ひなside
彩ちゃんと2人学校探索をみんなが模試を受けている時にしている

彩「なぁ髪染めたまんまにするん？
一応私生徒指導担当やねんけど」

『あかんの？』

彩「ピアスもな一応あかんのよ
スカート短いし」

『これはもともと短かったもん」

彩「私のやから？」

『そう』

彩「身長2〜3センチしか変わらんやろ！？」

『これ切った？』

彩「かも…」

『それは彩ちゃんのせいやからあたしのせいじゃないよな？』

彩「ごめん…忘れてた笑笑」

『だから見逃して？』

彩「ん、わかった　ただ佐山先生は気をつけて？」

『みんながえーって言ってた先生？』

彩「そう　あたしが学生時代からおんねんけど
まぁ厳しいねん　　目つけられるかも知れへんから気をつけてな？」

『そうなったら英語使って文句言うだけや
頭おかしい奴って思われたら勝ちやろ？
うちのクラスは体育あの先生？』

彩「男子はな？
女子はあたしの先輩やで」

『女の人？』

彩「そう　海外で暮らしてた人やしひなと気が合いそうな人やわ」

『なんて言う先生？』

彩「大島優子先生」

『へー楽しみ』

彩「あっここ離れてるけど第２資料室な？
私のここにデスクあるからいつでも来てええよ」

『じゃあ入り浸ってもいいの？』

彩「まぁ限度っていうもんがあるけどな？」

『はぁい』

彩「夢莉驚いてたな？」

『まぁなんだかんだ会えてなかったしなぁ
彩ちゃんもやけど』

彩「帰ってきてもなかなかお互いの予定が噛み合わんかったからな」

『やろ？裏切り者って言われても仕方ないけどな』

彩「それは大丈夫やろ
それよりもクラスに馴染めるかの心配しなさいよ」

『そう？ならええけど
あんたんもクラスにおったし
まぁ目立つやろうけど大丈夫かな？』

彩「おんなじ中学やっけ？」

『小学校から一緒やねん
綺麗なお姉さんって感じになってたな』

彩「また喋れるよ
テスト終わったりしたら」

『彩ちゃんはさこのあと3時間暇なの？』

彩「暇ではないな
みんながテスト受けてる間にやれば特に残業もせず帰れるかな？」

『じゃあ私何すんの？』

彩「簡単な学力テストはもうしたしな〜
要はすることはないってこと」

『なら帰ってもいい？
荷解き途中やねんけど』

彩「それな？相談したらあかんねんて」

『えっ信じられへん』

彩「やからあたしが仕事してる間なにしててもええよ？」

『えぇ〜スマホいじってもええの？』

彩「この部屋の中ならな？」

『よし！ゲームする！』

彩「飽きたら作業しながら話聞くからあっちでの話でも聞かせて？」

『了解』

これから3時間の暇つぶしが始まる
暇だし早く荷解きしたいけどしょうがない
他の先生じゃなくて彩ちゃんといれるだけマシだ
我慢しよう