危険物と生ものはお送りできません(仮)
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「お主らを男と見込んで、頼みがある」
ふらりとアジトに戻ってきたら五エ門は、リビングに姿を見せるなりそう言った。
「どったの、五エ門ちゃ……ん」
五エ門の真剣な目を見て、茶々を入れようとしていたルパンは慌てて笑みを引っ込めた。
「とある場所に、届けてもらいたいものがあるのだ」
「てめぇで行くって訳にはいかねぇのか」
次元が口を挟んだ。
「お前なら大抵のことは対処できるだろうが」
「いや。それは出来ぬ」
「なんだ、ヤバい話か?」
「違う。断じてそういうわけではない」
「だったら……」
言いかけた次元に五エ門は首を振る。
「いや。そうしたいのは山々だが、出来ぬのだ」
五エ門は頑なに譲らない。
ルパンは、大きく息を吐くと五エ門を真っ直ぐ見た。
「……まぁ、いいぜ。その届け物ってのは何なんだ?」
「しばし待たれよ。今連れて来る」
「連れ……?」
ルパンと次元は顔を見合わせた。
ふらりとアジトに戻ってきたら五エ門は、リビングに姿を見せるなりそう言った。
「どったの、五エ門ちゃ……ん」
五エ門の真剣な目を見て、茶々を入れようとしていたルパンは慌てて笑みを引っ込めた。
「とある場所に、届けてもらいたいものがあるのだ」
「てめぇで行くって訳にはいかねぇのか」
次元が口を挟んだ。
「お前なら大抵のことは対処できるだろうが」
「いや。それは出来ぬ」
「なんだ、ヤバい話か?」
「違う。断じてそういうわけではない」
「だったら……」
言いかけた次元に五エ門は首を振る。
「いや。そうしたいのは山々だが、出来ぬのだ」
五エ門は頑なに譲らない。
ルパンは、大きく息を吐くと五エ門を真っ直ぐ見た。
「……まぁ、いいぜ。その届け物ってのは何なんだ?」
「しばし待たれよ。今連れて来る」
「連れ……?」
ルパンと次元は顔を見合わせた。
1/2ページ