1章:アイドル
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夢莉side
振り返るひなはなんか儚くて
ひな「どした?」
『なんで…なんで…教えくれなかったの!
理由言えなくても言ってほしかった!
私に…私に…だけは教えて欲しかった…』
ひな「理由が言えへんのと同じやねん
最初は活動辞退しようと思ってた
迷惑かかるから
そう言ったのに大人にありがたいことにとめられてん
活動休止にせんかって でもそうしたらいつ帰って来れるかわからへんねん
年齢的にアウトになって待たせたのに卒業なんてしたくない
理由は卒業する日にも多分言われへんと思う
復帰するまでは無理や
と言うか復帰できひんかもやしな
夢莉にも言われへんくらい自分の中でこのことが大きいねん
わかってほしい」
『卒業することが理由で別れてって言うなら絶対嫌だから!
会えるように時間つく
ひな「わかったように言わんといて!!
卒業するための理由が別れてって言ってる理由やねん
会えるように時間作るとかそう言う問題の話やない!」』
なにも言えなかった
こんな言い方されたの初めてだし
こんなにはっきり言われるなんて思っても見なかったから
ひな「お願いやから卒業と共に忘れてほしい
言う時期を完全に間違えたと思ってる
でもこれはケジメやから」
『忘れるなんて!絶対無理!
ケジメってなに?そんなのいらないから…』
ひな「ゆーり
私以外にゆーりのこと理解してくれる人は絶対いる
いい人見つけて幸せになって?
それじゃ大人のとこ行ってくる
明日ドラマの撮影やろ?
目ちゃんと冷やしときや」
そう言って大人のところに歩いて行った
もうなに言ってもダメなんだ…と思うと同時に
あんなに頑なに離れようとするのに明日はドラマの撮影ってこと知ってるんだ
それが1番ずるいんよとも思うし
いい人見つけて幸せになって?
あなたが私にとって一番
ほんまにずるい人
とりあえずひなに会うことは今日は無理だと思って楽屋に戻り帰る準備をする
よしこは悟ったかのように隣にいてくれた
それだけでもありがたかった
振り返るひなはなんか儚くて
ひな「どした?」
『なんで…なんで…教えくれなかったの!
理由言えなくても言ってほしかった!
私に…私に…だけは教えて欲しかった…』
ひな「理由が言えへんのと同じやねん
最初は活動辞退しようと思ってた
迷惑かかるから
そう言ったのに大人にありがたいことにとめられてん
活動休止にせんかって でもそうしたらいつ帰って来れるかわからへんねん
年齢的にアウトになって待たせたのに卒業なんてしたくない
理由は卒業する日にも多分言われへんと思う
復帰するまでは無理や
と言うか復帰できひんかもやしな
夢莉にも言われへんくらい自分の中でこのことが大きいねん
わかってほしい」
『卒業することが理由で別れてって言うなら絶対嫌だから!
会えるように時間つく
ひな「わかったように言わんといて!!
卒業するための理由が別れてって言ってる理由やねん
会えるように時間作るとかそう言う問題の話やない!」』
なにも言えなかった
こんな言い方されたの初めてだし
こんなにはっきり言われるなんて思っても見なかったから
ひな「お願いやから卒業と共に忘れてほしい
言う時期を完全に間違えたと思ってる
でもこれはケジメやから」
『忘れるなんて!絶対無理!
ケジメってなに?そんなのいらないから…』
ひな「ゆーり
私以外にゆーりのこと理解してくれる人は絶対いる
いい人見つけて幸せになって?
それじゃ大人のとこ行ってくる
明日ドラマの撮影やろ?
目ちゃんと冷やしときや」
そう言って大人のところに歩いて行った
もうなに言ってもダメなんだ…と思うと同時に
あんなに頑なに離れようとするのに明日はドラマの撮影ってこと知ってるんだ
それが1番ずるいんよとも思うし
いい人見つけて幸せになって?
あなたが私にとって一番
ほんまにずるい人
とりあえずひなに会うことは今日は無理だと思って楽屋に戻り帰る準備をする
よしこは悟ったかのように隣にいてくれた
それだけでもありがたかった