好きです!白布先輩!
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「今日の1位は天秤座のあなた!
ラッキーアイテムを肌身離さず身に付けていたら気になるあの子と急接近しちゃうかも!?
ラッキーアイテムは身近な異性の下着!パンツなら更に運気アップ!
それでは今日も元気にいってらっしゃーい!
「…蛍、パンツ貸し…」
「絶対嫌だ」
爽やかな朝、リビングで朝食のパンを齧りつつテレビの占いを見ていたらどうやら私の今日の運勢は1位。
しかも気になるあの子と急接近だとか言ってる。
本当だよな?そこの可愛い女子アナさんよ。
この運勢を確かなものにするためにラッキーアイテムをまずは手に入れなければ…。
なのに蛍には私が言葉を言い終わる前に即答で拒否された。
何のための双子なのよ!
大事な可愛い双子の妹のためにパンツの1枚や2枚喜んで差し出しなさいよ!
「仕方ない、私のパンツも貸してあげるから蛍のパンツ寄越して」
「馬鹿なの?あ、馬鹿だったね」
何て失礼な。
それでも本当に血を分けた双子なの?
仕方ない、他の身近な異性をあたろう。
でもお父さんのパンツはちょっと嫌だし。
お兄ちゃんはいないし。
「あ、もうすぐ山口君迎えにくるよね?」
「山口にパンツ貸してとか言ったら双子やめるから」
「チッ」
「舌打ちしないでよ」
毎朝蛍を迎えにくる山口君のパンツも蛍によって阻止された。
後考えられる身近な異性は…
「とゆー訳で五色、パンツ貸して」
「どーゆう訳だよ!絶対嫌だ!」
学校で五色に開口一番そう聞くと五色は爽やかな朝に似つかわしくない大声でそう叫んだ。
「だからラッキーアイテムなんだって」
「ラッキーアイテム?」
1から五色に朝の占いを説明する。
ついでに蛍には断られた事も、蛍に山口君のパンツも阻止された事も説明しといた。
「だから五色のパンツ貸して。
今すぐパンツ脱いで寄越して」
「脱げと!?
俺今ここで脱がなきゃいけないの!?」
「なんか脱ぎたての方が更にご利益ありそうじゃない?」
「そんなご利益あってたまるか!
お前俺にノーパンで過ごせってのかよ!」
「代わりに私のパンツ貸してあげるよ」
「はっ!?
はあぁぁぁー!?
おま、お前何言ってんの!?
何言ってんの!?」
「何で2回言ったの?」
「おま、お前なぁ!
女子として、ってか人間としてもっと恥じらいをもて!
パパパ、パンツとか、男に簡単に渡していいもんじゃないだろ!!」
顔を真っ赤にしてそう叫ぶ五色に私の頭の中はクエスチョンマークが浮かぶ。
「大丈夫だよ、ちゃんと新品のやつ持ってきてるから。衛生的に問題なし」
「そーゆう問題じゃねぇぇぇぇー!!」
「朝からうるさい」
こここ、この声は…!
「ししし、白布先輩!!」
五色の叫び声の後に聞こえてきた麗しいお声の正体はやっぱり麗しの白布先輩!
ああ、今日もやっぱりイケメン。
どの角度から見てもイケメン。
爽やかな朝にぴったりのイケメン。
「おはよ、月島」
「おおお、おはようございます!白布先輩!」
ああ、朝から白布先輩を拝めるだけじゃなく挨拶まで交わせるなんて…。
占い大当たりじゃねーか。
「聞いて下さいよ白布さん!
こいつ朝から俺のパン…」
「はい五色君、私のお昼のパン分けてあげる。
もう、ちゃんと朝御飯食べてこなきゃ身体が持たないぞ!」
「…俺、ホントお前凄いと思う…」
「それより白布先輩、朝から五色に何かご用ですか?」
パンを齧る五色はほっといて白布先輩にそう聞くと返ってきたのはまさかの言葉だった。
「いや、月島に用があるんだけど」
「……………えっ?」
「すげぇ間だな」
ちょっと白布先輩の言葉が理解出来なくて物凄く間を開けて間抜けな返事を返してしまった。
私の馬鹿馬鹿馬鹿!
もっと可愛く返事しなさいよ!
