June bride
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「…………」
カーテンが開き、次元がこのうえない仏頂面で出てきた。
「あ、着替え終わっ……」
振り返った綾は言葉をなくして次元を見つめた。
光沢のあるシルバーグレーのタキシードを着た次元は、ソワソワと落ち着かない。
「着なれねぇもんだからよ」
いつもの帽子に手を伸ばしたが、綾に横から奪い取られた。
「素敵よ、次元。とっても」
綾はニコニコと笑っている。
次元は彼女をじっと見つめた。
「花婿として、まず言わなきゃならねぇことがある」
次元はゆっくり歩み寄ると、彼女の腰に手を伸ばして抱き寄せた。
驚く彼女の耳に囁く。
「綺麗だぜ、綾」
不覚にもドキッとしてしまう綾。
真っ赤になって両手で顔を覆った。
「ずるい……」
おわり
カーテンが開き、次元がこのうえない仏頂面で出てきた。
「あ、着替え終わっ……」
振り返った綾は言葉をなくして次元を見つめた。
光沢のあるシルバーグレーのタキシードを着た次元は、ソワソワと落ち着かない。
「着なれねぇもんだからよ」
いつもの帽子に手を伸ばしたが、綾に横から奪い取られた。
「素敵よ、次元。とっても」
綾はニコニコと笑っている。
次元は彼女をじっと見つめた。
「花婿として、まず言わなきゃならねぇことがある」
次元はゆっくり歩み寄ると、彼女の腰に手を伸ばして抱き寄せた。
驚く彼女の耳に囁く。
「綺麗だぜ、綾」
不覚にもドキッとしてしまう綾。
真っ赤になって両手で顔を覆った。
「ずるい……」
おわり