好きです!白布先輩!
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「牛島先輩になりたい…」
素直に自分の願いを口にした私を五色はドン引きの顔で見てくる。
「五色のクセに何私の事そんな顔して見てんのよ前髪引っこ抜くわよ」
「お前そんなに俺の前髪嫌いなのかよ!?」
「いや、前髪じゃなくて私の白布先輩と私より長く過ごすあんたの存在が憎らしい」
「余計傷つくわ!」
白布先輩に一目惚れして早1ヶ月が過ぎた。
季節は夏。
もうすぐ訪れる夏休みに学生はテンションブチ上げだ。
だけど…
「白布先輩に会えないなんて生きていけない!」
そう、長い夏休み私は白布先輩に会えないのだ。
これは死活問題だ。
「ああ、もうすぐ夏休みだもんなー」
「五色はいいよね!部活でも寮でも会えるし!私も寮で暮らしたい!白布先輩とひとつ屋根の下で暮らしたい!」
「ってか、インターハイあるし寮にずっといる訳じゃないけどな」
「だからもういっそのこと牛島先輩になりたいなって」
「その発想が怖い。
恋する女子通り越して最早ホラーなんだけど」
「だって白布先輩は牛島先輩に憧れて一般で白鳥沢に来たんでしょ?
そこまで白布先輩に思われてる牛島先輩にはぶっちゃけ妬みしかない」
「目がマジで怖ぇよ!」
「あー、夏休み何を楽しみに生きていけばいいんだろ。
夏休みなんてなくなればいいのに」
「今お前間違いなく全国の学生敵にまわしたぞ」
「例えまわりの人間全てが私の敵になっても白布先輩さえいてくれたらオッケー。
あ、何かこれ少女漫画のヒロインみたいじゃない?
例え世界中の人間全てがお前の敵になっても俺だけはお前の味方だ!みたいな。
あれ?私ってヒロインだったんだ」
「こんなヒロイン嫌だ」
失礼な五色の前髪を引っ張りながら夏休みの生き抜き方を考える。
バレー部のマネージャーやったら?というアドバイスを以前友達がくれたけれど生憎私は放課後はピアノのレッスンが毎日あるからマネージャーはとてもじゃないけど無理だ。
「はあ…、何だかロミオとジュリエットの気分だわ…」
「どこが!?
お前と白布さんの間のどこにそんな要素あった!?
ってか前髪離せ!」
ぎゃんぎゃんうるさいなこのおかっぱは。
「もういっそのこと寮に住み着きたい…」
「だから怖いって!
ってか俺の前髪ー!」
「おい五色」
!!!
後ろから聞こえてきた声に一瞬で心臓が高鳴った。
私がこの声を聞き間違えるはずがない。
「ししし、白布先輩!」
振り向くとそこには私の全てをしめて止まない白布先輩のビジュ爆発の美しいご尊顔があった。
一目見ただけで鼻血出そう。
心臓は狭心症を疑う程に激しい動悸と締め付けで息苦しい。
尊い尊い尊い吐きそう。
「うん、とりあえず月島は五色の前髪離してやれ」
「はい!」
白布先輩の言う事は絶対だ。
ぱっと五色の前髪から手を離すと五色は前髪を押さえながら若干涙目で私を見る。
「俺が前髪禿げたら間違いなくお前のせいだからな!」
「やだ五色君、前髪がどうかしたの?
素敵な前髪が禿げたら私も悲しい」
「…俺お前の事ある意味尊敬する」
「相変わらず仲いいな、お前ら」
「「よくないです!!」」
思わずハモってしまった私達を笑いながら見る白布先輩。
ああ、笑顔尊い。
私今日はこの笑顔だけでご飯いける。
「それより白布さん、何か用ですか?」
「ああ、今日昼休みレギュラーでミーティングあるから部室集合な」
「それならラインで教えてくれたので良かったのに…」
「わざわざ白布先輩が1年の教室まで出向いて下さったのよお礼言いなよ頭下げなよ今すぐに」
「ありがとうございましたぁぁぁぁぁー!!」
涙目で土下座する勢いで白布先輩に頭を下げる五色。
神々しい光を纏う白布先輩が五色のためだけにわざわざこんな所まで来てくれるとか。
マジ五色憎らしい。
「それじゃ昼休み忘れんなよ。
じゃあな、月島」
「は、はい!」
そう言って颯爽と帰っていく白布先輩。
「…五色」
「何だよ?」
「今、白布先輩私にじゃあな、って…」
「ん?ああ、言ってたけど…」
「白布先輩が眩し過ぎる笑顔で私にじゃあな、って…。
ヤバい、今日もしかして私命日なのかな?」
「お前何回命日あるんだよ。
この間も白布さんと目が合っただけで命日になってたじゃねぇか」
「やっぱり白布先輩大好きー!