頭の中で私に対して攻撃をしていると白布先輩は相変わらずのイケメンな顔で話を続ける。
「今日の昼、少し時間いいか?
ちょっと話したいってか相談があって」
「いつでもウェルカムです。白布先輩のためなら24時間年中無休で大丈夫です」
「…24時間年中無休のストーカー…」
「五色君今すぐパンを喉に詰め込んであげようか?」
「すみまっせん!!!」
半泣きで土下座する勢いで謝る五色を横目に白布先輩は
それじゃ昼にまた来ると言って去っていってしまった。
白布先輩がいた空間だけ何だか爽やかでそれでいて華やかで麗しい空気が流れている様な気がする
とりあえず深呼吸しとこ。
「スーハースーハー」
「…何してんだ?」
「白布先輩の残していった空気吸い込んでる」
「…お前、ホント白布さんに関してだけめちゃくちゃ馬鹿になるよな」
「恋する乙女と言って。
…五色、私ちょっと叫んでいい?」
「おーい、今から月島が叫ぶから全員耳ふさげー」
五色の言葉にクラスメート全員、耳をふさぐ。
若干腑に落ちないところがあるけどまぁいいや。
「………白布先輩に誘われたぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!!!」
占い大当たり、可愛い女子アナさん疑ってごめんねそしてありがとう。
私、朝の占いはもう二度と他の番組のは見ないから。
浮気せずにあなたの占いだけを信じます。
「とゆー訳で五色、私お嫁にいくね」
「どこがどうなってそうなった!?」
「嫁入り前のプレゼントに私の新品パンツをあげよう。
受けとれー!」
「ばばば、馬鹿かっ!!
だからお前は人間としての恥じらいを…
って、何だこれ?
…ボクサーパンツ?」
私が投げたパンツを何だかんだとキャッチした五色が不思議そうに言ってきた。
「蛍に突き返されたボクサーパンツ。
誕生日プレゼントのオマケってそれ渡したらいらないって言われたんだよね、
真ん中からくまちゃんがお手手振ってる可愛いパンツなのに」
「………パンツってこれかよぉぉぉぉぉー!!!」
今度は五色の叫び声が教室に響き渡った。
ラッキーアイテムを肌身離さず身に付けていたら気になるあの子と急接近しちゃうかも!?
ラッキーアイテムは身近な異性の下着!パンツなら更に運気アップ!
それでは今日も元気にいってらっしゃーい!
「…蛍、パンツ貸し…」
「絶対嫌だ」
爽やかな朝、リビングで朝食のパンを齧りつつテレビの占いを見ていたらどうやら私の今日の運勢は1位。
しかも気になるあの子と急接近だとか言ってる。
本当だよな?そこの可愛い女子アナさんよ。
この運勢を確かなものにするためにラッキーアイテムをまずは手に入れなければ…。
なのに蛍には私が言葉を言い終わる前に即答で拒否された。
何のための双子なのよ!
大事な可愛い双子の妹のためにパンツの1枚や2枚喜んで差し出しなさいよ!
「仕方ない、私のパンツも貸してあげるから蛍のパンツ寄越して」
「馬鹿なの?あ、馬鹿だったね」
何て失礼な。
それでも本当に血を分けた双子なの?
仕方ない、他の身近な異性をあたろう。
でもお父さんのパンツはちょっと嫌だし。
お兄ちゃんはいないし。
「あ、もうすぐ山口君迎えにくるよね?」
「山口にパンツ貸してとか言ったら双子やめるから」
「チッ」
「舌打ちしないでよ」
毎朝蛍を迎えにくる山口君のパンツも蛍によって阻止された。
後考えられる身近な異性は…
「とゆー訳で五色、パンツ貸して」
「どーゆう訳だよ!絶対嫌だ!」
学校で五色に開口一番そう聞くと五色は爽やかな朝に似つかわしくない大声でそう叫んだ。
「だからラッキーアイテムなんだって」
「ラッキーアイテム?」
1から五色に朝の占いを説明する。
ついでに蛍には断られた事も、蛍に山口君のパンツも阻止された事も説明しといた。
「だから五色のパンツ貸して。
今すぐパンツ脱いで寄越して」
「脱げと!?
