Friendly Fire
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「これ以上は看過できない」
険しい顔でルパンが言った。
「外れてもらうってことでいいな。綾」
「そ、んな……」
仲間を外れる。
それはもう彼と会えなくなるというのと同義だ。
「お願いルパン、何でもするから」
綾は彼の胸に縋りついた。
「それだけは……」
頭上から大きなため息がふってきた。
「それなら、条件を出そう」
視線を上げると、彼の射抜くような眼差しとぶつかった。
怖いくらいに厳しい眼差し。
「振られてこい、綾」