ひなside
《30分後》
『ごめん奈々帆！終わった〜！』

奈々帆「じゃあご飯食べにいく？」

『うん！どこにする？』

奈々帆「いつものとこにしよ？」

『じゃあ行こっか！』

奈々帆「お疲れ様でした！失礼します！」

『お疲れ様でした〜！失礼します！！』

（お疲れ〜〜

（お疲れ様でした〜

『ねぇ奈々帆』

奈々帆「ん？」

『まだあたし卒業せんよ？』

奈々帆「あぁさっきのね！気にせんでいいのに」

『なんか言われたんちゃうの？　あの3人に』

奈々帆「まぁちょっと」

『あのねまだNMBにおりたいし、新チーム始まったばっかやで？N pride踊りたいよ？
それにこの公演でもフロント任してもらえたんや
絶対立ち続けたい場所やし』

奈々帆「そっか…」

『それに…』

奈々帆「それに？」

『奈々帆と2人で踊りたいから』

奈々帆「ひな…」

『なんのコンサートでもいい！
劇場でもいい！
必ずいつか2人で踊りたいから』

奈々帆「いつになるかわかんないよ？」

『いつでもいいから隣で踊りたい！
ただそれだけだから
ねぇ一緒に叶えてくれる？』

奈々帆「私で…いいなら」

『私でいいならじゃなくて奈々帆じゃなきゃいや！』

奈々帆「待たせるよ？」

『いつまでも待ちますよ？』

奈々帆「これから正規メンバーとしてがんばろっと！」

『頑張れ！なんかあったら言いや？
助けれるかは知らんけど』

奈々帆「なんからしくない雰囲気やな笑笑」

『確かに笑笑』

奈々帆「はよいこ！お店混んじゃう！」

『ちょっと！！待ってよ〜！』

奈々帆…いつまで待ってるから！
隣空けて

この約束はコロナ禍により一年後に実現するのであった。