俺今ここで脱がなきゃいけないの!?」
「なんか脱ぎたての方が更にご利益ありそうじゃない?」
「そんなご利益あってたまるか!
お前俺にノーパンで過ごせってのかよ!」
「代わりに私のパンツ貸してあげるよ」
「はっ!?
はあぁぁぁー!?
おま、お前何言ってんの!?
何言ってんの!?」
「何で2回言ったの?」
「おま、お前なぁ!
女子として、ってか人間としてもっと恥じらいをもて!
パパパ、パンツとか、男に簡単に渡していいもんじゃないだろ!!」
顔を真っ赤にしてそう叫ぶ五色に私の頭の中はクエスチョンマークが浮かぶ。
「大丈夫だよ、ちゃんと新品のやつ持ってきてるから。衛生的に問題なし」
「そーゆう問題じゃねぇぇぇぇー!!」
「朝からうるさい」
こここ、この声は…!
「ししし、白布先輩!!」
五色の叫び声の後に聞こえてきた麗しいお声の正体はやっぱり麗しの白布先輩!
ああ、今日もやっぱりイケメン。
どの角度から見てもイケメン。
爽やかな朝にぴったりのイケメン。
「おはよ、月島」
「おおお、おはようございます!白布先輩!」
ああ、朝から白布先輩を拝めるだけじゃなく挨拶まで交わせるなんて…。
占い大当たりじゃねーか。
「聞いて下さいよ白布さん!
こいつ朝から俺のパン…」
「はい五色君、私のお昼のパン分けてあげる。
もう、ちゃんと朝御飯食べてこなきゃ身体が持たないぞ!」
「…俺、ホントお前凄いと思う…」
「それより白布先輩、朝から五色に何かご用ですか?」
パンを齧る五色はほっといて白布先輩にそう聞くと返ってきたのはまさかの言葉だった。
「いや、月島に用があるんだけど」
「……………えっ?」
「すげぇ間だな」
ちょっと白布先輩の言葉が理解出来なくて物凄く間を開けて間抜けな返事を返してしまった。
私の馬鹿馬鹿馬鹿!
もっと可愛く返事しなさいよ!
頭の中で私に対して攻撃をしていると白布先輩は相変わらずのイケメンな顔で話を続ける。
「今日の昼、少し時間いいか?
ちょっと話したいってか相談があって」
「いつでもウェルカムです。白布先輩のためなら24時間年中無休で大丈夫です」
「…24時間年中無休のストーカー…」
「五色君今すぐパンを喉に詰め込んであげようか?」
「すみまっせん!!!」
半泣きで土下座する勢いで謝る五色を横目に白布先輩は
それじゃ昼にまた来ると言って去っていってしまった。
白布先輩がいた空間だけ何だか爽やかでそれでいて華やかで麗しい空気が流れている様な気がする
とりあえず深呼吸しとこ。
「スーハースーハー」
「…何してんだ?」
「白布先輩の残していった空気吸い込んでる」
「…お前、ホント白布さんに関してだけめちゃくちゃ馬鹿になるよな」
「恋する乙女と言って。
…五色、私ちょっと叫んでいい?」
「おーい、今から月島が叫ぶから全員耳ふさげー」
五色の言葉にクラスメート全員、耳をふさぐ。
若干腑に落ちないところがあるけどまぁいいや。
「………白布先輩に誘われたぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!!!」
占い大当たり、可愛い女子アナさん疑ってごめんねそしてありがとう。
私、朝の占いはもう二度と他の番組のは見ないから。
浮気せずにあなたの占いだけを信じます。
「とゆー訳で五色、私お嫁にいくね」
「どこがどうなってそうなった!?」
「嫁入り前のプレゼントに私の新品パンツをあげよう。
受けとれー!」
「ばばば、馬鹿かっ!!
だからお前は人間としての恥じらいを…
って、何だこれ?
…ボクサーパンツ?」
私が投げたパンツを何だかんだとキャッチした五色が不思議そうに言ってきた。
「蛍に突き返されたボクサーパンツ。
誕生日プレゼントのオマケってそれ渡したらいらないって言われたんだよね、
真ん中からくまちゃんがお手手振ってる可愛いパンツなのに」
「………パンツってこれかよぉぉぉぉぉー!!!」
今度は五色の叫び声が教室に響き渡った。