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策士、策に微笑む。
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「オレ、あんまり得意じゃないから梳かすだけ」
ブラシ無いけどね、と笑う秀くん。
手櫛で私の髪を梳かしていく。
指が髪に通って下へ、また髪に通って下へ…それを繰り返す。
ーーーーなんだか、撫でられてるみたい…
ゆったりとした気持ちの良いリズム。
ーーーーうーん、眠たくなってくるね…。
そう思ったのも束の間。
秀くんの手が、急に止まってしまった。
「ん?」
どうしたの?と振り返ろうとした時、
後ろから腕がまわり抱きしめられた。
サイドに残していた秀くんの髪が、
サラリと音を立てて顔の横を通り過ぎていく。
「しゅ、秀くんっ!?!?」
「しーっ」
慌てふためく私を他所に、
秀くんは人差し指を、口元にあてて余裕の構えだ。
「幽助が起きちゃうから、しーっ」
ニコニコと楽しそうな秀くん。
ーーーーそ、そんな事言われましてもっ!!
しかし、確かに今この状態を人に見られるのも恥ずかしい。
言われた通り、静かにしてみる。
ドキドキと、心音がうるさいけれど、
なんだか妙に落ち着くのは何故だろう…。
秀くんの体温。
甘いバラの香り。
細いけれど、程よく筋肉のついた腕。
今日は、いったい何なのだろう。
幽助は寝ちゃって全然頼りにならないし、
だけどそのおかげで秀くんの髪を触れて
髪も梳いてもらえて…
ーーーー今日は、いい日だ…
なんて感動していると
耳に何かが触れた。
ちゅ、と音がして、離れる何か。
ーーーーもしかして…ちゅうされた…!?
ブラシ無いけどね、と笑う秀くん。
手櫛で私の髪を梳かしていく。
指が髪に通って下へ、また髪に通って下へ…それを繰り返す。
ーーーーなんだか、撫でられてるみたい…
ゆったりとした気持ちの良いリズム。
ーーーーうーん、眠たくなってくるね…。
そう思ったのも束の間。
秀くんの手が、急に止まってしまった。
「ん?」
どうしたの?と振り返ろうとした時、
後ろから腕がまわり抱きしめられた。
サイドに残していた秀くんの髪が、
サラリと音を立てて顔の横を通り過ぎていく。
「しゅ、秀くんっ!?!?」
「しーっ」
慌てふためく私を他所に、
秀くんは人差し指を、口元にあてて余裕の構えだ。
「幽助が起きちゃうから、しーっ」
ニコニコと楽しそうな秀くん。
ーーーーそ、そんな事言われましてもっ!!
しかし、確かに今この状態を人に見られるのも恥ずかしい。
言われた通り、静かにしてみる。
ドキドキと、心音がうるさいけれど、
なんだか妙に落ち着くのは何故だろう…。
秀くんの体温。
甘いバラの香り。
細いけれど、程よく筋肉のついた腕。
今日は、いったい何なのだろう。
幽助は寝ちゃって全然頼りにならないし、
だけどそのおかげで秀くんの髪を触れて
髪も梳いてもらえて…
ーーーー今日は、いい日だ…
なんて感動していると
耳に何かが触れた。
ちゅ、と音がして、離れる何か。
ーーーーもしかして…ちゅうされた…!?