彩side
『りぃちゃん〜早く幼稚舎の準備しなさーい！
ママ遅れる！！』

莉彩「だってりぃ髪の毛上手くできてないねん
できなきゃ幼稚舎行かれへん！」

こだわりの強い髪の毛の結び方があるようで
自分で三つ編みできるようになって三つ編みしてアレンジしてる

『えぇ〜ママ洗濯物干してくるから
その間にしといてや〜』

莉彩「はーい！」

『あと20分で出なきゃ』

私山本彩　28歳　シングルマザー　未婚独身
現在4歳になる娘の莉彩（りさ）と2人暮らし
私立高校の日本史、世界史の非常勤講師だ
私立高校とだけあって給料はいいしボーナスもしっかり出る
設備だっていいし非常勤講師なのに手厚い福利厚生もある
非常勤講師なのは娘がまだ小さいなおかつ2人暮らしだからである
4年前にこの私立高校に来た　
まぁ実際に教壇に立ったり他の先生に挨拶したのはその1年後なんだけどね
学園長が色々助けてくれた
莉彩が中学生くらいになれば非常勤講師ではなく正式に契約する予定

『莉彩もうママ待てるだけ待った！荷物確認！」

莉彩「できたー！用意はハンカチ、連絡ノート、シール帳、自由帳、
筆箱、帽子、園内服、水筒、お弁当！ママ！全部○ついたー！」

『じゃあ行くよ！』

マンションを出てエレベーターに乗り込み
エントランス出て駐車場から車を出して乗り込み学園に向かう
学園着いたらまず幼稚園（幼児舎）に行き莉彩を預ける
で車で高等部の駐車場に止め自分のデスクに向かう
仕事だ仕事
今日も1日頑張ってきますか！