐突に次元が綾の腕をひいた。
ちゅっ、と。
ほんの一秒、唇が重なってそっと離れた。
沈黙。
「止まったか?」
「……!」
「止まったようだな。良かった良かった」
次元が笑うと、綾は真っ赤な顔をして、
「ばか……」
と顔を隠した。
おわり
「じげ……っく」
次元を見上げる綾の目は、何でも良いから早く止めてくれと訴えている。
「うーん。方法がない訳じゃないが……」
次元は頭をかいて綾を見下ろした。
「試してみるか。怒るなよ」
綾はコクコクと頷いた。
なぜ『怒るな』なのか、理解していない。
と、唐突に次元が綾の腕をひいた。
ちゅっ、と。
ほんの一秒、唇が重なってそっと離れた。
沈黙。
「止まったか?」
「……!」
「止まったようだな。良かった良かった」
次元が笑うと、綾は真っ赤な顔をして、
「ばか……」
と顔を隠した。
おわり