1章:アイドル
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ひな side
現在の時刻22:00
百花「終わったか?」
『終わりました!』
彩「電話したら空いてるって言うから行こか」
『22時なのに空いてるんですか?』
彩「知り合いの店やねん
深夜まで空いてるし人少ないから穴場やねん」
『なるほど』
彩「行くよ!車乗って」
『はーい』
インテックス大阪から車で30分くらい
彩「着いたよここ」
『居酒屋?』
彩「そう でも基本何でもある」
ガラガラガラ
【おっ!彩久しぶりやなぁ!】
彩「急に電話してごめんな?」
【東京行って来てなかってんから久々にしっかり食べてきや?】
彩「ありがとう」
【誰もおらんけどあとは人入れへんから安心して話しぃ
奥の席開けてんで】
彩「ありがとう
じゃあ奥に行こうか」
『はい』
百花「うん」
先輩が上座に座られるのを見てから自分も座る
彩「何飲む?」
彩さんがタッチパネルいじりながら聞いてくれた
百花「私生」
『私ウーロン茶で』
彩「あとなんか食べる?」
百花「なんか適当に頼んで?それ食べる」
『私あんまり食べれへんから少なめで
彩さんのおすすめにしてください』
彩「わかった」
『珍しいですね 百花さんが呑むなんて』
百花「仲良いと思ってるからな
そういう人としか呑まんねん」
『私だってそう思ってますよ』
頼み終えてタッチパネルを彩さんが置いた
百花「で頼んだところで で?何を隠してるわけ?」
『どう言うことですか?』
百花「さや姉は知ってるんやろ?
今日のリハあんな必死に止めたのには理由があるんやろ?」
彩「まぁそうやな私と運営だけが知ってるわ」
百花「夢莉ちゃんとも一緒におらんかった
別れたんとちゃうか?」
『百花さんはやっぱり人のことよく見てますね』
百花「ひな はうちなりに可愛がってたと思うねんけど」
『そうですね 可愛がっていただきました』
彩「百花にも話すん?」
ここまでわかってる人に言わんのは無理があるし
『話します これから言う話は誰にも言わないでください
周りに人がいないし店主さんもキッチン割と遠くやから
とりあえず全部来てから話します』
百花「わかった まぁゆーりちゃんに聞いてんけどな」
『なるほど…』
シーン…気まずい…
【はい!これ飲みものねこっちが料理】
彩「ありがとう」
『ありがとうございます!』
百花「ありがとうございます」
【じゃあごゆっくり〜】
『じゃあ話します』
百花「ん」
『ことの始まりは彩さんが卒業した数週間あとです
公演中に目眩とかフラってなることがあって
その時は寝不足やろって済ませてたんです
でも体調はどんどん悪化していきました
本気でやばいと思ったのは1月末
でシングルのプロモーションも新公演のリハも
なんかおかしいって思ったまま進んでいきました
で2月末に運営に止められてたんです』
百花「うん」
『もうおかしすぎるから病院に行こうって
でもお仕事の関係もあって病院に行ったのが3月11日
で検査結果に異常があって5割しか生きれないらしいです
急いで手術したいっていう医者の意見を聞かず
NMBの活動を優先させようとしたんですけど
でもそれはあかんって』
百花「そりゃそうや」
『運営に言われて活動休止にせんか?って提案受けたけど
手術なんて1回で治ることが確証されたわけでもないし
1週間悩ませてくれって言って
結局1週間後活動辞退したいって言いました
でも受理されなくて
活動辞退するなら体調不良を晒さないといけなくて
梓のこともあって活動辞退はグループとしても
雛水 ひな としても名を汚すし聞こえが悪いし
ファンの方の不安を煽るからって理由もありました
それもあって辞退にするなら卒業にしようって
言われて卒業することになりました』
百花「うん」
『で卒業するにあたり発表する前の日に
私から理由も言わずゆーりに別れを告げました
私が負担なんてかけれない
ドラマやって決まっていい感じに活動できてる
ゆーりの邪魔なんてしたくなくて
しかも卒業発表するちょっと前の時期くらいから
ゆーりが卒業考え始めてるなって言うのに気付きました
余計に別れた方が身のためやって思いましたし今も思ってます』
百花「うん」
『私あと3週間で入院するんです阪大病院に
今はなんとか薬飲んだり点滴して
落ち着いてるので8月を目処に手術します
でそしてこのことはメンバーの誰にも闘病が終わるまで言わないので
私はメンバー、マスコミ、ファンの方の前から姿を消すつもりです
病院も偽名を使って入院する手筈をとっていますし
すっぴんで生活しますし
まさか私が入院してるなんて思わないでしょう
いつ治るかもいつ死ぬかもわかりません
あとはまぁ私は大学行ってないし就職してうまくいく未来も見えません
だから剱持さんと話をつけて事務所には残れることになりました
それで無期限の活動休止にするんです
時系列バラバラですしなんかうまく話せてないですけどこれが今話せる全部です』
百花「なるほどな
さや姉があんなに必死に止めたのはそういうことか」
彩「そういうこと」
『まぁリハであんま踊ってなかったのがよかったのか
ギリギリ体力も保ちましたし
終わりの影アナ後に少し過呼吸なったり膝から崩れましたけど
とりあえず卒コンとしては結果成功で終わったのでそこはよかったです』
彩「それは大丈夫やったんか?」
『はい
スタッフさんもこうなるだろうと思ってたみたいで
看護師さんに点滴したり看護してもらいました』
百花「珍しいってみるきーが言っててん」
『なんて言ってはりました?』
百花「リハでバリバリ踊るひな が珍しくそんなに踊ってないって
さや姉の卒コンの時めっちゃ踊ってたやん
カタルシスとか野蛮な求愛とかめっちゃリハから踊ってたのにって」
彩「そいえば言ってたな?
