1章:アイドル
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夢莉side
ひな「ごめんゆーり 別れてほしい」
明日のライブのリハが終わって恋人に呼び出され
ついでに家に行っていいか聞こうと思ったらそう告げられた
急なことで頭はパニックになって
とりあえず頭に入ってきた別れてほしいって言葉を嘘って言って欲しくて
縋るように言葉を口にした
『なんで?嫌いにでもなった?理由…理由教えてよ!』
ひな「ゆーりのことが嫌いになったとかそういうわけちゃうねん
これからのことに責任持てへんくなってん」
なに?これからのことって 自分のことくらい自分で責任持つって
『責任なんて持たんでいい!なにもせんでいいから…
隣にさえいてくれればいいから…』
ひな「隣にいるのが無理やねん」
『嫌だってば!絶対いや!』
どうしても別れたくなんかなくて
ひなと一緒にいたくて
頬に水が流れていた
ひな「私から告白しといてほんまにごめん せんかったら苦しめることなかったよな?
ほんまにごめん」
『ずるいやん もうなに言ってもダメなん? そんなに謝られたら…』
ずるいずるいよそんなこっちが諦めきれへんような感じで言われても
謝られたら言われたこと呑みたくないのに呑むしか無くなるやん
ひな「でも他になんて言えばいいか…
でさ私の部屋に置いてる荷物どうする?」
『……また日を改めて取りに行くわ』
少しでも思い出として取っておいて欲しくて
少しでも私のこと考えてて欲しくて
少しでもあの部屋で過ごした日々に浸りたくて
ひな「わかった ごめんなゆーり 今までありがとう
私の荷物は捨ててといてくれる? 服とかもう着ることないと思うから」
そう言うなら私が勝手にとっておこうと関係ないよね
『わかった…』
ひな「これゆーりの家の鍵な?」
『うん…』
手のひらに私の家の鍵まで返されて
ひな「じゃあ 明日のNのライブで」
『うん…』
そう言ってリハ場を出て行ったひなの後ろ姿をぼーと眺めて
このままここにはいれないと思い重い足取りで荷物を取りに戻った
ひな「ごめんゆーり 別れてほしい」
明日のライブのリハが終わって恋人に呼び出され
ついでに家に行っていいか聞こうと思ったらそう告げられた
急なことで頭はパニックになって
とりあえず頭に入ってきた別れてほしいって言葉を嘘って言って欲しくて
縋るように言葉を口にした
『なんで?嫌いにでもなった?理由…理由教えてよ!』
ひな「ゆーりのことが嫌いになったとかそういうわけちゃうねん
これからのことに責任持てへんくなってん」
なに?これからのことって 自分のことくらい自分で責任持つって
『責任なんて持たんでいい!なにもせんでいいから…
隣にさえいてくれればいいから…』
ひな「隣にいるのが無理やねん」
『嫌だってば!絶対いや!』
どうしても別れたくなんかなくて
ひなと一緒にいたくて
頬に水が流れていた
ひな「私から告白しといてほんまにごめん せんかったら苦しめることなかったよな?
ほんまにごめん」
『ずるいやん もうなに言ってもダメなん? そんなに謝られたら…』
ずるいずるいよそんなこっちが諦めきれへんような感じで言われても
謝られたら言われたこと呑みたくないのに呑むしか無くなるやん
ひな「でも他になんて言えばいいか…
でさ私の部屋に置いてる荷物どうする?」
『……また日を改めて取りに行くわ』
少しでも思い出として取っておいて欲しくて
少しでも私のこと考えてて欲しくて
少しでもあの部屋で過ごした日々に浸りたくて
ひな「わかった ごめんなゆーり 今までありがとう
私の荷物は捨ててといてくれる? 服とかもう着ることないと思うから」
そう言うなら私が勝手にとっておこうと関係ないよね
『わかった…』
ひな「これゆーりの家の鍵な?」
『うん…』
手のひらに私の家の鍵まで返されて
ひな「じゃあ 明日のNのライブで」
『うん…』
そう言ってリハ場を出て行ったひなの後ろ姿をぼーと眺めて
このままここにはいれないと思い重い足取りで荷物を取りに戻った