Story of episode 77.5

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なつが切島の元へ行くと、切島は体が壁に埋まっていた。

『切島君!怪我は…』
切島「怪我はねえ!……けどヤベェ抜けねえ、助けてくれ!」
『うんっ』

なつは切島の腕が壁から取れるように、引っ張った。

爆豪は連続で攻撃を繰り出している。

爆豪「オラッ!」
「うっ…」

そしてヴィランも爆豪に攻撃する。

「ふんぬっ!おらあっ!」

ヴィランからの攻撃は、爆破で全て避けていた。
そして隙を見て爆発で軌道を変え、ヴィランに攻撃を与えて吹き飛ばす。


轟は足からの氷結で素早く動きつつ、右手の氷結で相手を攻撃する。

ヴィラン「そらそらそら!」

ヴィランも素早く避けて氷結を丸く切り取っていた。

轟「!!あいつ、空間に穴を開けてんじゃねぇ!えぐってやがる!」
爆豪「そう言うことか…」

氷結に背中を打ちつけていたヴィランはまた立ち上がった。

爆豪「チッ……キリがねぇ…。
いつまでもテメェに!!構ってられねえんだよ!!!」

爆豪は爆発で回転しながらヴィランへと近寄る。

爆豪「ハウザーインパクト!!」

爆豪の手からは大爆発が繰り出された。
そしてハルクのようなヴィランは気絶し、個性が解除され飛ばされる。

ヴィラン「よくも…!!」
轟「爆豪!」

爆豪は間一髪避けるが、左袖が破れ、汗ごと弾かれた。

ヴィラン「チッ…あ?何だこりゃ。」
爆豪「俺の手の汗だよ。」
ヴィラン「!?」
爆豪「ニトロみてえなもんだ。」
轟「!!ふんっ…」

爆豪はニヤリと笑うと轟は気付き、左手から炎を繰り出した。

ヴィランが気づくも時すでに遅し。また大爆発が起こり、氷結で捕らえられ意識を失った。

切島「あの二人、やっぱすげえな…」
『うん、息ピッタリ…二人とも強いな…』
…私は、何もしてない……

2人はヴィランを拘束すると、こちらに駆け寄った。

爆豪「切島!」
轟「無事か?」
切島「う…動けねえ…助けてくれ……」
『ごめん、なかなか抜けなくて…』

切島はいまだ壁にすっぽりハマっている。

爆豪「アホかお前ら。個性解けば良いだけだろうが。」
切島「ああ、そっか…」

切島は個性を解くと、壁から体を離した。

切島「いやぁ、びっくりしたー。」
轟「とりあえず怪我がなくてよかった。」
『………』
切島「おう!おめえらもな!」
爆豪「ケッ。」
『…』

爆豪は振り向き3歩歩くと小さく、「あんがとよ」と呟いた。

切島「んだよ!らしくねぇ、気にすんな!」
爆豪「してねぇわ!」
『……』
轟「月下、どうかしたか?」
『えっ…あ、ううん。』
爆豪「どうせ、何もできてねえとか思ってんだろ。」
『っ…』
爆豪「アホか。なつは白眼と回復の為に体力残すのが得策だろうが。戦うのは、いざとなってからでいいんだよ。」
『うん、そうだよね…』

確かに爆豪の言う通りだ。
それでも浮かない顔をしていると、爆豪がなつの頭に手を置いた。

爆豪「んな辛気臭え顔してんじゃねえよ。」
『っ…』

なつが顔を上げると爆豪と目が合い、すぐに背中を向けられる。
すると轟が爆豪と同じようになつの頭に手を置いた。

轟「…」
『?焦凍?』
轟「…いや、こうしたらなつは安心すんのかと思った。」
爆豪「っ…!テメェ!なつから手を離せや!!」
轟「別になつは嫌がってないだろ。」
爆豪「嫌がってんだろうが!!」

爆豪が轟に怒鳴ると、轟は真面目になつを見る。

轟「嫌か?」
『ううん、嬉しいよ。ありがとう焦凍。』
轟「嫌じゃないってよ。」
爆豪「嫌がれやクソが!!!」
轟「なつ、ドレス姿も可愛いな。髪も上げてるんだな。似合ってる。」
爆豪「なっ…!!!」

