ひなside

今のところ押しの強い人からは逃げれてるんだよね〜
調子乗ってるときたりするからね気をつけなきゃ！
あっ！あれは！

『ふう〜〜〜！』

楓「わぁ！ひなだ！」

ついこの間卒業した薮下柊の妹である楓！
同期の妹だし同い年で仲が良い
昔はよく柊の家に泊まりに行ってたから家族とも仲が良いのだ

『なぁ！写真撮ろ？』

楓「え！いいの！？」

『うん！柊に自慢する！』

楓「後で楓にも送ってな？」

『もちろん！撮んで〜さん！にー！いち！
もう一枚！さん！にー！いち！おっけー！』

楓「ありがとう！」

『いやいや！こちらこそありがとうやで！これTwitterあげてもいい？』

楓「うん！あとさ！」

『ん？なに？』

楓「ゆみりんがひな探してた！』

『げっ！やばいぞ！それは！』

楓「捕まえててって言われてんけど…」

『うん無理やな！』

楓「いうと思った笑　なんとなくはぐらかしとくわ〜」

『よろしく！じゃな！柊とママとパパによろしく言っといて〜』

楓「はーい！」

危ない危ない！
ゆみりんこと瀧野由美子ちゃんは押しが強いメンバーである1人なのだ
捕まるなんてたまったもんじゃない！
捕まったら長いこと拘束されてしまう…
そうなるメンバーあげたらキリがないけどな？
そんなこと考えながらあてもなく歩いていたら


「「「「ひななんちゃーーーーん！！！！！！」」」」

やっべ！この声たちは…
キリがないっていったメンバーの一部
AKBの押しが強い組だ！
ざっと10人はおる

今はスニーカー
走る準備は十分オッケー
まだ外にしかファンはいない！
ということは！逃げるに限る！！！
走るのは早い方だから大丈夫やんな〜（泣

「ひななんちゃん！？待って〜〜〜〜！」
「ひななんさーーーん！！！」
「ひななんちゃーーん！」
「写真撮って〜〜〜！！」

ほんま最悪！！！しつこい！！
握手会ずっと立っとくのにここで体力無くしたくない！！！
あたし今日フル部数やってば！
やばい疲れてきた…


「こっち！！！！！早く！！！」

『えっ？』

走って逃げていたら誰かに腕を引かれた