肉じゃがか……
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ルパンと次元は下見と称して、どこぞのパーティに出かけてしまった。
私と五エ門はお留守番。
「五エ門も一緒に行けばよかったのに」
「パーテーなどは性に合わん」
そうですか、そうですか。
私は久しぶりに彼とゆっくり過ごせることに少しうきうきした。
「それじゃあ五エ門、いざ勝負!」
私は右手を差し出した。
彼の目がキラリと光る。
じゃんけん、ポン。
「わははー。勝った勝った!」
喜ぶ私の前で五エ門は、パーにした右手をわなわなと震わせている。
「グーと見せかけて実はチョキ、またその裏をかいて実はパーと、裏の裏まで読んだのに、不覚な……」
先週からずっと、こんな風に五エ門とジャンケン勝負をしている。
負けた方が勝った方の手伝いをする約束だ。
「一緒にごはん作ろっ!」
「どうせあたし達は赤い着物か白い着物。ご一緒させていただきます」
私には棺桶も牢屋も必要ないですが。
「えーと。それじゃ、五エ門はジャガイモ切って」
「斬鉄剣と拙者の腕をもってして斬れん物はない!」
ま、その意気は買いますけども。
五エ門はジャガイモを宙に放ったかと思うと、気合一閃。
瞬く間にジャガイモを乱切りにした。
「皮は剥こうよ、五エ門……」
「皮?」
五エ門は片手に斬鉄剣、片手にジャガイモを握って眉根を寄せた。
「大丈夫? 包丁使ってもいいんだよ」
「森羅万象、この一刀のもとに斬れぬ物なし!」
はいはい。頑張ってください。
私と五エ門はお留守番。
「五エ門も一緒に行けばよかったのに」
「パーテーなどは性に合わん」
そうですか、そうですか。
私は久しぶりに彼とゆっくり過ごせることに少しうきうきした。
「それじゃあ五エ門、いざ勝負!」
私は右手を差し出した。
彼の目がキラリと光る。
じゃんけん、ポン。
「わははー。勝った勝った!」
喜ぶ私の前で五エ門は、パーにした右手をわなわなと震わせている。
「グーと見せかけて実はチョキ、またその裏をかいて実はパーと、裏の裏まで読んだのに、不覚な……」
先週からずっと、こんな風に五エ門とジャンケン勝負をしている。
負けた方が勝った方の手伝いをする約束だ。
「一緒にごはん作ろっ!」
「どうせあたし達は赤い着物か白い着物。ご一緒させていただきます」
私には棺桶も牢屋も必要ないですが。
「えーと。それじゃ、五エ門はジャガイモ切って」
「斬鉄剣と拙者の腕をもってして斬れん物はない!」
ま、その意気は買いますけども。
五エ門はジャガイモを宙に放ったかと思うと、気合一閃。
瞬く間にジャガイモを乱切りにした。
「皮は剥こうよ、五エ門……」
「皮?」
五エ門は片手に斬鉄剣、片手にジャガイモを握って眉根を寄せた。
「大丈夫? 包丁使ってもいいんだよ」
「森羅万象、この一刀のもとに斬れぬ物なし!」
はいはい。頑張ってください。