轟はなつの頭に手を置いたまま、なつの目を見て言う。

『ありがとう…焦凍も、スーツ姿素敵だよ。』
轟「そうか…ありがとう。」
切島「おい、爆豪も言わねえと轟に先越されてんじゃねえか。」
爆豪「うっせー!テメェもいつまでそうしとんじゃ!」
『きゃっ…』

爆豪はなつの腕を引っ張った。
ヒールの為、バランスを崩し転けかけると爆豪に腰を支えられて倒れずに済む。

『ごめん勝己、ありが…!!』
爆豪「っ…!!」

見上げると爆豪の顔が間近にあり、なつは顔を真っ赤にして爆豪から放れた。

『ごっ、ごめんね!ありがと!』
爆豪「そんな靴履いてくんじゃねェよ!!」

なつは熱を覚ます為、パタパタと顔を仰いでいた。
爆豪も顔は見えないが、耳を赤くしている。

切島「(この動揺…)」
『は、ははは早く皆を追わなくちゃね!』
轟「よし。緑谷達を追うぞ。」
爆豪「命令すんな!」

4人は走り出した。

切島「轟、詳しく教えてくれ。」

切島がそう言った矢先、サイレンがなり警備マシンがたくさん現れてきた。

轟「やつら本気になったようだな。」
『早く上に行かなくちゃなのに…』

なつは個性で髪を伸ばし、警備マシンを大量に捕縛した。

轟「それ、期末試験でもしてたよな。」
『うん、B組の塩崎さん見て私もできるかなって…訓練してたんだ。』
切島「月下に負けられねえぜ。」
爆豪「なつ、無駄に体力消費すんじゃねえぞ。」
『そんな流暢な事、言ってられないでしょ。』

その後も、轟の氷結や爆豪の爆発で大量の警備マシンを処理し、切島も負け時と多くの警備マシンを倒していた。



─────


警備マシンを全部倒し、先へ進む時に轟から状況は説明をされた。

なにやらヴィランにセントラルタワーが占拠され、I・アイランドが乗っ取られたらしい。
そのシステムを復旧する為にも、皆で最上階に向かっている。との事だった。


『みんな、こっち!』
切島「えっ、けど階段はこっち…」
『うん、けど出久君達はあっちに居るの!何か考えがあるのかも…』
轟「とにかく向かうぞ。」
爆豪「命令すんじゃねェ!」


なつ達が風力発電システムに到達すると、ちょうど警報マシンが麗日に飛び交い、爆豪はそれを爆発させた。

麗日「ハッ…」
緑谷「ハッ…かっちゃん!」

そしてなつの髪と轟の氷結で警備マシンは止められ、なつ・轟・切島も走ってきた。

麗日「なつちゃん!轟君切島君!」
轟「怪我はねえか麗日!」
麗日「うん、平気。デク君とメリッサさんが今、最上階に向かってる。」
『うん、見えてた…』
轟「ここでこいつらを足止めするぞ!」
爆豪「俺に命令すんじゃねえ!」
切島「でもコンビネーションは、良いんだよなぁ!」
『息ピッタリだしね!』
爆豪「誰が!!」

なつは髪、轟は氷結、爆豪は爆発、切島は硬化でマシンを破壊していく。


緑谷「ありがとう!みんな!うわぁっ!」

緑谷がそう言った時、強風が吹き、緑谷とメリッサは風に吹き飛ばされた。

麗日「デク君!メリッサさん!」
轟「爆豪!プロペラを緑谷に向けろ!!」
爆豪「だから命令すんじゃねえ!!」

爆豪がプロペラの片側を破壊し、緑谷にプロペラを向けるとそこに轟は炎で熱風を当てた。

『熱風!』
切島「すげえ!」
緑谷「(轟君、炎をつかって…ありがとう!)」

轟の左半身のスーツは熱で破れている。

メリッサ「デク君!壁にぶつかる!!」
緑谷「くっ…(もう、出し惜しみしてる場合じゃない…!)しっかり捕まって!」
メリッサ「はい!」
緑谷「ワン・フォー・オールフルカウル!デトロイト…スマッシュ!!!」

緑谷は壁を破壊し、中に入った。

麗日「タワーに入った!解除っ。」
『よしっ、私たちも早く片付けて、二人に合流しよう!』

なつたちは向かってくるマシンと戦った。



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