プレゼント
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五エ門
「五エ門、お誕生日おめでとう」
帰宅した俺をクラッカーで出迎えた綾は、嬉しそうに俺の手を引いた。
仲間達の待つテーブルへと誘われるままに座る。
「五エ門の好きな物、いっぱい作ったからね! 肉じゃがでしょ、だし巻き卵でしょ……」
誰の誕生日だか分からない位はしゃいでいる綾が可愛くて、こちらもつい笑みが溢れる。
「そうか」
「でもごめんね、プレゼントがまだ決まってなくて。五エ門は何が欲しい?」
そんな質問をするなんて、無防備にも程がある。
正座をさせて小1時間説教したいところだが、無邪気な笑顔で見つめられては、それどころではない。
「何でも良いのか?」
「うん。私に用意できるものな……んっ」
我慢できず、返事の途中で唇を奪う。
言質は取れたから良かろう。
そのまま彼女を抱き上げれば、仲間達はさりげなく(さりげないのか?)そ知らぬふりをする。
「遠慮なく貰っていく」
「…………」
ようやく気づいた綾は真っ赤な顔を両手で覆った。
おわり
「五エ門、お誕生日おめでとう」
帰宅した俺をクラッカーで出迎えた綾は、嬉しそうに俺の手を引いた。
仲間達の待つテーブルへと誘われるままに座る。
「五エ門の好きな物、いっぱい作ったからね! 肉じゃがでしょ、だし巻き卵でしょ……」
誰の誕生日だか分からない位はしゃいでいる綾が可愛くて、こちらもつい笑みが溢れる。
「そうか」
「でもごめんね、プレゼントがまだ決まってなくて。五エ門は何が欲しい?」
そんな質問をするなんて、無防備にも程がある。
正座をさせて小1時間説教したいところだが、無邪気な笑顔で見つめられては、それどころではない。
「何でも良いのか?」
「うん。私に用意できるものな……んっ」
我慢できず、返事の途中で唇を奪う。
言質は取れたから良かろう。
そのまま彼女を抱き上げれば、仲間達はさりげなく(さりげないのか?)そ知らぬふりをする。
「遠慮なく貰っていく」
「…………」
ようやく気づいた綾は真っ赤な顔を両手で覆った。
おわり