ひなside

「〜〜〜…ひな… ひなおきて？」

『ん〜あっ！握手会！あれ？寝てた？』

やっべ寝てたわ！こりゃメイクと髪の毛終了宣言だな

彩「うん笑笑　5分くらいかな？
あと50分しかないからメイクとか直すなら今のうちやで？」

『あー崩れてる？メイク』

彩「アイシャドウはちょっと薄くなってるのとリップが取れてるくらいかな？」

『それ直して髪ちょっとして歯磨きしよっと』

あまりなおさんでも良いらしい
髪はちょっとだけ三つ編みして巻き下ろし
だからコテが見えるしちょっとだけ巻き直そう

彩「あのさ！」

『ん？』

メイク直しながら答える

彩「髪やってくれない？時間ありそうなら』

『どうしたいの？どんな風にする？』

なんだそんなことか！

彩「任せる」

『え〜』

彩「じゃお揃いにしてよ」

『えぇ〜彩ちゃんとお揃いにするとさやゆーりファンに言われるやん…』

彩「あかん？」

めっちゃうるうるした目で見てくるやん
そんなうるうるした目でこっち見んとってよ…

『んーわかった！やるよ！』

彩「やった」

んーコテまずあっためないと

『ねぇ彩ちゃんコテあっためといてよ！その間に自分のこと済ますからさ」

彩「わかった〜」

彩ちゃんってとてとて歩くよな？
なんか可愛い歩き方あたしあんなんできひんわ笑笑

パウダーしてアイシャドウ直してリップ塗ったら顔はおっけー！
髪は三つ編み崩れてるやん…
直そ…

彩「ひなコテあったまった！」

『じゃああたしのメイクポーチからダッカール出してくれる？』

彩「ダッカールとは？」

『あー大きいメイクさんが使ってくれるピン』

彩「あっこれか！」

『そうそう！それそれ！』

彩「これどうしたらいい？」

『とりあえず持っとって』

よし自分の髪の毛終わった…
時間はあと40分間に合うか？