つれづれ

ドラマ秘密 総括

2025/04/07 23:30
ドラマ語り
 ドラマ秘密、完結おめでとうございます🎊

 主要キャストと、話毎のゲスト主演俳優による原作シーンの再現力、本編だけでも漫画12巻に渡るストーリーを1クールドラマ仕様に収める構成力。
 今をときめく実写制作陣ならではの、ドラマ向けアレンジを見せていただきました。

 圧倒的&美的画力で描く凄惨な事件の数々と、純文学的ともいえる主人公同士の強い愛を繊細に描いた清水先生の原作。
 ドラマでもキャラや箱を原作に寄せ、内容は広く受け入れられるよう、ハードルを下げ噛み砕いて、暗く重くなりすぎず、馴染みよく共感を得やすくまとめられた努力は、よく伝わってきました。

 正直、原作ファンの自分としては、
 第九の創始者が薪さんじゃなく貝沼=猟奇殺人犯=MRI捜査を痴情暴露に使用というのがどうしても受け付けなくて。
 原作の一話目にあたるドラマ三話から観始めました😂

 原作では、社会情勢や政治色、犯罪や倫理観も踏まえたMRI捜査が紐解く 複雑で呑み込み難い部分を、青薪二人のキャラと、捜査への熱量、互いを結ぶ絆と深い感情の強い吸引力、いわば 青薪パワーが読み手を否応なく物語の中に巻き込んでいってくれます。

 一方のドラマは、その 複雑で呑み込み難い部分をなくした分、主要キャラの人間関係を複雑にしたようで😂
 なぜか薪さんが鈴木に恋してるような匂わせと、それに食いつく貝沼の狂気を最終回まで引っ張る。おまけに青木と雪子の恋愛描写も改変する勢いで力を入れたり。
 それによって、事件の混沌のなかでストーリーを一貫して引っ張ってくれる肝心の 青薪パワーがぼやけ、混在して無理くり繋げられる改変部分と原作部分の方向やテイストの違いに振り回されて、少なくとも私は終始迷子状態でした🌀

 でも文句を言うつもりはありません。
実写ならではの良さは、しっかり享受できましたので。

 三次元の動きや息遣い、鼓動、温度感、涙……二次元では想像で補うしかないリアリティを、実写映像の圧倒的な情報量で浴びれたことは、至福の極みでした。
 さらにはキャストさんたちのルックスやパーソナリティを原作に極力寄せてくれたことで、部分的なシーンの完成度には拍手喝采しかないです。

 たぶん、この実写映像を体感するために、私はドラマ秘密に出会ったのでしょう。
 これが見られた引き換えに、原作と比べて全体ストーリーがどうとかいう話はここでは棚上げしましょう。

7話の「俺が行きます」
8話の医務室での抱擁
10話の葬儀での青薪対峙

どれも素晴らしい実写再現でした👏👏👏👏

 ここに11話の「薪さんが好きです」のシーンも入れたかったんですが、そこまでの流れの改変(瀧本に憑依する貝沼、場違いな3s写真など)に気が散って、集中できなかったのが残念の極みです😭

 ちなみに、ドラマで割愛・改変された原作のコア要素は、他でもない原作者の清水先生が、タイムリーに「特別編」「コラボMV」「ダ・ヴィンチ対談」において本当の世界観を示してくださったので、救われています✨️
 やはり清水先生は神!!
 この導きと支えには、感謝と敬愛余りあります。

 そういう意味でも、今回はドラマと原作の連携がとれている、と言ってよいのでしょうね。

 おかげさまでドラマ秘密、三話からですが、十分に楽しませていただきました。

 こちらのブログのうるさい呟きにお付き合いくださった方にも、心よりお礼申し上げます🙇

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