バレー、好きですか?
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月島視点
「何で影山が4組にいるの?」
「べ、勉強…、
教えてもらいにきたんだよ…!」
「勉強!?
影山が!?」
影山の存在に最初は驚いていた柚奈だけど、
すぐに打ち解けた雰囲気で話すふたりに、
3年間ずっと同じ学校で、しかも同じバレー部だった事を改めて思い知る。
「何だよ影山、知り合い?」
「昨日話しただろうが、中学の時バレー部のマネージャーだった柚奈だ」
「あー!この人が!
初めまして!俺、日向翔陽!
よろしく!」
そう言って柚奈の両手を握ってブンブンと振り回す日向。
「へっ?
ってか、力強…」
「ちょっと何してるのさ、
離しなよ」
日向に圧倒されている柚奈。
僕は席から立ち上がって日向の腕を掴む。
「何だよ月島~」
「あれ…?
君、確か雪ヶ丘中の…」
「え?俺の事知ってるの?」
「あの時の1番でしょ?
影山が凄い意識してた子だよね?」
「ばっ!そんなんじゃねーよ!」
「いいじゃん。
そっか、同じ学校だったんだ」
日向と影山を見て
良かったね、なんて影山に話す柚奈。
そんな柚奈に、
うるせー、なんて言いながらも笑う影山に、僕の中の嫉妬心が渦巻く。
「あ、そうだ柚奈、
お前マネージャーやれよ」
「はい?」
影山のいきなりの発言に目を丸くして驚く柚奈。
「経験者がいたら新しく入る奴も心強いとかって先輩達が言ってた。
だからマネージャー」
「いや、私昨日も言ったよね。
マネージャーとかやらないって」
さっきとは一転、少し突き放す感じでそう言い放つ。
「え、何で?
バレー、好きなんじゃないの?」
「え…?」
いきなりの日向からのひと言に
柚奈が困惑したのが分かった。
「小学校までは選手で中学からはマネージャーとか、好きじゃなきゃ出来ないじゃん!」
「…別に好きじゃないよ」
そう、小さな声でぽつりと溢した柚奈の顔には、
苦痛と悲しみが入り交じっていた。
「何で影山が4組にいるの?」
「べ、勉強…、
教えてもらいにきたんだよ…!」
「勉強!?
影山が!?」
影山の存在に最初は驚いていた柚奈だけど、
すぐに打ち解けた雰囲気で話すふたりに、
3年間ずっと同じ学校で、しかも同じバレー部だった事を改めて思い知る。
「何だよ影山、知り合い?」
「昨日話しただろうが、中学の時バレー部のマネージャーだった柚奈だ」
「あー!この人が!
初めまして!俺、日向翔陽!
よろしく!」
そう言って柚奈の両手を握ってブンブンと振り回す日向。
「へっ?
ってか、力強…」
「ちょっと何してるのさ、
離しなよ」
日向に圧倒されている柚奈。
僕は席から立ち上がって日向の腕を掴む。
「何だよ月島~」
「あれ…?
君、確か雪ヶ丘中の…」
「え?俺の事知ってるの?」
「あの時の1番でしょ?
影山が凄い意識してた子だよね?」
「ばっ!そんなんじゃねーよ!」
「いいじゃん。
そっか、同じ学校だったんだ」
日向と影山を見て
良かったね、なんて影山に話す柚奈。
そんな柚奈に、
うるせー、なんて言いながらも笑う影山に、僕の中の嫉妬心が渦巻く。
「あ、そうだ柚奈、
お前マネージャーやれよ」
「はい?」
影山のいきなりの発言に目を丸くして驚く柚奈。
「経験者がいたら新しく入る奴も心強いとかって先輩達が言ってた。
だからマネージャー」
「いや、私昨日も言ったよね。
マネージャーとかやらないって」
さっきとは一転、少し突き放す感じでそう言い放つ。
「え、何で?
バレー、好きなんじゃないの?」
「え…?」
いきなりの日向からのひと言に
柚奈が困惑したのが分かった。
「小学校までは選手で中学からはマネージャーとか、好きじゃなきゃ出来ないじゃん!」
「…別に好きじゃないよ」
そう、小さな声でぽつりと溢した柚奈の顔には、
苦痛と悲しみが入り交じっていた。