第2話
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山道にさしかかった頃だった。
後ろから猛スピードで追い上げてくる黒塗りのセダンに、2人はほぼ同時に気がついた。
「やだ、お客さんだわ」
「俺のかもしれない」
綾がチラリと次元に目をやり、何もかも理解しているといった顔でニヤリと笑った。
「どちらにしろ、あんまり嬉しくない相手なのは間違いないようね」
どちらにしろ……?
次元は眉を顰めて綾を見た。
綾はアクセルを踏み込み、トラックはスピードをあげて坂道を登りはじめる。
「うー、重い」
唸るエンジン音に顔をしかめながら、綾は窓を開けた。
セダンから発砲音。
銃弾が空気を切り裂いた。
後ろから猛スピードで追い上げてくる黒塗りのセダンに、2人はほぼ同時に気がついた。
「やだ、お客さんだわ」
「俺のかもしれない」
綾がチラリと次元に目をやり、何もかも理解しているといった顔でニヤリと笑った。
「どちらにしろ、あんまり嬉しくない相手なのは間違いないようね」
どちらにしろ……?
次元は眉を顰めて綾を見た。
綾はアクセルを踏み込み、トラックはスピードをあげて坂道を登りはじめる。
「うー、重い」
唸るエンジン音に顔をしかめながら、綾は窓を開けた。
セダンから発砲音。
銃弾が空気を切り裂いた。