私が止めた後も質問攻めやったし」
『あっそうやったんや 知らんかった』
百花「病院って私ら行くのありなん?」
『えーとたしか大丈夫なはずです』
彩「なら百花一緒に行く?」
百花「そうしようか」
『いやいや2人ともお忙しいでしょ』
彩「いや割とな卒業してリリース終わったら暇になったで」
百花「うちもなんとかなるし」
『なら1人やし病食不味そうやしなんか一緒に食べ物持ってきてくれませんか?』
彩「そんなことしてええんか?」
『私正直言うと偏食じゃないですか?
病院食食べれるもんが少なくて…』
百花「たまにならええんちゃう?」
彩「2人で行くわ」
『ありがとうございます お待ちしてます』
百花「なるほどね〜今日ゆーりちゃんとも話したけど上の空やったで」
彩「たしかにそうやったわ」
『でももう別れたし無理やし…復帰できるかわからんけどそれまでは姿を消します』
百花「1回決めたら頑固やしな〜」
『まぁそうですね』
百花「でもひな は正直すっぴんもナチュラルの時も
変わらんから誤魔化すならちゃんと誤魔化せよ」
『はい』
このあとは彩さんが酔ったから彩さんの実家に連絡して
あたしの家に連れて帰ってベッドに寝かせた
百花さんは実家へ帰った
家に鍵を掛け1人コンビニに出向き二日酔い対策のものを買って家に入り
お風呂入った
衣装のキラキラがお湯に浮かんでこんなことも無くなるんやなって思った
あと2週間…置き土産も用意がそろそろ終わりそうやから
楽しみやなんて思う
あと3回公演出るそれ達に備えて広めのソファーで毛布被って寝た
現在の時刻22:00
百花「終わったか?」
『終わりました!』
彩「電話したら空いてるって言うから行こか」
『22時なのに空いてるんですか?』
彩「知り合いの店やねん
深夜まで空いてるし人少ないから穴場やねん」
『なるほど』
彩「行くよ!車乗って」
『はーい』
インテックス大阪から車で30分くらい
彩「着いたよここ」
『居酒屋?』
彩「そう でも基本何でもある」
ガラガラガラ
【おっ!彩久しぶりやなぁ!】
彩「急に電話してごめんな?」
【東京行って来てなかってんから久々にしっかり食べてきや?】
彩「ありがとう」
【誰もおらんけどあとは人入れへんから安心して話しぃ
奥の席開けてんで】
彩「ありがとう
じゃあ奥に行こうか」
『はい』
百花「うん」
先輩が上座に座られるのを見てから自分も座る
彩「何飲む?」
彩さんがタッチパネルいじりながら聞いてくれた
百花「私生」
『私ウーロン茶で』
彩「あとなんか食べる?」
百花「なんか適当に頼んで?それ食べる」
『私あんまり食べれへんから少なめで
彩さんのおすすめにしてください』
彩「わかった」
『珍しいですね 百花さんが呑むなんて』
百花「仲良いと思ってるからな
そういう人としか呑まんねん」
『私だってそう思ってますよ』
頼み終えてタッチパネルを彩さんが置いた
百花「で頼んだところで で?何を隠してるわけ?」
『どう言うことですか?』
百花「さや姉は知ってるんやろ?
