第4話
name change
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目を覚ました綾はぼんやりと天井を見つめた。
ここはどこだろうかとのんびり考える。
「目ぇ覚めたか」
ベッドのわきに見知らぬ男が寄ってきて、綾の顔を覗き込んだ。
「弾は摘出した。ここは俺達のアジトだ、安心しな」
手足が長くて背が高い。
部屋の白い壁に彼の赤いジャケットが眩しかった。
ふと、ベッドのそばのサイドテーブルにボディーガードが置いてあるのが綾の目に入った。
血まみれになっていたはずだが、いつの間にかきれいになっている。
綾は身体が悲鳴を上げるのを無視して半身を起こし、銃を掴んで男に向けた。
「あわわわっ、危ない!」
男は慌てた様子で、違う違うと両手を振った。
綾は男を睨みつけたまま、三角巾で吊られていない方の手で銃を握り、まっすぐに狙いをつけている。
「ケーン・キャラハンを殺して、何故私を助けたの」
「危ないからそれ下ろして、なっ? 何か勘違いしてるぜ綾ちゃん」
「何故私の名前を」
綾は不信感を募らせ、銃の撃鉄を起こした。
「おいルパン、けが人の部屋でなにを騒いでいるんだ」
声がして次元が姿を見せると、綾は目を丸くした。
「次元……」
ここはどこだろうかとのんびり考える。
「目ぇ覚めたか」
ベッドのわきに見知らぬ男が寄ってきて、綾の顔を覗き込んだ。
「弾は摘出した。ここは俺達のアジトだ、安心しな」
手足が長くて背が高い。
部屋の白い壁に彼の赤いジャケットが眩しかった。
ふと、ベッドのそばのサイドテーブルにボディーガードが置いてあるのが綾の目に入った。
血まみれになっていたはずだが、いつの間にかきれいになっている。
綾は身体が悲鳴を上げるのを無視して半身を起こし、銃を掴んで男に向けた。
「あわわわっ、危ない!」
男は慌てた様子で、違う違うと両手を振った。
綾は男を睨みつけたまま、三角巾で吊られていない方の手で銃を握り、まっすぐに狙いをつけている。
「ケーン・キャラハンを殺して、何故私を助けたの」
「危ないからそれ下ろして、なっ? 何か勘違いしてるぜ綾ちゃん」
「何故私の名前を」
綾は不信感を募らせ、銃の撃鉄を起こした。
「おいルパン、けが人の部屋でなにを騒いでいるんだ」
声がして次元が姿を見せると、綾は目を丸くした。
「次元……」