不公平だ!
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「おぬしのその未練、拙者がたち斬ってやるぞ」
「ケッコーです。まったく、つまらん物切らせたら世界一だよお前は」
五エ門はぐっと言葉をつまらせた。
「ルパン、そろそろ女の尻じゃなくてお宝を追っかけようぜ」
次元が言った。
「年に5分でいいから真面目になれよ」
次元、いいこと言った。
そうだそうだと頷いていると、ルパンと目があった。
じっと見つめ合うルパンと私。
何よ。何が言いたいの?
「努力します……」
おや? いやに素直に引き下がったじゃない。
逆に気味悪いけど。
「でも、もうお宝は手に入れちゃったからなぁ……」
ぼそっと呟いたルパンの一言に、一同がおおっ、と声をあげる。
「さっすがルパン、手ぇ早っ!」
「うるせ、狙ったエモノは逃がさないのがな、ルパン一家のモットーなんだ! 」
エリサには逃げられてますが……
まぁ、今はそれは言わないでおこう。
彼の事だ、本気で彼女が欲しければ宣言通り手に入れるだろう。
「それで、お宝って何?」
「お前さ。お前が俺の宝だ」
キョトン。
一瞬、思考が停止した。
再起動、再起動。
「またそんな、見え透いたウソを……ウブなお嬢さんならともかく、私は騙されないわよ」
「何言ってんの。俺はね、人生で嘘ついたこと1回しかないのよ」
「ハイハイ、その1回が今ってオチね」
「ったく、可愛くねぇな」
ポリポリと頭をかくルパン。
「……とりあえず愛してっから」
「……私もよ」
お互い顔を見合わせて微笑み合う。
五エ門も次元もやれやれって顔をしてそっぽを向いた。
その隙に。
私はルパンの肩に手をかけ、腰を浮かしてキスをした。
終わり。
「ケッコーです。まったく、つまらん物切らせたら世界一だよお前は」
五エ門はぐっと言葉をつまらせた。
「ルパン、そろそろ女の尻じゃなくてお宝を追っかけようぜ」
次元が言った。
「年に5分でいいから真面目になれよ」
次元、いいこと言った。
そうだそうだと頷いていると、ルパンと目があった。
じっと見つめ合うルパンと私。
何よ。何が言いたいの?
「努力します……」
おや? いやに素直に引き下がったじゃない。
逆に気味悪いけど。
「でも、もうお宝は手に入れちゃったからなぁ……」
ぼそっと呟いたルパンの一言に、一同がおおっ、と声をあげる。
「さっすがルパン、手ぇ早っ!」
「うるせ、狙ったエモノは逃がさないのがな、ルパン一家のモットーなんだ! 」
エリサには逃げられてますが……
まぁ、今はそれは言わないでおこう。
彼の事だ、本気で彼女が欲しければ宣言通り手に入れるだろう。
「それで、お宝って何?」
「お前さ。お前が俺の宝だ」
キョトン。
一瞬、思考が停止した。
再起動、再起動。
「またそんな、見え透いたウソを……ウブなお嬢さんならともかく、私は騙されないわよ」
「何言ってんの。俺はね、人生で嘘ついたこと1回しかないのよ」
「ハイハイ、その1回が今ってオチね」
「ったく、可愛くねぇな」
ポリポリと頭をかくルパン。
「……とりあえず愛してっから」
「……私もよ」
お互い顔を見合わせて微笑み合う。
五エ門も次元もやれやれって顔をしてそっぽを向いた。
その隙に。
私はルパンの肩に手をかけ、腰を浮かしてキスをした。
終わり。