今日のリハあんな必死に止めたのには理由があるんやろ?」
彩「まぁそうやな私と運営だけが知ってるわ」
百花「夢莉ちゃんとも一緒におらんかった
別れたんとちゃうか?」
『百花さんはやっぱり人のことよく見てますね』
百花「ひな はうちなりに可愛がってたと思うねんけど」
『そうですね 可愛がっていただきました』
彩「百花にも話すん?」
ここまでわかってる人に言わんのは無理があるし
『話します これから言う話は誰にも言わないでください
周りに人がいないし店主さんもキッチン割と遠くやから
とりあえず全部来てから話します』
百花「わかった まぁゆーりちゃんに聞いてんけどな」
『なるほど…』
シーン…気まずい…
【はい!これ飲みものねこっちが料理】
彩「ありがとう」
『ありがとうございます!』
百花「ありがとうございます」
【じゃあごゆっくり〜】
『じゃあ話します』
百花「ん」
『ことの始まりは彩さんが卒業した数週間あとです
公演中に目眩とかフラってなることがあって
その時は寝不足やろって済ませてたんです
でも体調はどんどん悪化していきました
本気でやばいと思ったのは1月末
でシングルのプロモーションも新公演のリハも
なんかおかしいって思ったまま進んでいきました
で2月末に運営に止められてたんです』
百花「うん」
『もうおかしすぎるから病院に行こうって
でもお仕事の関係もあって病院に行ったのが3月11日
で検査結果に異常があって5割しか生きれないらしいです
急いで手術したいっていう医者の意見を聞かず
NMBの活動を優先させようとしたんですけど
でもそれはあかんって』
百花「そりゃそうや」
『運営に言われて活動休止にせんか?って提案受けたけど
手術なんて1回で治ることが確証されたわけでもないし
1週間悩ませてくれって言って
結局1週間後活動辞退したいって言いました
でも受理されなくて
活動辞退するなら体調不良を晒さないといけなくて
梓のこともあって活動辞退はグループとしても
雛水 ひな としても名を汚すし聞こえが悪いし
ファンの方の不安を煽るからって理由もありました
それもあって辞退にするなら卒業にしようって
言われて卒業することになりました』
百花「うん」
『で卒業するにあたり発表する前の日に
私から理由も言わずゆーりに別れを告げました
私が負担なんてかけれない
ドラマやって決まっていい感じに活動できてる
ゆーりの邪魔なんてしたくなくて
しかも卒業発表するちょっと前の時期くらいから
ゆーりが卒業考え始めてるなって言うのに気付きました
余計に別れた方が身のためやって思いましたし今も思ってます』
百花「うん」
『私あと3週間で入院するんです阪大病院に
今はなんとか薬飲んだり点滴して
落ち着いてるので8月を目処に手術します
でそしてこのことはメンバーの誰にも闘病が終わるまで言わないので
私はメンバー、マスコミ、ファンの方の前から姿を消すつもりです
病院も偽名を使って入院する手筈をとっていますし
すっぴんで生活しますし
まさか私が入院してるなんて思わないでしょう
いつ治るかもいつ死ぬかもわかりません
あとはまぁ私は大学行ってないし就職してうまくいく未来も見えません
だから剱持さんと話をつけて事務所には残れることになりました
それで無期限の活動休止にするんです
時系列バラバラですしなんかうまく話せてないですけどこれが今話せる全部です』
百花「なるほどな
さや姉があんなに必死に止めたのはそういうことか」
彩「そういうこと」
『まぁリハであんま踊ってなかったのがよかったのか
ギリギリ体力も保ちましたし
終わりの影アナ後に少し過呼吸なったり膝から崩れましたけど
とりあえず卒コンとしては結果成功で終わったのでそこはよかったです』
彩「それは大丈夫やったんか?」
『はい
スタッフさんもこうなるだろうと思ってたみたいで
看護師さんに点滴したり看護してもらいました』
百花「珍しいってみるきーが言っててん」
『なんて言ってはりました?』
百花「リハでバリバリ踊るひな が珍しくそんなに踊ってないって
さや姉の卒コンの時めっちゃ踊ってたやん
カタルシスとか野蛮な求愛とかめっちゃリハから踊ってたのにって」
彩「そいえば言ってたな?
私が止めた後も質問攻めやったし」
『あっそうやったんや 知らんかった』
百花「病院って私ら行くのありなん?」
『えーとたしか大丈夫なはずです』
彩「なら百花一緒に行く?」
百花「そうしようか」
『いやいや2人ともお忙しいでしょ』
彩「いや割とな卒業してリリース終わったら暇になったで」
百花「うちもなんとかなるし」
『なら1人やし病食不味そうやしなんか一緒に食べ物持ってきてくれませんか?』
彩「そんなことしてええんか?」
『私正直言うと偏食じゃないですか?
病院食食べれるもんが少なくて…』
百花「たまにならええんちゃう?」
彩「2人で行くわ」
『ありがとうございます お待ちしてます』
百花「なるほどね〜今日ゆーりちゃんとも話したけど上の空やったで」
彩「たしかにそうやったわ」
『でももう別れたし無理やし…復帰できるかわからんけどそれまでは姿を消します』
百花「1回決めたら頑固やしな〜」
『まぁそうですね』
百花「でもひな は正直すっぴんもナチュラルの時も
変わらんから誤魔化すならちゃんと誤魔化せよ」
『はい』
このあとは彩さんが酔ったから彩さんの実家に連絡して
あたしの家に連れて帰ってベッドに寝かせた
百花さんは実家へ帰った
家に鍵を掛け1人コンビニに出向き二日酔い対策のものを買って家に入り
お風呂入った
衣装のキラキラがお湯に浮かんでこんなことも無くなるんやなって思った
あと2週間…置き土産も用意がそろそろ終わりそうやから
楽しみやなんて思う
あと3回公演出るそれ達に備えて広めのソファーで毛布被って寝た