仲良くやろうや
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仕事は、思っていたよりずっと危険だった。
箱を渡すだけだったはずが、相手に正体を見破られた。
銃声。
怒号。
走る足音。
二人は古い倉庫の奥へ逃げ込んだ。
「こっちだ!」
次元に腕を引かれ、綾は狭い階段を駆け上がる。
扉を開ける。
そこは屋上。逃げ道はない。
背後から足音が迫ってくる。
綾は息を切らしながら、次元を見る。
「……どうする?」
次元は煙草を捨て、靴で揉み消した。
「どうするって?」
「追い込まれた」
「そうだな」
「笑ってる場合じゃないでしょう」
「別に笑ってねぇよ」
「笑ってるわよ」
「お前がいるからな」
「……何それ」
次元は肩をすくめた。
「まあ、なるようになるさ」
「それで済む状況?」
「済ませるんだよ」
そう言った直後、屋上の扉が蹴り開けられた。
次元が銃を抜く。
「……やるっきゃないわね」
綾も懐へ手を入れる。
次元がチラリと綾を見た。
「俺と地獄に落ちてくれるってんなら歓迎だ」
綾は目を瞬いた。
次元は、ニヤリと笑った。
「仲良くやろうや」
銃声が響いた。
箱を渡すだけだったはずが、相手に正体を見破られた。
銃声。
怒号。
走る足音。
二人は古い倉庫の奥へ逃げ込んだ。
「こっちだ!」
次元に腕を引かれ、綾は狭い階段を駆け上がる。
扉を開ける。
そこは屋上。逃げ道はない。
背後から足音が迫ってくる。
綾は息を切らしながら、次元を見る。
「……どうする?」
次元は煙草を捨て、靴で揉み消した。
「どうするって?」
「追い込まれた」
「そうだな」
「笑ってる場合じゃないでしょう」
「別に笑ってねぇよ」
「笑ってるわよ」
「お前がいるからな」
「……何それ」
次元は肩をすくめた。
「まあ、なるようになるさ」
「それで済む状況?」
「済ませるんだよ」
そう言った直後、屋上の扉が蹴り開けられた。
次元が銃を抜く。
「……やるっきゃないわね」
綾も懐へ手を入れる。
次元がチラリと綾を見た。
「俺と地獄に落ちてくれるってんなら歓迎だ」
綾は目を瞬いた。
次元は、ニヤリと笑った。
「仲良くやろうや」
銃声が響いた。