夏休み何て吹っ飛べー!」
そう叫ぶ私に五色はまたドン引きの顔を向けてきた。
素直に自分の願いを口にした私を五色はドン引きの顔で見てくる。
「五色のクセに何私の事そんな顔して見てんのよ前髪引っこ抜くわよ」
「お前そんなに俺の前髪嫌いなのかよ!?」
「いや、前髪じゃなくて私の白布先輩と私より長く過ごすあんたの存在が憎らしい」
「余計傷つくわ!」
白布先輩に一目惚れして早1ヶ月が過ぎた。
季節は夏。
もうすぐ訪れる夏休みに学生はテンションブチ上げだ。
だけど…
「白布先輩に会えないなんて生きていけない!」
そう、長い夏休み私は白布先輩に会えないのだ。
これは死活問題だ。
「ああ、もうすぐ夏休みだもんなー」
「五色はいいよね!部活でも寮でも会えるし!私も寮で暮らしたい!白布先輩とひとつ屋根の下で暮らしたい!」
「ってか、インターハイあるし寮にずっといる訳じゃないけどな」
「だからもういっそのこと牛島先輩になりたいなって」
「その発想が怖い。
恋する女子通り越して最早ホラーなんだけど」
「だって白布先輩は牛島先輩に憧れて一般で白鳥沢に来たんでしょ?
そこまで白布先輩に思われてる牛島先輩にはぶっちゃけ妬みしかない」
「目がマジで怖ぇよ!」
「あー、夏休み何を楽しみに生きていけばいいんだろ。
夏休みなんてなくなればいいのに」
「今お前間違いなく全国の学生敵にまわしたぞ」
「例えまわりの人間全てが私の敵になっても白布先輩さえいてくれたらオッケー。
あ、何かこれ少女漫画のヒロインみたいじゃない?
例え世界中の人間全てがお前の敵になっても俺だけはお前の味方だ!みたいな。
あれ?私ってヒロインだったんだ」
「こんなヒロイン嫌だ」
失礼な五色の前髪を引っ張りながら夏休みの生き抜き方を考える。
バレー部のマネージャーやったら?というアドバイスを以前友達がくれたけれど生憎私は放課後はピアノのレッスンが毎日あるからマネージャーはとてもじゃないけど無理だ。
「はあ…、何だかロミオとジュリエットの気分だわ…」
「どこが!?
お前と白布さんの間のどこにそんな要素あった!?
ってか前髪離せ!」
ぎゃんぎゃんうるさいなこのおかっぱは。
「もういっそのこと寮に住み着きたい…」
「だから怖いって!
ってか俺の前髪ー!」
「おい五色」
!!!
後ろから聞こえてきた声に一瞬で心臓が高鳴った。
私がこの声を聞き間違えるはずがない。
「ししし、白布先輩!」
振り向くとそこには私の全てをしめて止まない白布先輩のビジュ爆発の美しいご尊顔があった。
一目見ただけで鼻血出そう。
心臓は狭心症を疑う程に激しい動悸と締め付けで息苦しい。
尊い尊い尊い吐きそう。
「うん、とりあえず月島は五色の前髪離してやれ」
「はい!」
白布先輩の言う事は絶対だ。
ぱっと五色の前髪から手を離すと五色は前髪を押さえながら若干涙目で私を見る。
「俺が前髪禿げたら間違いなくお前のせいだからな!」
「やだ五色君、前髪がどうかしたの?
素敵な前髪が禿げたら私も悲しい」
「…俺お前の事ある意味尊敬する」
「相変わらず仲いいな、お前ら」
「「よくないです!!」」
思わずハモってしまった私達を笑いながら見る白布先輩。
ああ、笑顔尊い。
私今日はこの笑顔だけでご飯いける。
「それより白布さん、何か用ですか?」
「ああ、今日昼休みレギュラーでミーティングあるから部室集合な」
「それならラインで教えてくれたので良かったのに…」
「わざわざ白布先輩が1年の教室まで出向いて下さったのよお礼言いなよ頭下げなよ今すぐに」
「ありがとうございましたぁぁぁぁぁー!!」
涙目で土下座する勢いで白布先輩に頭を下げる五色。
神々しい光を纏う白布先輩が五色のためだけにわざわざこんな所まで来てくれるとか。
マジ五色憎らしい。
「それじゃ昼休み忘れんなよ。
じゃあな、月島」
「は、はい!」
そう言って颯爽と帰っていく白布先輩。
「…五色」
「何だよ?」
「今、白布先輩私にじゃあな、って…」
「ん?ああ、言ってたけど…」
「白布先輩が眩し過ぎる笑顔で私にじゃあな、って…。
ヤバい、今日もしかして私命日なのかな?」
「お前何回命日あるんだよ。
この間も白布さんと目が合っただけで命日になってたじゃねぇか」
「やっぱり白布先輩大好きー!
夏休み何て吹っ飛べー!」
そう叫ぶ私に五色はまたドン引きの顔を向けてきた。